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運用総額2億円超え!!リピート系自動売買の達人鼎談「月間想定リターン1%がもたらす未来設計」[鈴×あっきん×サトウカズオ]

【本誌全文&ネット限定】運用総額2億円超え!!リピート系自動売買の達人鼎談「月間想定リターン1%がもたらす未来設計」[鈴×あっきん×サトウカズオ]

JFX株式会社

(編集部より)当記事は、外国為替vol.5に掲載しているリピート系自動売買特集の全文と雑誌未掲載部分(インタビュー記事の続き)です

雑誌「外国為替」vol.5は2023年6月21日より全国各地の書店およびネット書店で販売しています。今号は「チャート分析」「リピート系自動売買」の2大テーマでお届けしていきます。目次、見どころ、Amazonでの購入方法についてはこちら「外国為替 vol.5 発売のお知らせ」でご確認ください。

外国為替 vol.5 発売のお知らせ

一定の値幅に仕掛けた注文が繰り返し利益確定することで、コツコツとお金を増やすリピート系自動売買

上げ下げを読まない堅実なFX運用のアプローチとして、独自の経済圏を構築しているといっても過言ではありません。

今回は、この界隈をリードする三人の達人に、あらゆる角度からリピート系自動売買を語っていただきました。

IG証券

リピート系自動売買の達人プロフィール

鈴(すず)氏プロフィール

鈴氏のプロフィール画像
鈴(すず)

会社を辞めたくてFXを始めたが、2015年末からの半年で500万円の損失を計上。そこから必死に勉強してトラリピで生活費を稼げるようになり、2018年9月に退職してセミリタイアを実現。さらに、2021年6月に田舎でスローライフを開始。【書籍】黄金の卵を産むニワトリの育て方 FXトラリピ最強トレーダーの投資術

あっきん氏プロフィール

あっきん
あっきん

投資歴20年。公務員2年目のときに退職を意識し本気で資産運用を始め、11年後に長男の小学受験を機に思い切って退職。 現在は夫婦で子育てに力を注ぎつつ、トラリピを中心に資産運用している。また、トラリピの設定や運用実績をブログやインスタで発信中。【書籍】黄金の卵を産むニワトリの育て方 FXトラリピ最強トレーダーの投資術

サトウカズオ氏プロフィール

サトウカズオ氏プロフィール
サトウカズオ

専業ブロガー、投資家。会社を辞めたい一心でFXを始めたものの、リーマンショックで損失を計上して一旦退場。しかし再開して成功を収め、2019年7月に退職。現在はトライオートFXなどで自動売買をしつつスワップポイントも狙うスタイルを採用しており、8000万円を運用中。

リピート系自動売買が注目されてきている

─本日は、リピート系自動売買界隈で有名な鈴さん、サトウカズオさん、あっきんさんの3人に集まっていただきました。まずは、自己紹介をお願いいたします。

 2015年の28歳のときに自動売買を始めました。きっかけは「500円を積み重ねる」みたいな広告です。それを見て、コツコツと利益を積み重ねられるところに魅力を感じました。現在、運用しているリピート系自動売買は、マネースクエアのトラリピインヴァスト証券のトライオートETF、おてがるトレードの3種類です。

 メインはトラリピで、10種類の通貨ペアを回しています。ほったらかしで幅広いレンジに仕掛けるワイドレンジ戦略と、相場観を基に狭いレンジに仕掛けるナローレンジ戦略の2種類を運用しています。運用金額は全て合わせて1億円くらいです。リピート系自動売買以外だと、ユーロズロチのスワップ投資+手動トラリピをやっています。

サトウカズオ(以下、サトウ) 私はリーマンショックの前に裁量取引を始めました。資金300万円でドル円を取引したのですが、すぐにリーマンショックに遭い、2か月くらいでロスカットになりました。

 ロスカット後はFXから離れていたのですが、2014年の年末に書店を訪れた際に手にした雑誌に、iサイクル注文(現iサイクル2取引・外為オンライン)とトラッキングトレード(FXブロードネット)の記事が載っていて、それをきっかけにデモトレードを開始し、2015年春から実運用を始めました。

 その後2015年の夏くらいに、マネーパートナーズで連続予約注文が始まったので、そこから自動売買の運用数を増やしていきました。裁量取引でFXを始めたけど、自分には向いていなかったので、自動売買に舵を切ったという形です。

