裁量トレードとも、システムトレードやEA運用ともまた違う、独特の世界観を持つリピート系自動売買。今回は実資金で複数のリピート系自動売買を運用する『外国為替』の鹿内編集長による、これまでの長い編集者生活で学んだリピート系自動売買に関する知識や考え方を、一気に吐き出す長編コラムをお届けします。
本文◉鹿内武蔵
売買戦略が明確。隠されている部分なし
『外国為替』編集長の鹿内です。今号(vol.16)の第二特集はリピート系自動売買がテーマ。編集部で一番このジャンルに詳しいのは間違いなく私ということで、勢いのまま語らせていただこうと思います。
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まず、FXという世界におけるリピート系自動売買の位置付けについて。トレードのスタイルは、裁量取引(手動)と自動売買に大きく分けられ、リピート系自動売買はもちろん後者に含まれます。また、自動売買といってもいくつかのジャンルがありますが、ここでは「①手法が公開されている」「②手法が公開されていない」で大別します。リピート系自動売買は①に属しており、投資家はどういう条件で売買が発生するかを完全に把握できます。②には、MT4やMT5のEAの大半が属します。EAは売買手法自体が商品であり、コピーや模倣されないように内容がブラックボックス化しているのが普通です。
それではリピート系自動売買とはどういう手法なのか。各サービスに多少の差異はあるものの、「相場の一定範囲に、新規建て→利益確定を何度でも繰り返す注文を複数仕掛け、その範囲内の価格変動から繰り返し利益確定を狙う自動売買」と定義されます。
100円で新規買いし、100円10銭で利益確定されたあと、もう一度100円に戻るとまた買うわけですから、この価格帯を上下動するだけ利益が蓄積されていきます。つまり、リピート系自動売買は、相場の一定範囲の往復から利益を生み出すコンセプトであり、レンジ相場を得意としていることが分かります。

売買はFX会社内のサーバーで行われる
もう一つ、EAと違う点があります。EAはローカル環境で稼働するMT4やMT5上で売買をします。つまり、家のパソコンをつけっぱなしにするか、VPSと呼ばれるインターネット上の仮想パソコン上で動かす必要があります。VPSは有料サービスですし、自宅のパソコンを常時稼働するためにも電気代がかかりますから、EAは稼働するだけでコストが発生するといえます。
対して、国内のリピート系自動売買は、FX会社固有のサービスとして提供されています。売買はFX会社のサーバー内で行われますから、投資家側は何かをつけっぱなしにする必要はないというわけです。
また、EAは基本的に有料販売されていますが、FX会社のリピート系自動売買は無料で利用できます。ただし、自動売買をするためのコストをFX会社に支払っているケースがほとんであることも覚えておきましょう。
同じ自動売買でもEAと比べるとかなり違う
EA(MT4、MT5)
●売買ロジックは基本的にブラックボックスで分からない
●損切りが搭載されているのが普通
●VPSか自宅PCでの常時稼働が必要
●EAファイルはほぼ有料販売
リピート系自動売買
●売買条件は明確
●損切りはできるだけしない
●FX会社のサーバー内で売買が自動実行される
●利用は無料。ただし手数料がかかることが多い
自動的に売買する点と、プロなど他者と同じ運用を自分の口座でも簡単に再現できる点以外は、相違点が多いことが分かります。
裁量やEAと違う独特の勝利条件
FXに限らず、何をやるにしても「勝ちの条件」は定めておいたほうが良いです。ここまで達成したらOKという基準が明確なほうが、何かと取り組みやすいです。FXの裁量トレードやほとんどのEAの場合、勝ちの条件は分かりやすいです。入金額以上に口座資金が増えていれば、それは勝ちの状態です。
ただリピート系自動売買は、もうちょっと難しいです。なぜなら、どれだけ優秀な運用だろうと、一定の含み損を常に抱え続ける構造だからです。裁量トレードで損失が出ているポジションを放置するいわゆる塩漬けは御法度。でも、リピート系自動売買は、それが常態です。よって私が考えるリピート系自動売買の勝ち条件は、「それまでに確定した利益が、その運用で想定される最大の含み損金額を超えた場合」と考えます。
