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1秒の優位性 秒スキャ成功者、はんさん氏への独占インタビュー実現!「フルレバ以外の選択肢はない」

FX秒スキャ成功者、はんさん氏への独占インタビュー実現!「フルレバ以外の選択肢はない」

ゴールデンウェイ・ジャパン

FXの秒スキャルパーとして、丁寧かつ精力的な情報発信を続けるはんさんへのインタビューが実現しました。現在のスタイルに到達するまでのストーリーは一見の価値あり。検証への考え方は、あらゆるFX手法に共通する普遍的な解を多分に含んでいると思われます。

聞き手◉鹿内武蔵/本文◉北原拓実

はんさん氏プロフィール
はんさん氏プロフィール

国内大手証券会社に就職後、相場の世界で生きていくと決意して2年半で退職。専業トレーダーとして生きているうちに他のことがやりたくなり、webメディアの運営・企画の会社を立ち上げて運営するも、2020年5月にgoogleのアルゴリズム変更の影響を受けて会社の規模を縮小。苦境を打開するためにFXへ舞い戻った。証拠金25万円からスキャルピングを始めて1年4か月でFX収益2500万円、2年8か月で収益1億円を達成。

※FX雑誌『外国為替』vol.17(2025年12月22日発売)より転載 最新号の目次・お知らせはこちら

トレイダーズ証券

勝っている人を参考にして大きく稼げるようになった

―スキャルパーのはんさんにトレードで勝つための秘訣をいろいろお聞きしたいと思います。まずは、どんなきっかけでFXを始められたのかを教えてください。

はんさん 大学を卒業して、証券会社に就職しました。大学時代に株式投資をやっていたことが証券業界に入るきっかけでした。ただ、証券会社に入社はしたんですけど、ずっと勤めるつもりはなく、将来的になにか自分でやりたいなとずっと思っていました。

 証券会社に入っていろいろと経験して知識を得る中で、会社を辞めたら投資や投機をやってみたいなと思い、入社して2年半で会社を辞めました。証券会社は給料が良いはずだったんですけど、入社した時期が悪かったのもあって、そんなにお金も貯められなかったです。

―証券会社はやはり給料が良いんですね。いつくらいに会社を辞められたんですか?

はんさん 入社したのが2007年で、ちょうどリーマンショックの1年後の2009年の秋くらいに退職しました。入社していきなり大手投資銀行のベアスターンズが破綻して、翌年にリーマンショックが起き、あてにしていたボーナスが全然出なかったんです。それで、大してお金を貯められないまま会社を辞めました。そんなにお金がない状態でできるのはFXしかないなというのが始めたきっかけです。

 最初はCFDだったんですけど、2010年くらいから為替をやるようになりました。最初はもちろん負けたんですよね。一緒に会社を辞めた友達がいて、その友達とルームシェアをして、二人で机を並べてトレードしていたんですよ。二人とも無職の状態でトレードだけして、毎月貯金を削りながらトレードする状態でした。

 それでなかなか勝てなくて、「これマジでヤバいな」と考える日々でした(笑)。それから1年くらいでそれなりに勝てるようになってきたんです。ただ、今とは違って資金を爆発的に増やすみたいな感じではなかったんですよ。

―当初はどんどん増やしていく感じではなかったと。

はんさん その当時の投資スタイルはスキャルピングではなかったんです。今よりもスパンの長いトレードをしていました。収益自体は右肩上がりではあったものの、スパンが長い分ドローダウンもそれなりに発生するため、「勝てるけど精神的に辛いな」という状態だったんです。ただ、それなりに生活もできていたので、FX以外にもなにかやろうと思って会社を作ったんですよ。

―投資塾みたいな、投資に関係ある会社を作ろうとしたんですか?

はんさん 投資には全く関係ない業種です。当時はアフィリエイトが流行っていたので、アフィリエイトサイトを量産し、報酬を得るという形でした。今とは状況が違っているんですけど、当時はすごく順調で、かなりの報酬が入ってくるようになったんですよ。そこからお金を使っていろんなことをしようと思ってFXから離れました。それが2015年くらいです。

 そんな状況が数年続いたんですけど、そのうちにアフィリエイトサイトで検索エンジンの上位表示ができなくなり、上場企業などの大手も参入してきました。私の会社は社員が10人もいないような会社だったので対抗できるわけもなく、売り上げも落ちていきました。

 打開策としていろんなことをやったんですけど、どれもうまくいきませんでした。それでどうしようとなり、やっぱり為替だなとなってFXの世界に戻ってきました。

―一周回ってFXという感じですね。

はんさん 勝てていた経験もあったから、またやればいいやとずっと思っていたんですよ。会社が落ち込んでいくときも「最後はFXをやればいいや」みたいなノリでした。それで2020年ぐらいからまたFXを再開しました。ただ、2010年ごろと同じような感じでやったら、あまり勝てなかったです。