 現在はトラリピが1100万円、連続予約注文は代用有価証券サービスを利用しており、内訳は1700万円が株式、500万円が現金の合計2200万円。トライオートFXが1600万円、手動トラリピで2900万円、ループイフダンで800万円です。FX以外の投資は、トライオートETFと、おてがるトレードです。

 戦略は、基本的にリピート系自動売買はほったらかしがメインで、メンテナンスが極力必要ないようにしています。ただ、鈴さんやあっきんさんと比べると、レンジを狭くしてリスクを取っていると思います。リピート系自動売買以外だと、メキシコペソやハンガリーフォリント、ユーロズロチのような高金利通貨でスワップ投資もやっています。

あっきん リピート系自動売買を始めた時期は2015年です。書店に行った際に『トラリピの教科書』(扶桑社)という本があったので、面白そうだから読んだのがきっかけです。現在運用しているのはトラリピのみで、運用金額は法人口座で5000万円、コンサルタント口座で2000万円、個人口座で200万円です。

 戦略はユーロ円とカナダドル円の2通貨ペアのハーフ&ハーフです。FX以外では、ビットコインを少し持っている程度です。

マネースクエア

─皆さんはリピート系自動売買を長く運用していますが、現在の各FX会社のリピート系自動売買サービスの印象や、ユーザーについて思うところを教えてください。

サトウ 私はほとんどのリピート系自動売買に手を出しているのですが(笑)、全体的にユーザーは増加していて、預り証拠金も増えていると思います。直近では松井証券もリピート系自動売買を開始しましたし、業界全体としてもかなりパイは広がっている印象ですね。

 FX会社が公表している資料によるとユーザー数は増えてはいるようですが、実感としては分からないですね。投資界隈以外でトラリピなどのリピート系自動売買の話が通じる人が増えた感じはないです。

サトウ TwitterみたいなSNSだと投資関係の人たちが集まってくるので、投資界隈の中でもユーザーは増えていると思います。ただ、SNSは狭いので、リピート系自動売買を始める投資未経験者が増えているのかは分からないです。

─FXトレーダーの中でユーザーが増えているという感じですか?

サトウ 鈴さんやあっきんさんはSNSのフォロワー数がすごく多いので、それを考えたら注目度は上がっていると思います。裁量取引は「10万円を100万円にした」といっても、その人がすごいだけで再現性がないですよね。それに対して、リピート系自動売買は設定を真似すれば同じ結果になるので再現性があります。そのような魅力があるので、ユーザーが増えているのではないでしょうか。

 「トラリピと積立NISAのどっちが良いですか」みたいな質問が来たりするので、裾野は広がったかもしれないです。リピート系自動売買は積立NISAとは全く違うので、比較するべきものではないのですが、定期的にこういう質問が来ています。

─安定して資産を増やしていきたい層の選択肢の一つになりつつあるということですね。

サトウ 今までFX=ギャンブルというイメージが強かったですが、レバレッジやメンタルをしっかりとコントロールすれば、ちゃんとした投資になるという理解が広がってきたと思います。

 むしろ、FXと思われていないのかもしれないです。

あっきん 最近はInstagramで発信していますが、20~40代の女性でリピート系自動売買を始める人が増えていて、つみたてNISAではなくトラリピを選ぶ人もいます。「友達から聞いて始めました」という声をもらいますね。

─総合的に見ると裾野が広がっているのでしょうね。各社の機能や使いやすさという面で充実している感覚はありますか?

 みんな同じになってきたような感覚はあります。

サトウ だんだんと良くなっています。最初のころはできないことも多かったのですが、ユーザーの希望の声が反映されていき、各社の競争によって機能が増えています。最終的には横並びになるかもしれませんが、利用者にとっては機能面が充実して使いやすくなるので良いことですね。

 私も「Twitter映えやインスタ映えするように分かりやすくしてほしい」という要望を出したら、見栄えを良くしてくれたFX会社もあります。それに追従してくれる他のFX会社もあって、良い傾向だと思います。

─あっきんさんのファンは、マネースクエアの「成立カレンダー」を見ている人が多いですか?

