先週の重要イベントです。
■3月19日(水)
【日銀金融政策決定会合】
政策金利を予想通りに据え置きと発表した。
【米国FOMC/FRB】
同日の深夜に米国も予想通りの政策金利を据え置きと発表した。
コンセンサス通りでも大きな反応がもう少しあると思いましたが市場はさほど動くことはなく、比較的おとなしい動きとなりました。方向感が急激に変わることもなく“微妙”とも言えます。
続く翌日3月20日(木)のSNBスイス中銀は政策金利を予想通りに引き下げ。BOE英国中銀は予想通りに据え置きとし、サプライズはなく市場の反応もややスイスフラン・ポンド売りで反応した程度です。

ドル円は先週の下落から切り返した上昇の流れを持続させ150円台に乗せるも急落。再び下落が強まるかと思われましたが148円台はギリギリ割れず底堅い感じで何度も上昇を試みる展開。149円台後半にも届かず上値も重くなり始め単なる乱高下で前週後半は終了しました。

1週間の通貨強弱では、円安で始まるも中盤からは切り返し円の買戻しとなっています。ユーロもポンドも大きな変化はない感じですが、米ドルは方向感も強弱も微妙な感じでした。ハッキリと円高ドル安になりかけては持続せずに失速しており悩ましい状況と言えます。

そんな中GOLDだけは非常に強く3000ドル台をキープするほどに! “強さ衰えず”という感じです。逆相関となりやすい米ドルを抑え込んでいる要因になっている可能性は少なからずあるでしょう。
3月最後の週となる3月24日(月)からの注目すべき材料などは次のとおりです。
■3月24日(月)
17:15~仏PMI速報値
17:30~独PMI速報値
18:00~EU PMI速報値
18:30~英PMI速報値
22:45~米PMI速報値
■3月25日(火)ゴト日
23:00~米新築住宅販売件数
■3月26日(水)
16:00~英消費者物価指数CPI・生産者物価指数PPI・小売物価指数RPI
■3月27日(木)
21:30~米新規失業保険申請件数
23:00~米中古住宅販売成約指数
■3月28日(金)
21:30~米個人所得・支出・PCEデフレーター
ぜひ参考にしてください!
※3月アノマリーも参考にしてください。