10月13日(木)21:30、米国消費者物価指数(CPI)が発表された。
世界中がこのインフレ指標に注目。
それまで朝からまったく動かないドル円、指標発表まで25pips以内の変動率。直近では最低レベルとなり反動での動きが警戒されていた。
結果は以下の通り。
■消費者物価指数(CPI)(前年比)
結果:8.2% 予想:8.1% 前回:8.3%
■消費者物価指数(CPIコア指数)(前年比)
結果:6.6% 予想:6.5% 前回:6.3%
市場予想を小幅0.1%上回り、それでもコア指数は40年ぶり。
米長期債は、再び4%を超え、強いドル買いがどんどん加速した。
円買いも急激に追い上げるので、前回・前々回ほどの変動率までは伸びず。

それでもドル円は約24年ぶりとなる147円台を軽く乗せてくる結果に。
その後、約1時間ほどで天井「147.670」をつけると、瞬間で100pips以上の急落をし「為替介入」かと勘違いさせるほどの動きが出た。
この「147.670」は1998年8月3日(月)につけた最高値とほぼ同レートであった。

円買いが追いかけたとはいえドル買いの強さはハッキリと出ており、この米CPIの結果を受け、11月・12月のFOMC/FRB政策金利は0.75bp利上げは盤石となりそうだ。
ますます米長期債は底堅くドル買いの地合いで続くと思われる。
予測不能の「為替介入」への警戒感もより強まるだろう。




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