このあとにも解説しますが、リピート系自動売買は事前にレンジを想定すると戦略を立てやすいです。そして想定レンジ内に価格がある場合の、最大含み損は計算することができます。つまり、「価格が想定レンジ内にある場合の最悪のケース」の含み損が分かります。利益確定を繰り返して、蓄積された利益がその最大含み損を超えていれば、その運用をいつやめてもプラス収支、つまり勝ちの状態と考えます。もちろん想定しているレンジを突き抜けた場合には、運用ストップを検討する必要がありますが。
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攻めと守りのリピート、その違いと長所短所
リピート系自動売買には、ピンポイントの相場予測は必要ありません。●円まで上がるから買い、●円から下がり始めるから売りのような、精度が高いトレードができる必要はありません。というか、そういうトレードをしたいなら、自動売買ではなく裁量トレードを選択するべきです。
私はリピート系自動売買には、守りのスタイルと攻めのスタイルがあると思っています。攻守の差は、どれくらいの精度で相場を分析し、追従するかにあります。守りのスタイルは、目先の上げ下げは予想せず、長期的に価格変動する範囲をおおむね想定できていればOKです。先述した勝ちの定義も、このスタイルを念頭に置いています。
守りのリピート系のメリットは、まず設定が簡単であること。例えば、豪ドルNZドルの想定レンジを1.0~1.2とすれば、よほどのことがない限り、この範囲から価格が逸脱することはなく、長期間リピート系自動売買を継続できます。つまりメンテナンス頻度が低く、設定自体も簡単です。
デメリットは、長く使える広いレンジを狙うほど大量の資金が必要になり、リターン率も低くなる点です。あくまで目安ですが、前述の豪ドルNZドル1.0~1.2を対象としたリピート系自動売買なら、最低でも100万円程度の資金は必要で、口座が吹き飛ばないような余裕を持った資金管理なら、想定年間リターンは5~10%程度になります。なお、このスタイルでは、損切りは基本的にしません。よほどのことでは損切りが発生しないような資金管理、通貨ペア選びが重要です。
対して攻めのスタイルでは、もっと相場観を重視して、狭い範囲に機動的にリピート系自動売買を仕掛けていきます。例えば、ドル円の140円~150円の範囲に大量に買いの注文を仕掛けて、相場の上げ下げに対して高回転させて一気に利益を得ることを狙うような。こういった積極的に攻める運用のメリットは、もちろん大きなリターンが望めることです。
ただしそれと引き換えに、精度が高い相場分析が必要で、そもそも相場観が外れたらだいたい負けること、そして必ず損切りをする局面があることを受け入れなければいけません。ただし、損切りするからこそ、守りほどたくさんの資金を用意しなくても良いともいえます。
攻めと守りの使い分けは、もちろんその人の技量や余剰時間、資金によって変わります。私個人の意見としては、守りのスタイル、つまり資金が必要で利回りも控えめだけど、損切りはほぼ起きず、長期間放置できる運用のほうがリピート系自動売買らしいと思います。相場観があったり、相場に張り付けるなら、まずは裁量トレードで大成することを目指したほうが良いのではないでしょうか。
同じリピート系でも攻守で考え方は違う
守りのリピート
●トレンドが出づらく、上下の価格変動幅が狭い通貨ペア向き
●目先の上げ下げを予想しない
●長期間放置できる設定を目指す
●利回りは控えめ
●損切りは基本的にしない
●ハーフ戦略に向いている
攻めのリピ-ト
●レンジ通貨ペアでも、トレンド通貨ペアでも実行可能
●目先のトレンドに乗っていく
●損切りは必要に応じて実行
●適宜戦略を見直す
●守り以上の利回りを目指す
●ハーフ戦略は向いていない
●株価指数や暗号資産向き
トレンドが出にくい豪ドルNZドル
リピート系自動売買では、通貨ペア選びが非常に重要で、なおかつこの部分はすでに解説した守り、そして攻めのスタイルとも密接に関係します。守りに適しているのは、もちろんトレンドが出にくい通貨ペアです。できるだけ止めずに動かし続けるためには、10年など長期間滞在した範囲に、注文を仕掛けることになります。この範囲が狭い(値幅が狭い)ほど、同じ証拠金でも注文を多く敷き詰められて、利益確定回数が増えます。
ところで、トレンドが出づらい通貨ペアの条件とは何でしょうか。それは、ペアを構成する二つの通貨が、似たような動きをすることです。ドル円という通貨ペアなら、ドルと円が同じタイミングで、同じように買われたり売られたりしたら、ドル円に明確な方向感が出づらくなります(なお、ドル円は方向感が出やすい通貨ペアです)。