あっきん 成立カレンダーを見て一喜一憂する人もいます。お金が増えているのが目に見えて分かるので、良い機能だと思います。

 全体的に機能面以外のサービスで選ぶようになってきた気がします。どこのFX会社でも同じような機能があるので、システムよりも運営元の方針や安心感、サービスの使いやすさで選択する人が多くなっているイメージです。

─5年前くらいは手数料で選んでいましたよね。

サトウ 昔は利用手数料が普通にかかっていましたし、私も以前はブログなどで手数料やスプレッド・スワップポイントを中心に訴求していました。最近はSNSの普及によって、使いやすさや見栄えを中心に訴求しています。

 初心者が増えているからですよね。

サトウ 初心者は「分かりやすい、使いやすい、見栄えが良い」で自動売買を選んでまずは使ってみて、そこからスプレッドの狭さやスワップポイントの高さで探すのが良いと思います。初心者と中・上級者で住み分けもできますし、裾野が広がって良いことだと思います。

SNSでの情報発信は自分のメリットにもなる

─皆さんはブログなどのSNSで情報発信をしていますが、その際に気をつけている部分を教えてください。

あっきん 仕組みを理解してもらうようにしています。特にリスクの部分ですね。どのくらい逆行したらロスカットになる設定なのかを、最初からしっかりと理解しておくことが大切です。含み損が増えて精神的に辛くなり「やらなければよかった」と思ってほしくないので、最初にリスクの部分は理解してもらうように努めています。

 私はあまり人に教えているという感覚はないですね。基本的に「こうやったら、こうなりました」というように、自分のやっていることを発信しているだけで、質問が来たら答えている感じです。能動的に説明するというよりは、やったことを初心者時代の自分でも分かるように発信しています。

─どんな質問が多いですか?

サトウ 設定に関することが多いです。ただ、ブログの内容をよく読まずに質問してくる人もいます。

 図や表は分かってもらえますが、文字の部分は読み飛ばされて質問されることが多いです。

サトウ ブログに書いてあることをコピペして返信したら納得してもらえることもあります(笑)。

 質問内容は結構バラバラで、あまり共通していないですね。

サトウ 自動売買の内容とか感想、使い勝手を聞いていただけるとうれしいですが、設定の仕方や使い方について聞かれることもあって、それはFX会社に聞いた方が早いですよとなります。

「同じ設定にして儲けました。ありがとうございます」みたいなメッセージはうれしいですが、そういうのは少ないです。どちらかというと、「損をしました」「含み損が膨らんでいます」という質問の方がよく来ます。

─その話を聞いて、情報発信や質問への応答は大変だと思いました。どのあたりに情報発信を続ける原動力があるのですか?

サトウ あっきんさんはフォロワー数がすごいですよね。

あっきん 最近だと、1日に30~50人とやり取りしています。質問以外だと「ありがとう」「利益が出ました」みたいな感謝が多いですね。それが原動力になっています。

 あっきんさんはDMで答えているんですか?

あっきん DMが一番多いですね。

 私は、質問への応答は自分の考えをまとめる時間だと思っています。答えがあるならすぐに返答できますし、返答に時間がかかるなら自分の中で考えがまとまっていないということなので、それをまとめる良い機会になります。フォロワーのためというよりも、自分のためだと思っています。

サトウ 鈴さんのおっしゃるように、自分が理解していないと、他人の質問に答えられませんよね。だから、質問が来たら調べて、しっかりと理解してから返答しています。自分を理解する場だと考えています。

 それにしても、あっきんさんは30~50件なんてよく返答できますよね。どのくらい時間がかかりますか。

あっきん 1日に2〜3時間くらいです。

サトウ 質問はTwitterよりもInstagramが多いですか?

