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【FX為替相場見通し・日銀金融政策】はっきりせず再び円安を加速させた!

【FX為替相場見通し・日銀金融政策】はっきりせず再び円安を加速させた!

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まずは先週の振り返りです。
6月の2週目も重要な材料が多い週でした。
米国のインフレ指標・政策金利発表などの速報記事は前回の記事を参考にしてください。

米国消費者物価指数CPI、FOMC/FRB政策金利&声明発表明けとなる6月13日(木)21:30~、米国生産者物価指数PPIの結果は以下のとおり。

■米国生産者物価指数PPI
予想:+2.5%
結果:+2.2%

CPI同様に良い結果となり、市場は再びドル売りでしっかり反応しました。
しかし、動きもCPIと同じで長続きはせず全て戻しています。

今週最後の重要指標となる【日銀金融政策決定会合】と【植田日銀総裁の定例記者会見】。

政策金利を予想通りの据え置きとし、国債買い入れを減額する方針を示すものの、何か大きな変化をもたらす内容かといわれると「相変わらずだな」というのが世界中の投資家の心象ではないかと思います。

現にそのとおり、市場は円安で反応。ドル円レートは再び158円台をしっかりと上抜け。円安を加速させており、この程度では“止められない”ということでしょう!

158円前半を天井としてからはまた急落となり、上昇前まで全て戻す感じでした。

米ドル/円1時間足チャート

今週のドル円チャートを確認してみると、下にも上にも大きく抜けたように見えますが、冷静に分析すれば単に乱高下を繰り返しただけであり、その後は指標前のレンジに戻っています。

もちろん下がれば買いが(今のところ)正解なのでしょうが、利確ミスによる損失となっているトレーダーの方が圧倒的に多いように見えました。

通貨強弱チャート
※橙色:米ドルUSD 水色:円JPY 赤色:ユーロUER 緑色:ポンドGBP

1週間の通貨強弱からは、ドル買い・ドル売り・円売り・円買いは急激に発生したあとはほぼ戻しているのがわかります。同時に「ECB利下げ」からはジワジワとユーロが売られ気味に。

ユーロドルは久しぶりに1.07台を割り込み、激しい落ち方でありませんが、上昇は否定され始めた格好です。

利下げ問題だけではなく、中国への関税問題もファンダメンタルズ的には売られる要因になっているかもしれません。

ドル円は高値圏内での乱高下が続くのか!? ユーロドルは売り優勢が続くのか!? 来週からはメインとなる材料も出尽くし、少しでもやりやすい相場になると良いですね!

次週6月第3週目となる6月17日(月)からの注目すべき材料などは以下のとおりです。

■6月17日(月)
21:30~米国NY連銀製造業景気指数

■6月18日(火)
13:30~RBA豪州中銀政策金利&声明発表
21:30~米国小売売上高

■6月19日(水)米国休場
15:00~英国消費者物価指数CPI・生産者物価指数PPI・小売物価指数RPI

■6月20日(木)ゴト日
20:00~BOE英国中銀政策金利&声明発表
21:30~米国新規失業保険申請件数・住宅着工件数・フィラデリフィア連銀景況指数

■6月21日(金)米国メジャーSQ
16:15~仏PMI速報値
16:30~独PMI速報値
17:00~ユーロPMI速報値
17:30~英国PMI速報値
22:45~米国PMI速報値
23:00~米国中古住宅販売件数

などとなっております。参考にしてみてください!

※6月アノマリーの記事も参考にしてください。

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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