今号(vol.16)に掲載されているインヴァスト証券様のタイアップ記事(インヴァスト証券「トライオートFX」選ぶ・作る・動かす、そして結果を出す!国内屈指のリピート系自動売買攻略の土台を一気に構築する超大型特集)にて、その条件が詳しく解説されていますが、その代表格といえば豪ドルNZドルです。同じオセアニアの通貨を組み合わせたペアで、どちらも資源国という位置付け。さらに相互に経済依存もあり、どちらか片方が長期的にもう片方より値上がり、あるいは値下がりし続ける展開になりづらいです。
なお、10年ほど前は豪ドル円がその典型のようにいわれていましたが、世界的なインフレにあって日本円だけが利上げせず(できず)、円だけ弱い状態が続くことで、その地位を後進に譲りました。

典型的なレンジ通貨ペアとして有名な、豪ドルNZドルの月足チャート。同じオセアニア地域の通貨を組み合わせたペアなので、トレンドが出づらいことに定評があります。この10年間のチャートを見ても、1500pipsほどの値幅に収まっていて、方向感に乏しいことが一目瞭然です。また、過去に一度も下回ったことがない1.0という極めて強力なサポートラインがあるため、戦略が立てやすい点も見逃せません。なお、私鹿内も、豪ドルNZドルのリピート系自動売買では、しっかりとプラス収支になっています。
失敗を認められないと攻めリピートはできない
それなら逆に、攻めに適している通貨ペアというと…原則的にはないと思っています。なぜなら豪ドルNZドルのようなレンジ通貨ペアであっても、短い時間軸、狭い値幅を狙う攻めの運用は可能だからです。
逆に、二つの通貨ペアに強弱が生まれやすいドル円などほとんどの円絡み通貨ペア、ユーロドル、ポンドドルなどは、上下のレンジ幅が広く、頻繁にトレンドが生まれるため、守りの運用には不向き。必然的に攻めの運用以外に選択肢がありません。
また、ビットコインなどの暗号資産、日経平均やNASDAQなどの株価指数は、長期的には上昇していく可能性が高いため、想定レンジを突き抜けやすく、放置して同じ設定を動かし続けることは難しいです。
攻めのリピート系自動売買を成功させるポイントは、裁量トレードと同じく、するべきときにしっかり損切りをすることです。「すべての運用で勝とうとしない」ことは非常に重要です。攻めの運用の目的は、短期的に大きく稼ぐことを目指すこと。それと引き換えに、狙いが相場と乖離したらおとなしく引き下がる柔軟性も必要で、この点では裁量トレードと同じです。
その場の頑張りで有利になることはない
裁量トレードで利益率を高めたかったら、「できるだけ深い位置で反発を狙う」「トレンドに乗って利食い幅を伸ばす」「優位性が低い場面でのエントリーを見送る」など、いくつものアプローチが考えられます。
しかしこれがリピート系自動売買となると、できることは圧倒的に限られます。この自動売買は、注文が仕掛けられている範囲での価格変動で発生する利益確定を、何度も繰り返すというコンセプトです。投資家が能動的にできることはなく、目先のトレンドを取ったり、損切りを回避したりするようなテクニックはありません。自動売買とはそもそもそういうものです。
よって、リピート系自動売買でたくさんの利益を得ようとしたら、「①注文本数を増やす」「②注文あたりのロット数を増やす」の2つしか方法はありません。
これらは利益確定回数や、確定利益額を増やす効果がありますが、同様に相場逆行時のリスクも拡大します。買いの運用をしているときに下落した場合、①も②も含み損拡大に直結します。つまりリピート系自動売買においては、リターンとリスクは常にトレードオフの関係にあるといえます。

損切りせず済めば爆益ゲットの可能性も…
一度触れていますが、リピート系自動売買は、常に含み損がある状態での戦いになります。ここが裁量トレードとも、EA運用とも決定的に違う点で、それらではけっこうよろしくないこととされる「塩漬け」が通常モードです。利益確定は一定の値幅で行うのに対し、損切りはしない、あるいはかなり広い値幅でやむなくするのが普通なので、常に含み損があるポジションを抱え続けることになります。
しかしこういった含み損ポジションは、将来的に利益になる存在です。ある程度含み損ポジションを抱えていないと、狙う方向への値動きが起きてもまとまった利益確定が発生しません。
この特性と関連しますが、リピート系自動売買はスロースタートな運用だと感じます。ある程度の含み損ポジションを貯め、それらを一気に利益確定できる状態になるのに、数か月から一年ほどかかる感覚があります。それまでは、トータル収支がマイナス圏に沈んでいることも珍しくありません。