あっきん 画像を見せられるInstagramの方がやり取りをしやすいので、Instagramをメインでやっています。

─質問に答えるのはとても大変だと思いますが、皆さんは対応が丁寧なので尊敬します。

マネースクエア

初心者はトラリピから始めて慣れたら条件面で探すと良い

─ここからは、皆さんの運用戦略についてお聞きしていきます。あっきんさんが同時に運用する通貨ペアを増やさないのはどのような理由があるのでしょうか。

あっきん リスク管理がしやすいので、運用する通貨ペアは増やさないようにしています。今なら円安なので、円高のときに動かすカナダドル円の買いはあまり売買の機会がなく、円安用のユーロ円の売りが稼働します。ロスカットレートがすぐに分かって管理がしやすいから、2種類の通貨ペアのみで取引しています。

─鈴さんはたくさん通貨ペアを動かしていますよね。

 私は2種類のトラリピをやっています。狭い範囲で動かすナローレンジの方はあっきんさんとほとんど同じで、ユーロ円の売りとカナダドル円の買いがメインです。ただ私の場合は、ユーロドルの買いもヘッジで入れています。円安になったらユーロ円が上がるので、カナダドル円の買いでヘッジしています。ユーロ高になった場合も、ユーロ円は上がるので、そっちはユーロドルの買いでヘッジしています。ユーロ円がメインなので、ユーロ円の資金の範囲内でカナダドル円の買いと、ユーロドルの買いをやっています。

 広く仕掛けるワイドレンジの方は、多くの通貨ペアを運用すればどれかは利益を取れるだろうというおおざっぱな運用方法です。

 ある程度の相場観と戦略があるなら通貨ペアを絞った方が良いです。ただ、通貨ペアを絞ってしまうと、外したときのリスクも大きくなります。通貨ペアを複数運用していれば、どれかが反対に大きく動いても、ダメージが少なくなります。集中投資と分散投資のメリット・デメリットと同じですね。

─ユーロ円とカナダドル円が選抜される理由はなんでしょうか。

あっきん 過去14年の相場をバックテストして、一番良かった通貨ペアを選抜しています。それがユーロ円とカナダドル円でした。

 ナローレンジの方はワイドレンジと比べて始めたのが遅かったので、直近の動きが良く、そのときはスワップポイントも付与されていたユーロ円をメインにしました。

 カナダドル円に関しては2か月前くらいに始めました。リーマンショック以降の価格を比較すると、カナダドル円が他のクロス円通貨ペアの中で一番割安圏だったので、ヘッジ先としてカナダドル円を選びました。

サトウ 私は数多くの通貨ペアをやっていて、メキシコペソ円やユーロズロチ、ハンガリーフォリント円、米ドルカナダドルなど幅広く取引しています。直近だと、豪ドルNZドルの利率が良かったので、今はそっちに資金を集中しています。実際に多くの通貨ペアを運用して、その中から利益が出る通貨ペアに集中投資しています。

 円絡みの通貨ペアは1年前、2年前は取引量が多かったのですが、最近は円安が進み、ボラティリティが高すぎてロスカットのリスクがあるので抑えめにして、円が絡まない通貨ペアの取引を多くしています。ただ、メキシコペソ円は多くのスワップポイントがもらえるので、手動トラリピで続けています(笑)。

─かなり戦略性を持って運用されていますね。次は主要なリピート系自動売買のメリットとデメリットについてお聞きします。皆さんトラリピを運用していますが、やはりトラリピは良いですか?

サトウ 初心者に「分かりやすい、使いやすい、見栄えが良い」のはトラリピなので、最初に始めるならトラリピがお勧めです。ただ、スプレッドが広く、スワップポイントは低めですが、それは簡単で便利な分の手数料みたいなものですね。

 個人的に条件が一番良いと思うのは、マネーパートナーズの連続予約注文です。裁量取引と同じスプレッドで、今はパートナーズFXnanoのドル円のスプレッドが一定量まで0銭みたいなことをやっています。パートナーズFXもスプレッドは狭めです。スワップポイントは高くはないし、設定も手間ですが、スプレッド面では連続予約注文が一番条件が良いですね。

 また、ループイフダン(アイネット証券・ひまわり証券)とトラッキングトレード、iサイクル2取引はトラリピよりも手間はかかりますが、スプレッドやスワップポイントなどの条件はトラリピよりも良いです。

