まずは先月の振り返りです。
9月も荒れる動きで始まりましたが2週目も油断ならない動きが多かったのではないでしょうか。日経平均は持ち直すも急落する場面も多く、メジャーSQの前日には急騰していましたが当日にはセオリーどおりに下げていました。
35000円台を割ることはなかったものの37000円台は重く見える感じ。どちらかに抜ければ勢いが出そうではありますが…。
ドル円は円買いがずっと継続となるも緩急も非常に強く、ドル円レートは荒い動きが続きます。143円台から140円台まで下落するも再び143円台へスグに戻していました。そこから週末には安値を割り込み相変わらず振り回されたトレーダーは多いでしょう。
いずれにせよ年初来安値を更新するほどの下げとなり、年足で陰線をつける有様に!
今年も20円以上の円安で上昇し続けてましたが、162円台目前から全て戻し上昇はなかったことになり完全に振り出しに戻されました!まだまだ下げていくのか!?なんとか陽線をつけて終わるのか!?
9月12日(木)21:15「ECB政策金利&声明発表」では、コンセンサス通りの利下げを発表し、ラガルドECB総裁は「2025年にはインフレ目標である2%まで低下の見通し」「景気や経済については下振れ方向」「今後の利下げについてはデータ次第であり特定の道筋は確約しない」としました。
ユーロドルは1.12台からは重く1.10台は底堅いような感じで政策金利発表まではジリジリ下げていましたが、政策金利発表後は再び上昇。高値圏内ではありますがレンジっぽい感じはまだまだ続きそうです。
1週間の通貨強弱を分析すると、ユーロとポンドはほとんど動いておらず円高ドル安が乱高下しながらも継続していたのが分かります。流れは変わっていません。
9月第3週となる9月16日(月)からの注目すべき材料などは以下のとおりです。
■9月16日(月)
日本休場・中国連休休場
21:30~米国NY連銀製造業景気指数
■9月17日(火)
中国連休休場
21:30~米国小売り売上高
■9月18日(水)
15:00~英国消費者物価指数CPI・生産者物価指数PPI・小売物価指数RPI
21:30~米国住宅着工件数
27:00~米国政策金利&声明発表FOMC/FRB
27:30~パウエルFRB議長定例記者会見
■9月19日(木)
20:00~BOE英中銀政策金利&声明発表
21:30~米国新規失業保険申請件数
23:00~米国中古住宅販売件数
■9月20日(金)
ゴト日・米国メジャーSQ
8:30~日本消費者物価指数CPI
時間未定~BOJ日銀金融政策決定会合
15:30~植田日銀総裁定例記者会見
今週予定の英国・米国・日本の政策金利の発表は変わらず超重要指標となっています!
※9月アノマリーの記事もあわせて参考にして下さい。
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