―時代によって相場が違うんですかね。

はんさん 私の感覚的に2010年代の初めとは値動きも全く違いました。大負けはしないんですけど、とても生活していける感じじゃなかったです。それでもずっと頑張るしかなかったので、続けていました。

 そのうちに秒スキャで勝っているすごい人がいると耳にし、ジュンFXさんの配信を見るようになりました。配信を見ていると、「これは勝っている本物の人」だと思い、ジュンFXさんと同じように秒スキャをやろうと思いました。それが2021年10月ぐらいです。そして、2022年3月から円安の超大相場が始まり、他のトレーダーも利益を出していると聞いて、これはついていかないといけないと思っていました。

 ただ、2022年3月後半ぐらいから短いトレードで勝てるようになってきたんですけど、そこからなぜか失敗したんですよね。ナンピンをするみたいな、よく分かんないトレードをして負けるみたいに迷走していました。当時は30万円くらいから1億円にした人とかもいたんですけど、そういう人たちを尻目に僕だけ全然ブレイクできていなくて、これどうしようみたいな状態だったんです。

 それから2022年の9月にFXコレクティブに参加して、ジュンFXさんに自分のやっている短いトレードの考え方について質問をしたら肯定され、それをきっかけに大きく勝てるようになりました。きっかけを与えてくださったジュンFXさんには感謝してもしきれないです。

―その第1回コレクティブは、僕も参加しました。

はんさん ただ、一から手法を教えてもらったのではなく、あくまでも短いスキャルピングについて自分の中で構築したイメージをジュンFXさんにぶつけたという感じです。それでジュンFXさんに「そのイメージでええと思います」と言われ、これで合っているんだと自信を持ち、迷いを一掃できたのが大きかったです。

―自分の考え方に確信を持ったという感じですね。ちなみに、はんさんはFXを始めてからはどのような勉強をされていましたか?

はんさん FX自体はもともと知っていたので、勉強はそんなにしていないですね。ただ、海外の名著と呼ばれている投資本はいっぱい読みましたよ。有名なところだと『デイトレード』や『ゾーン』、『マーケットの魔術師』みたいな、トレーダーなら誰でも知っているような本は一通り読みましたね。証券会社に勤務していたときにマーケットに関しては知識がついていたので、基礎の基礎みたいな本はほとんど読んでいません。

[editor’s note]もはや伝説となった2022年9月17日

損切りできるのならフルレバで取引すべき

―はんさんのトレードについて教えていただきたいと思います。まずは、売買の考え方を教えてください。

はんさん 基本的には順張りで、ブレイク狙いです。ブレイク前のポイントでエントリーするか、価格がラインにタッチしたタイミングでエントリーするか、ラインを少しブレイクしたらエントリーするかの3パターンです。

―その3つにはどんな違いがあるんですか?

はんさん 雰囲気ですね。私はスキャルピングトレーダーの中でも特に損切りが早いほうのトレーダーだと思っていて、平均損切り幅は1.0pips未満です。厳密に計算すると1.0pips〜1.1pipsぐらいだと思うんですけど、期間によっては1.0pips以下であることが多いです。損切り幅が狭い理由は、エントリーした瞬間に逆に行かれるのは困るからなんですよ。 極端な話、逆行しなければどこでエントリーしても良いんです。

 エントリーしたら逆行しなさそうなのはどこかなという考え方で、それがタイミングによって違うんですよね。ラインの手前で揉み合うパターンもあるし、ライン上で揉み合う場合もあれば、いったんブレイクしたけど戻っていく場合もあります。一番良くないのは入った瞬間に逆に行くことなので、エントリーした瞬間に逆に行かなそうだなというところを狙います。ただ、エントリー後に逆行しなさそうという部分に何らかの根拠があるのかといわれると、特にありません。

―全て雰囲気で判断しているということですか?

はんさん 全て雰囲気です。ただ、傾向は見ていて、ラインで止まらなくて一気にブレイクしていくなとか、ブレイクしてから入ったほうが良いなとかがあるので、タイミングによってエントリーポイントを変えています。逆行したら困るので、とにかく入った瞬間に逆行しなさそうなところを狙うというのが前提です。

 よく「何pipsで損切りするんですか?」と聞かれますが、値幅や割合で損切りを判断してはいません。自分の思惑と違う動きをしたら、すぐに損切りするみたいな感じです。そのやり方が完全な正解だとは思っていませんが、勝っているのでいいのかなと。

―その考え方に至ったのは、何回も検証して自分なりに一番腑に落ちる形だったからですか?