守りのスタイルはこの傾向が強いため、目先の利益や損失に一喜一憂しないスタンスでないと続けられないと思います。最低でも五年は続けるつもりで、自動売買を組みましょう。
それともう一つ、損切りについてのポイントを。特に攻めのスタイルの場合、狙いと相場が大きく逆行したら含み損が加速度的に膨らんでいきますから、損切りの決断が必要になります。
しかし、そういった大きくやられている局面からの反転は、リピート系自動売買がもっとも利益を蓄積できる展開でもあります。特に顕著なのが●●ショックなどと呼ばれる暴落(あるいは暴騰)からのV字(逆V字)回復で、口座が破綻しなければ普段の何倍もの利益確定が発生します。私も2025年4月の大きな「いってこい」の動きで、たくさんの利益確定に恵まれ、口座が一気にプラス転換した記憶があります。
リピート系自動売買を長く運用しているインフルエンサーの方も、「大相場で数か月~半年分の利益をまとめて得ることが、運用全体の平均年率を押し上げる」とおっしゃっていました。
また、ショック相場発生などでボラティリティが高まれば、それだけで利益確定回数が増えます。リピート系自動売買の利益=約定回数ですから、相場が上下に暴れるほど、次の注文にヒットしやすくなります。ボラティリティは栄養というわけですね。
ただこれらは、すべてV字や逆V字の展開をしのいだ場合です。とても印象に残っていることがあって、情報収集のためいろいろなFXブログを回遊していたとき、ある方が書いているリピート系自動売買の運用日記を見つけました。しかしそのブログは、2018年の年末で更新が途絶えています。そう、2019年正月のアップルショックによる乱高下で、おそらく口座が飛んでしまったのではないかと推測されます。
急落、急騰は生死の分かれ目にして絶好機

上のチャートは、2019年お正月に発生したアップルショック時のドル円日足。年末からすでに下降トレンドで、年明けに買方が踏ん張りきれず総崩れし、大きく下げるも数時間で反転、長い下ヒゲを伸ばして上昇トレンドに転じました。この動きがあったのが早朝で、多くの方が起床後に衝撃を受けたはず。買い運用でこういった値動きを耐え切れれば、大量の利益確定が実現します。もちろん耐え切れなければ、口座は破綻しますが。
FXの特性を生かした守りリピートのコンセプト
そもそもリピート系自動売買は、FXの特性を生かしたトレード手法と感じています。FXの通貨ペアの価格は、二つの経済的大国(あるいは地域)のパワーバランスを表すものです。アメリカと日本、ユーロとポンドのように。これらのどれかが圧倒的に没落することは考えづらいため、長い目で見れば元の価格に戻ってくる可能性が高いと解釈されます。
つまりレンジ相場がベーシックな状態であるため、いずれ戻ってくるなら、含み損があっても損切りせずに持ち続けながら、利益確定を積み重ねていこうという思考です。少なくとも守りのリピート系自動売買は、この思想が土台にあるからこそ、想定レンジを広めに取りながら長く同じ設定で運用しようとします。
逆に、明確に流れがある銘柄では、攻めの運用以外に選択肢がないのはすでに解説した通り。株価指数、暗号資産などは想定レンジが上に移動していきますから、守りのリピートはやりづらいです。また、最近の値動きを見ていると、日本円だけ単独安の様相を呈しており、円絡みの通貨ペアの守りの運用は難しそうです。
このあと考察するハーフ系の戦略に関連して、2021年までの想定レンジに基づいて、円絡みの通貨ペアを売り戦略で動かしていたリピート系運用者の多くは、大きな含み損を抱え、人によっては運用を停止するか、強制ロスカットで口座が崩壊しました(私も損切りして大きく負けました)。
ロシアがウクライナに侵攻して以降、世界的なインフレが進み、それに対応するために各国が利上げをしました。しかし円だけが、唯一利上げをしませんでした。そのため、円に絡んだ通貨ペアは強いトレンドが出始めましたから、守りのスタイルは事実上不可能になったと、サクッと切り替えられるセンスが私にはなかったと思っています。
なぜハーフ戦略が美味しいのかを知る
より実践的な内容にシフトしていきます。多くのリピート系自動売買において、ハーフと呼ばれる戦略が多く採用されています。想定レンジに対して、下半分に買い、上半分に売りを入れる戦略で、守りのリピート系自動売買で有効です。
なぜこの戦略が採用されやすいかというと、一番の理由は証拠金が半分かそれ未満になることです。多くのFX会社では両建てMAX方式が採用されており、同一通貨ペアで保有しているポジション、入っている新規指値や逆指値の注文に対して、どちらか多い方だけが有効になります。この説明だと分かりづらいので、実例を出すと、ドル円の買いで1万通貨、売りで2万通貨を保有している場合、売りのほうが多いので、必要な証拠金は2万通貨の分だけ。買いと売りが同じポジション量なら、どちらか一方だけの証拠金が必要=半分の証拠金で済むというわけです。
