4月29日(月)週明け、日本祝日で休場となる東京時間に突然起きたのは、「為替介入」ではなく急激な円売りによる大暴騰でした!
1分足でも一瞬で158円台半ばから160円台を突破! コレによりまたもや円安を大幅に更新してしまいました。
160円台の天井をつけてからは断続的に急落を繰り返し155円台まで下落。一時的に止まったかと思えましたが、夕方には155円を割れ、5円以上の乖離となりました!
コレがSNSなどでも話題になりTVニュースでも「為替介入がついに来たか!?」と大騒ぎに。
しかし、神田財務官は「今は為替介入の有り無しについては申し上げることはない」とし、「介入したかどうかは申し上げないが、やる場合は24時間・365日いつでもできるように準備している」そして「5月末頃には介入実績を通例通り発表する」などとコメント。
現状では「為替介入」が実施されたかどうか憶測するしかない状況です。
ドル円は155円割れ~157円台前半まで激しく乱高下しましたが、夜は割と大人しくNY時間に入ってからは落ち着いた感じでした。
しかし、NY時間の深夜1時45分頃に三度目となる急落が断続的に発生! 値幅こそ150pipsほどですが突然の円買いだった感じです。
1日の流れは朝の急激な超円売りから円買いが何度も断続的に起きていた感じです! ドルストレートはほぼほぼ影響がない感じなのも円主体の相場だった証でしょう。
底も155円を割れたのは一度きりで155円台は底堅く割値も限定的のまま終わりそうです。
4月最終日となる4月30日(火)月末相場も5月に入っても何が起こるか分かりません!
トレーダーさんは本当に注意して行って下さい。
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