はんさん そうですね。本当に検証を地道にやりました。画面を録画して自分のエントリーポイントを振り返るのはもちろん、エントリーできなかったけど値幅が大きく伸びたところを「ここはこんな風に伸びるんだ」「こういうパターンで伸びていくんだ」「こういう値動きの後に伸びやすそうだな」というように見返していました。

[editor’s note]3種類の順張り秒スキャエントリーポイント

―録画して振り返るのは重要ということですね。

はんさん とても大切だと思います。長い時間足でのトレードだったらチャートで振り返れますが、短いトレードだと動画じゃないと分からないです。特に、秒スキャは1分未満の動きが重要ですけど、1分未満の値動きは速すぎて動画じゃないと分からないんです。

[editor’s note]秒スキャは動画でないと検証ができない理由

―本当に秒の世界ですね。損切りや資金管理みたいな部分はスキャルピングとデイトレード以上の長いトレードでは全く異なると思いますが、そのあたりはどのように考えていますか?

はんさん スキャルピングでは、資金の何パーセントで損切りみたいなのは意味がありません。例えば、今ドル円が150円くらいだとして、証拠金6万円ぐらいで1万通貨を取引できますよね。それで、仮に1万通貨でエントリーして、1pipsで損切りするとしたら損失は100円です。6万円のうち100円だと全資金の0.2%くらいで、1%にも届いていないので、ほとんど痛みはありません。フルレバレッジでも一回の損切り資金の1%もいかないので、失敗しても平気なんです。だからこそフルレバレッジでいくべきだと私は思いますね。

 よく書籍だと、資金の2%以内で損切り幅やロット数を決めましょうみたいなことが書かれています。確かに、デイトレードのような少し長めのトレードだと、値幅を取るために待つ必要があるので、その理屈は分かります。でも、スキャルピングは数pipsですぐに損切りするので、資金の何パーセントで損切りなどをするという考え方は必要ありません。仮に、資金が600万円であれば、100万通貨で取引するべきだと思います。もちろん逆行したらすぐに損切りできることが前提です。含み損に耐えたりする人はダメです。

 例えば、買いエントリーしたらいったん下落し、それから反発上昇していくみたいなことはよくありますよね。その一時的な下げに耐える人はいっぱいいると思います。それを否定する気はなく、むしろその方法もありだと思うんですけど、一時的な下げに耐える人がフルレバレッジで取引するのはダメです。下げが深い場合もあるので、フルレバレッジだと深かった時点で終わりです。

[editor’s note]なぜ秒スキャでフルレバ以外ありえないのか

―資金管理の考え方が違うのは教えていただきましたが、勝率に対する考え方はどうですか?

はんさん 全部勝つつもりで行きますが、全部勝てるという前提ではやってないですね。スキャルピングもデイトレードもスイングトレードでも負けるつもりでエントリーする人はいないと思うので、その部分は変わらないと思います。

―勝率の考え方にはそんなに差がないと、スキャルピングとデイトレードの大きな違いはやはり資金管理ですね。

はんさん 最初は1000通貨でもいいですけど、ある程度の期間やって勝てるようになることが重要で、勝てるようになったらフルパワーでいくべきです。一番は、勝てるようになるというのが大事ですね。ちゃんと損切りできるようにして、増やしていくということです。含み損に耐えるトレードをせずに、ある程度コンスタントに勝てるようになったら、今度は覚悟を決めてフルパワーでいく。

 僕も最初は1000通貨単位でロットを増やしていました。証拠金25万円の状態から、3か月で大体300万円近く増やすまでは本当に1000通貨単位でロットを増やしていたんです。それは使った証券会社が1000通貨単位だったっていうのもあるし、レバレッジをかけられる法人口座だったからできたという面もあります。

[editor’s note]編集長鹿内が今回の取材時に実際の口座画面を見せてもらいました

地道に検証を続けることがトレードを上達させる近道

―手法をブラッシュアップする場合に必要だと思うことを教えてください。

はんさん 振り返る習慣だと思います。私はブログをやっているんですけど、そのブログに今でも毎日振り返りを書いていて、日記みたいにしています。非公開にすると自分しか読めないので、自分専用のトレード日記として、今でも読み返すことはあります。

 ただ、トレード日誌を必ずつけたほうが良いかといわれると、完全に人によると思っています。私はそのときのトレードを鮮明に覚えていないので、ブログや動画で記録しています。何月の何時何分の何秒にどのような根拠でエントリーしていたのか、相場がどのように動いていたのかを覚えていられる人は、記録する必要はないと思います。

 あとは、アウトプットも大事だと思います。誰かに発信したり、日記という形でアウトプットするときは一回は必ず情報を伝えやすい形に整理するので、自分の中で不明瞭になっている部分を整理できる点は大きなメリットがあると思います。

―記録とアウトプットが重要ということですね。ちなみに、はんさんはブログや動画をやっていますが、ものすごくクオリティが高いです。そこまでされる原動力はどのあたりにあるんですか?

