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CFDトレードの魅力

前準備、エントリー、決済トレード手順の三つのプロセス|CFDトレードの魅力◉テクニカルトレーダーhana

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テクニカルトレーダーhana氏プロフィール
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CFD、FXが主戦場の専業トレーダー兼Fincsアドバイザー。hana塾で累計2000人以上の【自分の頭で考える】トレーダーを育成。鋭いテクニカル分析・分かりやすい指導に定評がある。日々、完全初心者でも根拠のあるトレードができるような情報を発信中。

 前回はCFD取引(一つの証券口座で株価指数、コモディティ、株式、債券など多種多様な銘柄を手軽に少額の証拠金で取引できる取引)とFX取引共通で使えるトレードの主な三つの手法である順張り、逆張り、ブレイクアウトトレードのそれぞれの特徴およびやり方について解説しました。今回はトレードの手順について前準備、エントリー、決済の3つのプロセスに分解して解説していきます。

 さて、皆さんはどんなときにトレードしていますでしょうか。兼業トレーダーの方であれば中々トレードする時間が取れず、休憩時間に気の向くままに適当にトレードしてしまっていませんでしょうか。残念ながらトレードというのは適当にやって勝てるような簡単な世界ではありません。仕事と同じで、トレードする際にはしっかりと準備をして計画を立てることが大切です。基本的に専業トレーダーでも兼業トレーダーでも、やること、やるべきことは同じです。コツコツと正しいトレードをするためのプロセスを説明します。

※hanaプレミアムはグローバルリンクアドバイザーズ株式会社(近畿財務局長(金商)第68号)によるサービスです。
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【1】前準備

Hana塾流〜トレード手順

 保有ポジションとトレード対象のチャートを確認するところから一日が始まります。トレード対象銘柄に影響するニュースを確認しましょう。Bloombergでは日本語で分かりやすく一通りの必要なニュースを確認できますので、毎日ニュースをチェックする習慣をつけましょう。そして、各国株指数(SP500・ナスダック・日経)・国債金利(米国10年債利回り)・市場のセンチメント(VIXやFear and Greed)・コモディティ(ゴールド)などの値動きを見ながら、どの資産に資金が流れているのか、それぞれの相関関係を把握することが何より大切です。これらの環境認識をしっかり終えてから、トレードすべき銘柄や戦略を考えていきます。

 これを聞いただけで、「あ、面倒くさいな」と思う方もいらっしゃると思います。最初はこれらの確認作業に1時間ほどかかってしまうかもしれませんが必ず行ってください。継続していくとこれらの作業が苦ではなくなり、10分もあればトレードの準備が整うようになります。

【2】エントリー

 次に準備段階で得た情報を基に、いつどこでエントリー(ロングorショート)するかを決めていきます。トレードというのは確率論であり、この世界には絶対(100%)というものはありません。「期待値が高い」ところで正しいであろう行動を、「コツコツ繰り返し」複利で資産を増やしていくゲームです。

 トレードで犯してしまう失敗の多くは、根拠もないところで引き付けず、「期待値が低い」ところでエントリーしてしまうことが原因です。期待値は勝率とリスクリワードによって決まりますが、勝率はエントリーして決済するまでなかなか読めるものではありません。初心者の方ほど、まずはリスクリワードが良いところを探すところから練習してみてください。「勝とう、儲けよう」と思ってうまくいく世界ではありません。「できるだけ損を抑えよう」という心構えがトータルの収支をプラスにしてくれます。

 しっかりと週足、日足、4時間足のトレンドの方向性、リズムと勢いを感じながら、どの波をどのタイミングでどう取りにいくのが、勝率もリスクリワードも良いのかを考えながらトレードしていきましょう。

【3】決済

2024年3月21日のナスダックのチャート、逆指値の位置はペンギンのアイコン
トレンドライン上抜けでエントリーし、直近高値手前で利確することでリスクリワード1:2を達成。トレンドラインを上抜けてもトレンドの勢いが想定より鈍かったり下がってきたりしたら即撤退。根拠を持ってトレードして逃げ足を速くすることがコツです(2024年3月21日のナスダックのチャート、逆指値の位置はペンギンのアイコン)。

 最後に決済について説明します。トレードを始めたばかりのころに損が膨らんでしまって、損切りできないという失敗をしたことはありませんか? トレードにおいて一番やってはいけないことの一つですよね。

 まず、このようなトレードにしないために、エントリーする時点で、損切りする場所を必ず決めましょう。損切りする場所には必ず逆指値を置きます。それがリスク管理の第一歩です。損切りするのは、以下2点です。

①エントリーした時点で設定した逆指値に引っかかったとき
②エントリー時点で想定していた値動きにならなかったとき

 損切りは決して悪いことではありません。損小利大トレードのため、将来利益を得るために必要な行為なので、躊躇なく損切りできるようになりましょう。そして、利確に関してはトレールストップ注文や指値注文などを使って狙った値幅を達成したときに実行します。

 これらの前準備➡︎エントリー➡︎決済の一連のプロセスが一つのトレードです。毎回のトレードをおろそかにせず、必ず各トレードの良かった点や悪かった点を振り返って次のトレードに繋げていきましょう。

 最近私は新しいトレード手法を考案中です。ぜひ一緒に学びたいという方を募集しています。X(旧Twitter)などでも、外国為替の記事を見たよ!と気軽にお声がけいただけると嬉しいです♪ それではまたお会いしましょう。

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