マネースクエア

─トライオートFX(インヴァスト証券)はいかがですか。

サトウ 1クリックで我々のようなインフルエンサーやアナリストの戦略を真似できるところは大きなメリットです。スプレッドが狭いので裁量取引もできます。

 あと、トライオートFXとトライオートETFは取引口座が一元化されているので、すぐに資金振替ができて便利です。これはトライオート独自のメリットですね。

トライオートFX
トライオートETF

─松井証券も新しい自動売買をリリースしましたよね。

 自動売買は手数料がゼロで、ドル円のスプレッドも裁量取引と同じ原則0.2銭、最大で1.6銭だったと思います。

─松井FXの自動売買は少額から運用できるのが魅力的なので、期待しています。

松井証券FX

ほったらかし運用だとリターンは年12%が目安

─リピート系自動売買の年間リターンは、現実的にどのくらいが目安でしょうか。

サトウ 月1%、年間だと12%を目標としています。

 感覚的な話になりますが、相場観なしだと年間のリターンは10%くらいで、相場観込みだと年20%はいけそうなイメージです。

─相場観というのはどんな要素ですか?

 ほったらかしにしないで相場予想をすることですね。例えば、2022年だと円安・ドル高だからドル円の買いみたいな、相場の動きを読むことです。

─相場観を入れると、年20%まで上がる可能性があると。

 歴史的安値圏のときに買いでエントリーするのと、真ん中くらいの価格帯で買いでエントリーするのではリスクが違いますよね。例えば、コロナショックの直後に最安値に近かった豪ドル円の買いだとリスクが少ないです。あっきんさんみたいに、そのときに利益が出そうな通貨ペアに乗り換えていくやり方です。

 ただ、あっきんさんはリスクを下げるためにロスカットレートをかなり遠くしています。通貨ペアを乗り換えつつ、ロスカットレートを近くして積極的に攻めるなら、年20%くらいを目指せるかなと思います。

あっきん 私の実績ベースだと、2023年5月末で運用歴が約4年半になる30万円チャレンジ口座の平均リターンが年15.8%なので、ほったらかしだとこれくらいだと思います。

サトウ 私はほったらかしではありますが、一番利益率が悪い通貨ペアはユーロポンドで、1年運用して年11.6%です。一方、豪ドルNZドルは1年半運用して年29%です。ループイフダンのメキシコペソ円が2年以上運用して年約40%、メキシコペソ円の手動トラリピが3年運用して年56%です。

 運用している期間が短い戦略だと、目安は分からないですね。例えば、私はユーロズロチを1年運用して、年のリターンが100%を超えていますが、長期的に続くものではありません。

 ほったらかしだと、約7年の実績で年12%くらいです。ヘッジを設定しているのを含めると年約24%になります。相場観を入れると、ほったらかしの倍くらいになるのかなという感覚ですね。

─安全かつ放置だと、最終的に利益は年10%くらいに落ち着くんですね。

雑誌未掲載 インタビューの続きはこちら

サトウ ユーロズロチが今、年26%くらいですが、これが年利30%くらいになるとリスクを取りすぎだと思います。今はスワップポイントが高いので年利も高くなりますが、これから円高になって円が暴落したらという怖い面もあります。

私の場合は今までに稼いだ積み重ねもあるので、暴落してもある程度は耐えられますが、今から始める人が高利回りを取れるかといわれればリスクがありますね。初心者が狙う目安は年12%くらいで、それ以上を目指すのはリスクがありますよと私はいいますね。

ー儲かりやすい年、儲かりにくい年があると思いますが、どのような感じでしょうか。

 値動きが激しい年は利益を取りやすいです。反対に2019年のような値動きが少なかった年は厳しかったです。

ー2019年はどのくらいの利益でしたか?

 年5%くらいでした。

ーそのような年もあれば、昨年みたいな値動きの激しい年もあって、合計すれば年12%くらいになると。

 年20%超える年もあれば、年5%くらいの年もあって、平均すると10~12%くらいになると思います。ただ、リーマンショックみたいな年が出てくるとどうなるかは分からないです。

サトウ 直近だと、米国の銀行破綻で下がったけど、金融危機の不安感がいったん落ち着き、価格を戻したので利益が大きくなる、ということもあります。コロナショック時でも耐えられる設定をしていた人は価格が下がって上がって利益確定と、利益がすごく出たことになりますよね。

 もともとリピート系は相場観を必要とせず、ある程度の値動きの中で利益が出るというシステムで、他力本願という面があります。相場が動けば儲かるし、動かなければ儲かりません。

ー投資をする人には「すぐに儲けたい」と考える人が多いと思いますが、皆さんの周りでも今すぐ儲けたい人は多いですか?

