「相場の福の神」の企業訪問＆グルメ日記◉藤本誠之
お勧めの優良企業と絶品ランチを紹介
初めまして、相場の福の神こと藤本誠之（ふじもとのぶゆき）です。今回から始まる新連載なので、まずは自己紹介を。私は株式アナリストで、成長して株価が大きく上昇しそうな銘柄を個人投資家に紹介する仕事をしています。上昇銘柄を探し出すためには、実際に上場企業に訪問し、経営トップである社長にじっくりと会社のビジネスモデル、成長戦略を伺う取材が重要です。企業の発表資料やWebページからでは分からないさまざまな情報が手に入るからです。
昨年で458回、今年も10月末現在で345回の企業訪問を行っています。現在、上場企業は3800社程度ですが、既に1000社以上の企業に取材しており、「日本一、上場企業の社長に会っている株式アナリスト」と自負しています。
また、私は食べることが大好きで、企業訪問の際のランチではグルメ検索サイトの「Retty」を活用。スマホでアプリを立ち上げ、「人気店」「営業中」というワードで検索して、行くお店を決めています。
この連載では、日記風に上場企業とランチの情報を紹介していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
11月18日(金) 10時00分「ジムで筋トレ」
毎週、金曜日の午前中はプライベートジムに行って、イケメンのお兄さんと一緒に筋トレを行っています。バーベルを肩に担いで膝の曲げ伸ばしをするバーベルスクワットを70㎏10回×3セットなど、ハードにしごかれました。
11時30分「綿半ホールディングス訪問」
四谷にある綿半ホールディングス（3199 東証プライム）にラジオ出演の事前取材で訪問。綿半ホールディングスは、1598年に長野県飯田市で綿屋として創業し、時代の流れに合わせて事業を変えながら生き残ってきた企業です。長野県を地盤に、ホームセンターの小売業と建設業を2本柱としています。
ホームセンターに付随して、生鮮商品を扱う食品スーパー併設の店舗もあり、地域のさまざまな需要を取り込んでいます。建設業においては、工場を稼働させながら屋根を再構築する鉄骨加工に強みを持っています。米国の大学でMBAを取得して自ら起業もされた後、同社に入社した野原勇社長が率いており、今後も地域に根差した安定成長が期待できます。
なお、同社株100株保有で2000円相当の長野県産コシヒカリ5㎏、りんごジュース、お茶などがもらえる株主優待があります。
12時30分「四谷『嘉賓』でランチ」
四谷でのランチは、嘉賓が定番です。どのメニューも気になるのですが、ここにくると毎回ランチセットの2番「カキソース和えソバと海老入りお粥（850円）」を頼んでしまいます。カキソース和えソバは基本麺のみで、ネギとショウガのみじん切りが申し訳程度に入っており、これがめっちゃうまくて絶品。ダウンタウンの松本人志、作家の開高健や俳優の中尾彬など多くの文化人・著名人も魅了されているそうです。
セットの海老入りお粥も優しい味で、ほっこりするおいしさです。途中で自家製食べるラー油を少し入れると、スパイシーで刺激のある味に変化し、二つの味が楽しめます。
FX雑誌「外国為替」vol.10
発売：2024年4月22日（月）
定価：980円（本体891円）