ハーフだと、想定レンジに対して買いと売りの注文が同数入るため、この時点で証拠金は半分になります。さらに、構造上買いと売りを両方持つことはなく、保有するのはどちらか片方だけになります。保有ポジションの量も少なくなりやすく、この部分でも運用に必要な証拠金が減ります。証拠金が減ると何が起きるかというと、減った分だけポジションを保有できるため、運用の利益率が大きくアップします。こういった背景があるため、多くのFX会社がハーフ推しになるわけです。
ハーフじゃないほうが良いパターンもあるんです

ただし、相場の世界でフリーランチはありません。リターンがあれば、必ずなんらかのリスクがともないます。ハーフの場合、まず上下両方に含み損が拡大するリスクがあります。上がりすぎても、下がりすぎても、想定レンジを突き抜ける可能性があります。これが買いなら下だけ、売りなら上だけにそのリスクがあります。
また、支払いスワップの問題も無視できません。主要なFX会社は店頭取引の形態で、スワップポイントもFX会社側の収入源になっています。ほとんどのFX会社では、同じ通貨ペアでも、受け取りより支払いのほうがスワップ金額が大きくなっているため、支払いスワップが利益確定額を圧迫して、総合的な収益を悪化させるケースが発生します。
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こういったリスクから、明確に相場観がある場合は、あえてハーフにせずに、買いか売りどちらかに絞る戦略も有効です。買いなら最終的に想定レンジを上に抜ければ、確実にプラス収支で運用をクローズできます。売りなら逆で、下がりきったところで運用を締めくくれます。もちろんこのときの売買は、スワップポイントが受け取りになる方向が望ましいです。
私もリピート系自動売買を長く運用していて、意外にも支払いスワップにより口座残高がじわじわ削られることのストレスを実感しています。トータルでプラスになっていたとしても、毎日の支払いは精神的ダメージとなって、運用へのモチベーションを削ぎかねません。
みんなでやろうリピート系自動売買
繰り返しますが、リピート系自動売買は、売買戦略が完全にクリアにされています。そして、高度な知識や分析技術を持った上級者たちが、自分の戦略や運用結果をブログなどで公開しています。つまり、彼らと完全に同じ設定で運用すれば、結果も完全に同じになるということです。
アイネット証券様のタイアップ記事(7年半でプラス1,300万円!ループイフダンを極めた男の「守り×攻め」のFX自動売買術〜年間利益率30%を超える設定&資金管理とは!?〜
)で紹介している通り、為替研究所のYukiさんは大きな利益を出した設定を公開しています。またインヴァスト証券様では、優位性が高いと考えられる設定が多数公開されており、選ぶだけですぐにスタートできます。
こういった素晴らしい設定をそのまま運用するのはもちろん有効です。しかしもう一段階上のレベルを目指すためには、そもそもの設定の背景を理解し、なぜそう設定したかを理解すると良いでしょう。
リピート系自動売買に限らず、EAでも、そして裁量トレードでも、自分で考えた手法や設定を運用することが最強です。投資家本人の性格、資金や生活スタイル、そして相場観が反映されているものですから、長く無理なく続けやすいです。また自分で設計したやり方だからこそ、アレンジや運用停止に対しても合理的な判断ができるはずです。
最後に、私が運用しているリピート系自動売買の現在の成績を晒します。インヴァスト証券様のトライオートFXに関しては、タイアップ記事(インヴァスト証券「トライオートFX」選ぶ・作る・動かす、そして結果を出す!国内屈指のリピート系自動売買攻略の土台を一気に構築する超大型特集)をご覧ください。
まずはトラリピ(マネースクエア)。豪ドルNZドル、ユーロポンド、米ドルカナダドル、そしてノックセック。少額資金で定番の通貨ペアを運用、ロスカット位置はマネースクエア公式設定と同じ水準に置いています。
もう一つは、GPT-Trade。価格が安いため少額で回せるライトコインで、利食い1回で30円を儲けるという、やっていて面白い運用となっています。


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