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【FX為替相場見通し】地政学リスクで荒れる相場のまま主要国「政策金利ラッシュ」へ

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米・イランの軍事衝突長期化の可能性

今週の市場を一言で表すなら「地政学リスクの本格化」だったでしょう。2月28日に米・イスラエルが共同でイランへの大規模先制攻撃「エピック・フューリー」を開始してから約2週間が経過しました。ホルムズ海峡封鎖がもたらす原油高が米国内での物価上昇加速見通しを強め、FRBの利下げへの期待が大きく後退したことも、ドル円相場での円安の要因となりました。

イランもイスラエルや米軍基地へのミサイル攻撃を開始しており、報道だけ見ていると一般人には非常に心配になる内容も多かったのではないでしょうか。

ドル円は1年8か月ぶりの円安水準へ

今週のドル円レンジは概ね155円台後半〜159円台後半で地政学リスクの高まりと株式市場の荒い動きからすると大したことはありませんが、週末13日(金)にはドル円159円台で推移し、1年8か月ぶりの円安水準に到達しました。

米ドル/円チャート

円安の構造的背景

米国とイランの双方が強硬姿勢を示したことが「有事のドル買い」につながっています。一方、日本銀行の金融政策をめぐっては利上げ見通しは強まっておらず、投機筋もイラン攻撃後、円売りにシフトした模様。有事のドル買いの中では、日本政府による口先介入やけん制が効いていない感じです。円買い介入という爆弾を落とされる日は近いのか?!

米国株は中東リスクとインフレ懸念で重い展開

S&P500は続落でホルムズ海峡封鎖が引き続き不安視されており、VIV恐怖指数も高い水準で、1週間前の急落が再現される恐れが意識されました。米金融市場ではこの日も原油価格が大きく跳ね上がり、イラン戦争がエネルギー供給を逼迫し続け、インフレをあおるとの見方が強まっています。これを受けて米国株式相場は下落し、プライベートクレジット(ノンバンク融資)を巡る不安も報道されており影響していた感じでしょう!

日本株は2週間で5000円超の下落

今週の日経平均終値は5万3819円で、今週の日経平均は引き続き中東情勢に押され大きく下げる週となった。2週間で5000円以上の下げとなり、年初からの上げを全て否定したような感じです。今回の事態が長期化する可能性が高まっていることで、来期の企業業績に対する見方もネガティブなものになってきています。

原油・コモディティ

今週の原油相場は激しい値動きとなった。WTIは76ドル台をつけ、9日の119ドル台から大幅に低下したが、その後もホルムズ海峡をめぐる悪材料は積み重なっており、原油価格への上昇圧力は根強くスグに100ドルまで上昇。一方でGOLDは、イランの新最高指導者モジタバ師が声明でホルムズ海峡封鎖を継続すべきとしたことを受けて売りが強まりまさかの続落! ドル高が重い要因でもあるのでしょう。

翌週は主要国の政策金利ラッシュとなっており、ほぼほぼコンセンサス通りとは思われますが、この荒い相場でどのような反応が起きるか未知数です。トレーダーは注目しつつも参加は見送ったほうがよい時間が多くなるかもしれません。

3月3週目の週となる3月16日(月)からの注目すべき材料・指標は次のとおりです。

■3月17日(火)
12:30~RBA豪州中銀政策金利&声明発表
23:00~米中古住宅販売成約指数

■3月18日(水)
21:30~米生産者物価指数PPI
22:45~BOCカナダ中銀政策金利&声明発表
27:00~米FOMC/FRB政策金利&声明発表
27:30~パウエルFRB議長の定例記者会見

■3月19日(木)
時間未定~日銀金融政策決定会合
15:30~植田日銀総裁の定例記者会見
21:00~BOE英中銀政策金利&声明発表
21:15~ECB政策金利&声明発表
21:30~米新規失業保険申請件数
21:45~ラガルドECB総裁の定例記者会見

■3月20日(金)
ゴト日・米メジャーSQ

※3月アノマリー記事もご覧ください。

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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