コインで儲けたい場合、グレードは重要な要素の一つです。グレードと価格の関係を見ると、どのグレードを狙うべきかが見えてきます。今回の調査対象のコインは、米国のリバティーヘッド(20ドル、1904年発行)です(図1)。
[グレード]コインの品質を示す指標。米国の鑑定会社などでは1から70までの数字で示している。70が最上位。

ある程度のグレードで価格が急に跳ね上がる

図2のグラフを見ると、グレードと価格は正比例の関係でないことがわかります。64くらいまでほぼ横ばいで推移し、66付近から急激に上昇しています。直線的でない理由は、自分でコインを買う場面を想像してみると分かりやすいです。傷だらけのコインはたくさん現存しており、ピカピカのコインはわずかしかありません。コレクション用でも投資目的でも、ピカピカで希少価値が高いほうが欲しいでしょう。これが価格に反映されています。
このコインの最上位グレードは67で、当記事執筆時点で現存枚数は3枚のみ。その一方、鑑定済みの枚数は24万枚を超えており、桁違いの多さです。高品質のコインを手に入れたい人が多く、最上位グレード付近では価格が跳ね上がります。また、昔のコインは再生産できず、仮に再生産してもそれは現在の技術で作られた別物です。当時発行されたコインの枚数は増えることがなく、むしろ火事などの事故で減る一方です。時間が経過すれば自動的に希少性が増すので、高グレードのコインの入手は難しくなる一方です。入手が難しければ、価格は上昇しやすくなります。
その一方、グレードが低い鑑定済みコインは20万枚以上もあって、ありふれています。希少性が乏しいコインにお金を出したい人は多くないでしょうから、価格はそこそこですし、価格の上昇幅も限定的です。
グレードの高低によって異なる存在価値がある

図3のグラフは、グレードを60までに限定して価格との関係を示したものです。右肩上がりですが、なだらかです。グレード10のコインはあまりにボロボロで、60ではとてもきれいです。それでも、価格差は10%もありません。投資で儲けたい場合、希少性の高いコインを狙うと良さそうです。
では、グレードの低いコインの存在価値は何でしょうか。グレードが低くても、当時流通した本物のコインです。グレードが低いので、さらに傷が少々ついても価格の下落はわずかです。そこで、グレードが高いコインは丁寧に扱い、そこそこのコインはスラブ(コインケース)に入れずに直接触って感触を確かめる、そういう楽しみ方ができます。

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