サトウ 多いですよ。毎月50万円稼ぎたいみたいな(笑)。

 短期間で大きく稼ぎたいならリピート系自動売買は向いていません。裁量取引だと1年で資産を10倍に増やせる可能性はありますが、リピート系自動売買は1年で資産を10倍に増やせる可能性は少ないです。

ーあっきんさんはいかがですか。Instagramのユーザーは女性の方が多いと思います。

あっきん すぐに儲けたい人は多くないですね。年利10%でもすごいと思って始める人や、少額でも利益が出るのを体験できてうれしいみたいな人が多いです。資産をガツガツ増やして会社を辞めたいみたいな人は少ないと思います。

サトウ Instagramの人はそうなんですね。

 Twitterには会社を辞めたいみたいな人が多くて、Instagramとはユーザー層が異なりますね。10年や20年かけて資産をコツコツ増やすのではなく、短期間で今の状況を抜け出したいと考えている人が多いです。あっきんさんのInstagramのフォロワーのように、お小遣いが増えたら良いみたいな感じの人とは動機が違うと感じています。

私もトラリピを本格運用するとき、会社を辞めたいというモチベーションだったので、「今すぐに儲けたい」という気持ちを否定するつもりはありません。例えば、失敗したら10万円の損失だけど、成功したら100万円の利益が出るのならやっていいと考えています。リスクとリワードのバランスが取れていて、損失が許容できる範囲なら問題ないと思いますね。

サトウ 私は、少額でもいいので損をすることが大切だと考えています。私も儲けたいからFXを始めましたが、リーマンショックで300万円の損失を出し、トルコショックで1600万円ものお金を失いました。私の場合は損失額が大きすぎですが、少額でも損をすると次は失敗しないようにしようという経験が刻み込まれるので、段階的に堅実な投資になっていくと思います。

少額からでもいいから体験してみることが大切

ー皆さんが実現したいことを教えてください。

あっきん リピート系自動売買がFXの中でメジャーになればうれしいですね。リピート系自動売買は再現性があり、初心者でも利益を出せて楽しいと感じられるので、すごく理にかなったシステムだと思います。FX=裁量取引というイメージではなく、リピート系自動売買が当たり前の環境になってほしいです。

 リピート系自動売買はもっと広い使い方ができると思っています。昔はワイドレンジ戦略でほったらかしだけでしたが、ナローレンジ戦略の運用を始めてからリピート系自動売買の可能性はホントに広いと感じました。今までの考えに縛られずに、相場観と組み合わせるような、いろいろな使い方をしてみたいです。

サトウ FX=ギャンブルというイメージが世間一般にはありますが、FXは投資にもなることを広めていきたいです。FXはスワップポイントもつきますし、外貨預金としても使えます。銀行よりも利回りが良く、レバレッジ1倍ならリスクも少ないので、投資としての面を強調していきたいと思っています。

ーリピート系自動売買がもっと話題になればいいですね。最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

あっきん リピート系自動売買のようなサービスがあって、実際に利益を出している人もたくさんいるので、少額からでもいいので始めてみてください。トラリピなら30万円あれば始められるので、お勧めです。

 とりあえず触ってみてください。20~30万円から運用可能なので、肩肘張らずに宝くじを買うくらいの気持ちでやってみたら良いと思います。私自身も30万円で始めました。積み立てと複利運用で増やしていけばいいですし、自分には合わないと思えばすぐに止められます。少しでも興味があるなら、軽い気持ちでチャレンジしてほしいです。

サトウ 目指す利益によって変わってきますが、FXで生活している人以外は、儲けようと欲張らずにお小遣い程度の副収入を得るために投資した方が良いと思います。FXは勝つことよりも負けないことの方が大切で、月3万円でも副収入があれば今までと違う生活ができますし、月5万円になれば生活の違いを実感できます。欲張ると急な相場変動に対応できませんし、資産を失ってしまうことは何よりも避けるべきです。

 金のなる木はありますし、金の卵を産むニワトリもいます。資金管理がうまくできれば利益は出ると思うので、少額でもいいので始めてみることをお勧めします。私たちもブログなどでリピート系自動売買についての情報を発信しているので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

インタビュー日◎2023年4月25日

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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