今年はここまで地政学リスクが席巻する状況が続いています。昨年は「米国関税問題」がマーケットを揺らす材料になっていました。毎年、必ず何かしら大きな材料が出ていますが、今年はどうなるのでしょうか?! この記事では“材料”に影響を与えるかもしれない「5月のアノマリー」について解説していきます。
ゴールデンウィークの”罠”に要注意
5月といえば、相場の世界では昔から「転換の月」として知られています。その最大の理由が【取引量の激減=薄商い】です。
日本はゴールデンウィークに突入し、中国・欧州各国も大型連休が重なるこの時期は、マーケット全体の参加者が一気に減少します。薄商いの相場ほど怖いものはありません。ちょっとしたニュースや大口の仕掛け1つで、普段では考えられないほど大きく動かされるリスクがあります。
ゴールデンウィークで時間ができた個人投資家の方が積極的にトレードするケースも増えるでしょうが、まさにその隙を海外勢に狙われやすいタイミングでもあります。連休中こそいつも以上に慎重な姿勢を心がけてほしいです。
ドル円は「中旬」が要警戒ゾーン
ドル円に関していえば、5月中旬前後に高値・安値をつけやすく、そこからガラッと方向が変わるケースが過去に繰り返されています。連休明けの値動きとその後の流れには、例年以上の注意が必要です。
米株の格言「Sell in May」も忘れずに
株式市場には有名な格言があります。5月に関するものでは「Sell in May(5月に売れ)」が有名でしょう。4月のアノマリーでも触れましたが、この格言は今も軽視できません。株も為替も同時に動きやすいこの時期は、ポジション管理には例年以上の細心さが求められます。
「スワップ爆弾」に気をつけろ
もう一つ、初心者が見落としがちなリスクを紹介しましょう。金利上昇局面の年は特に気をつけたいのですが、4月下旬に1日分のスワップが大量に付与される「スワップ集中日」です。年によっては通常の4〜8倍ものスワップが一晩で付くことがあり、これを目当てにドル円を安易にロングしたり、ユーロドルを売り持ちにして持ち越す初心者が毎年後を絶ちません。
ポジションが一方向に偏れば偏るほどFX相場は危険になります。スワップの旨味に引き寄せられた「偏ったポジション」こそ、ゴールデンウィーク中に海外勢が狙う格好の標的となっています。甘い話には必ずリスクが潜んでいることを注意してください。
連休は「休む」も相場の選択肢。焦らず、慌てず、生き残ることを最優先にしましょう。
主要通貨ペアの過去16年間5月データ
ドル円(USD/JPY):平均変動率 約453pips

ドル円はココ3年以上ずっと平均値をしっかり上回ってきましたが、低下気味になりつつあります。
ユーロドル(EUR/USD):平均変動率 約529pips

2026年に入ってもレンジ相場が続き、ボラティリティも限定的です。
ボラの高さは「儲かる」に直結しがちですが、「大損」になるリスクを意識した方がよいでしょう。資金管理と危機管理がFXでは大事なので是非、参考にしてみてください。
ゴールデンウィーク期間中は「円高」になりやすいとされていますが、実際にその通りで昨年2025年は陽線だったものの、それまでは7年連続陰線を付けています。直近16年間のデータを見ても「陰線」が11回で「円高」傾向にあるといえます。今年もそうなるのか注目してみましょう。

5月相場の始まりゴールデンウィークの週は「日本・米国・英国・カナダ・欧州の金融政策決定会合」が集結しています。これだけでもしっかり動く可能性は大きいですよね! この記事で取り上げたアノマリー通りになるかどうか、意識しながら相場を注視してみてください。
※アノマリー使用上のご注意
毎月できるだけ「アノマリーシリーズ」は解説していきたいと思っています。アノマリーは「絶対に儲かる魔法」ではありません。しかし「危険な時期を知り、資産を守るための盾」としては非常に優秀です。あながちバカにできない相場の癖」を味方につけ、ご自身の大切な資産を守るために参考にしていただきたいです。






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