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日銀は金融政策を維持するとし「円安」再び!!

【FX為替相場見通し】日銀は金融政策を維持するとし「円安」再び!!

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まずは先週の振り返りです。
米国が4年半ぶりの利下げを実施したFOMCを通過し、次の注目は日銀へ!

※FOMC速報記事をご参照ください。

■FOMC明け9月19日(木)20:00~
「BOE英国中銀政策金利」発表

予想通りの政策金利を5.00%据え置きとしました。

同時刻に「TCMBトルコ中銀政策金利」も発表され、こちらも予想通りの政策金利を50.0%の据え置きとしましたが、両国の政策金利は10倍の差がありそれでも買われないトルコリラは国策として成す術なしと言えます。

現在も4円を割れそうなギリギリの状況となり、このままいけば1円すら割る日は遠くないのかもしれません。

トルコリラ/円週足チャート

■9月20日(金)ゴト日
「日本消費者物価指数CPI」

予想:+3.0% 結果:+3.0%
となり、前回は+2.8%でしたのでややインフレ率は上昇となりました。

「日銀金融政策決定会合」

今回はやや早い発表で政策金利を現状のまま維持としました。

日銀声明発表ではドル円は大きな反応はなく、円高でドル円レートは下げていましたが、15:30~植田日銀総裁の定例記者会見が始まりしばらくするとどんどん円安に傾き、日経平均先物はどんどん上昇を強め38000円台にまで回復。

米ドル/円1時間足チャート

最終的に欧州時間に入ってもNY時間に入っても円安の流れは続きNY時間ではドル円144円台にまで上昇する結果となりました。そもそも今週は140円を大きく割れ139.600付近までの年初来安値を更新していたのですが、そこから激しい乱高下となりトレーダーは翻弄される結果になっています。1円・2円の乱高下がおさまることなく続きましたが結果的には円安ドル高の流れで139円台から144円台まで上昇しました。

通貨強弱チャート
通貨強弱チャート

通貨強弱を見ても日銀の会見以降から円だけが独歩安となってしまっています。円高ドル安から2回ほど交錯しながらも円安強め・ドル高弱めという感じです。先週に続き9月最終週も日本休場で始まりますが、このままの流れとなるか注目です!

9月最終週9月23日(月)からの注目すべき材料・指標は次のとおりです。

■9月23日(月)
日本休場
16:15~仏PMI速報値
16:30~独PMI速報値
17:00~EU PMI速報値
17:30~英国PMI速報値
22:45~米国PMI速報値

■9月24日(火)
13:30~RBA豪州中銀政策金利&声明発表

■9月25日(水)
ゴト日
23:00~米国新築住宅販売件数

■9月26日(木)
21:30~米国新規失業保険申請件数
23:00~米国中古住宅販売成約指数

■9月27日(金)
21:30~米国個人所得・支出・PCEデフレーター
23:30~24:00月末週末ロンドンFIX

月末リバランスなど月末特有の動きにもご注意ください!

※9月アノマリーの記事もあわせて参考にして下ください。

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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