はんさん 記事を書くとか、綺麗なブログを作るみたいなコンテンツ作成が好きなんです。編集とかも自分でやっています。ただ、情報だけを発信するのであれば、凝った編集をする必要はないので、最近は分け始めました。毎日のトレード配信みたいな、ルーティンとして動画を出すのであれば、ちゃんと作りたいと思います。

 ビジネスとしてアフィリエイトブログをやっていたときもクオリティで攻めていたんですよ。キーワードを詰め込むとか、被リンクするみたいな、当時流行していたSEOの手法じゃなかったんです。そういうのを全くやらなかったから駆逐されずに多少は生き残れたんだと思います。小規模でやっているのに大手に駆逐されなかったサイトは、私たちのサイトぐらいなんじゃないかなっていうぐらいに。その経験があるので、作るんだったら適当には作りたくないという気持ちになります。

 あとは、やり始めると途切れさせたくないんです。一回でも更新を止めたら続かなくなる気がするんですよね。昔から一回やり始めてルーティン化して習慣化するのは得意なんですよね。やらないと気持ち悪い状態になるので、それがトレードにも生きているんだと思いますね。

[editor’s note]圧倒的クオリティの情報発信は必見!

―継続できる性格だからこそ検証も徹底的にやれたんだと思います。

はんさん 検証も死ぬほどやりました。勝つためにやっているので、絶対に必要なことだと思ったらやりきらないと意味がないですよね。ただ、意味のないことを無限に続ける可能性もあるので、逆に悪い方向に出ちゃうときもありますね。 検証もそうですが、必要だけどやりきれない人も多い気がしますが、結局は勝ちたいのであればやるしかないですね。トレードは100パーセント勝てるわけではなく、私も10連敗とかするときもあるんですけど、今までの積み重ねがあるから続けられる面はあると思います。

―継続は力なりと。今回のはんさんの話を聞いてスキャルピングを始めたいと思う人は多いと思いますが、どう勉強すればいいのでしょうか?

はんさん 自分のトレードを録画し、気がついたことはメモか何かに残して、トレード後に振り返ることが大切です。チャート画面を録ればエントリーや値動きを録画できます。私は、エントリーを躊躇したところに印をつけ、もしエントリーしていたらどうなったのかもチェックしていました。勉強というと本を読むとかもありますが、自分のトレードを振り返るのが一番良いと思います。

 とはいえ、「じゃあスキャルピングはどうやってトレードすればいいの?」という話もあると思うので、私のYouTubeを見ていただければと(笑)。アーカイブにはメンバー限定の動画も多いですが、トレード配信もしているので、どのようなトレードをしているのかが分かると思います。

 私以外であれば、ジュンFXさんのYouTubeと本で十分じゃないかなと思います。ジュンFXさんは動画だけでなく、ライブ配信にも力を入れていて、アーカイブでは過去の配信を見られるのでとても勉強になります。これがトレードの答えみたいなすごいことを言っている場面もあります。ただ、答えが分かるまでには量を見る必要があるので、その部分では大変ですね。スキャルピングであれば、情報自体はネットにいくつもあるので、自分で調べ上げて、死ぬほど検証と実践を繰り返せばどうにかなると思います。

 あとは、相場環境もあります。これは運次第なので私たちの力ではどうにもなりませんが、その時の相場に合わせたやり方があると思うので、その時々に合ったやり方を見つけるために、録画して振り返るとか、そういう地道なことをしていく必要があるのではないでしょうか。

―ありがとうございます。最後に、『外国為替』読者に向けてメッセージをお願いします。

はんさん 地道に検証などを行い、自分のトレードと向き合うことが大切です。あとは、周りに影響されすぎても良くないと思います。参考にする人を間違えると、遠回りしてしまいます。ゴールは絶対にお金を増やすことなので、そこを外してはいけません。例えば、1回で100pips取れるトレードがあるとしても、 FXは100pips取るのが目標ではないですよね。100pipsを取るために10pipsの損切りを20回やっていたらむしろマイナスです。

 SNSだと「1回のトレードで大きく儲けた」「10連勝した」というような派手なトレードをした人が目立ちますが、そこは重要ではありません。利益を出し続けるためには、自分のトレードをちゃんと確立できているかが重要です。

インタビュー実施日◎2025年11月15日

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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