長期的な運用で安定した利益を目指せる、トライオート(インヴァスト証券)のFX運用。
自作&カスタマイズの幅の広さを併せ持つ自動売買が高い評価を得ているだけでなく、同一口座で裁量トレードも行える点が魅力です。
今回はFXだけでなく株式界隈の識者もお招きする「異業種交流スタイル」で、違う界隈の方にも届くようにその魅力を掘り下げてみました。まずはトライオートの概要から見ていきましょう。
一口座で自動も裁量もできる万能型サービス

Webブラウザやスマホアプリで作動するインヴァスト証券の取引プラットフォーム内で、自動売買も裁量トレードもスムーズに切り替えて行うことができます。また資金管理、入出金などの各種メニューにも遷移可能。この企画の主役は自動売買ですが、裁量トレードのスプレッドも十分に狭いため、いろいろなFX運用をひとつの口座でやりたい方とは特に相性が良いです。
トライオートの自動売買を理解する4つのポイント
1.一度設定したら自動運用。日々の確定利益を眺める楽しみも!

一度設定した運用は昼夜を問わず売買を続けるため、投資家による操作は不要です。週に一度など、一定のタイミングで成立した売買やチャートを確認して、方針変更の可能性があるかだけはチェックしましょう。成立した売買はカレンダー形式で確認可能で、日々コツコツと利益が積み上がる楽しみがあります。
2.シミュレーションでリスク、リターンを事前把握

「その戦略を最長3年前から今まで動かしたら、どういう結果になったか」というシミュレーションを確認できます。運用に必要な資金、最大ドローダウンの目安、期間内のリターン率などが計算されます。同業他社にはない唯一の機能で情報量は多いですが、視覚的にイメージできるため、活用は難しくありません。
3.長期安定運用が期待できる複数の戦略を選択可

FXの豊富な運用戦略が公開されており、そのままの設定で運用可能です。長期的に安定して運用できるように作成されているものばかりですので、成績や特徴をよくチェックして、今後運用したいものを探してみましょう。
4.慣れてきたらオリジナル戦略作成に挑戦

一定の知識や経験は求められますが、自分だけの戦略をゼロから作ることもできます。あるいは、既存の戦略を自分だけの設定にカスタマイズすることもできます。自分なりのシナリオや想定を土台にして作り上げた戦略なら、納得感を持って長期運用に臨めるはず。また、戦略作成時にも、シミュレーション機能が大いに活躍します。

今回のお題
①今年後半の世界金融市場の見通し~トランプ米大統領の出方は?~
②FX自動売買のNISA勢の本音とFX勢からの回答
③2025年後半に狙いたい銘柄、戦略を紹介!
金融を深く知る3名の座談会参加者

WAT(わっと)氏プロフィール
「情報は鮮度が命」として、YouTubeなどで高配当ETFや米国個別株、証券会社のキャンペーンや新サービスを発信する投資系YouTuber。40代でサイドFIRE、毎月10万円の配当金を得ることが目標。

ハル(はる)氏プロフィール
多くの文献やデータを調べて動画をつくり、日々YouTubeで株トレーダーのプラスになるような発信を継続中。0から2年で資産900万円を達成し、3000万円の資産形成が目標。オルカン、S&P500、NASDAQ100などのインデックス投資が好き。

Yuki(ゆうき)氏プロフィール
自営業の専門職として働く傍ら、2010年より老舗FXブログ「為替研究所」を運営する兼業トレーダー。ファンダメンタルズを軸にしながらスイングトレードやリピート系自動売買に取り組む。認定テクニカルアナリストの資格も保有。
いわゆる新NISA界隈からはWATさん、ハルさん、FX界隈からはYukiさんのお三方にお集まりいただき、これまでになかった座談会を開催いたしました(2025年3月24日)。YukiさんはFX系のインフルエンサーとして有名ですが、ポートフォリオの観点から米株やインデックス投資といった運用も併走させているとのこと。逆にWATさん、ハルさんはFXの経験はまだないものの、今後のためにもぜひ知ってみたいとのことでした。
トライオートの自動売買はNISA勢にもおすすめ
投資経験が豊富なお三方の座談会を通じて得られたノウハウを、ここから紹介していきます。すでに解説してきたとおり、トライオートは、FXだけでなくCFDやETFの自動売買も可能で、長期間に渡って安定運用が可能な、多数の戦略がラインナップされています。
また、そういった戦略を自分向けにカスタマイズしたり、完全にゼロからの自作もできます。それだけでなく、トライオートの自動売買は、「一通りのことを終えてやることがなくなったNISA勢」に対しても、新たな投資の選択肢となりえます。投資枠を使い切った、もみ合いや下げ相場で手出しできないといった状況で、トライオートの豊富な選択肢が生きる場面があるはずです。
トライオートは基本的にレンジ相場に強いため、株式市場において上がりも下がりもしないレンジ相場やゆっくり下げるジリ下げの局面を狙うことで、NISA運用と組み合わせてのポートフォリオ効果も期待できそうです。
さらに、お三方の今年後半の相場展望も語っていただきました。株式、FXどちらも参考になるはずです。特にYukiさんによる、トライオート向け通貨ペアそれぞれへの評価は必見です。
【Report】外国為替の編集長もトライオートを運用中!

外国為替の鹿内編集長が、2025年3月25日にXにポストした投稿です。2023年2月に掲載された編集部オリジナルのトライオートFXの設定をリアル運用して丸2年が経過し、ここまでの年間リターンは13%となっているそうです。
今年後半の世界金融市場見通し

相場全体でいうと、トランプさん次第な面が大きいです。最近は株価を気にしないという発言もあり、これがどこまで本気かはまだ分かりませんが、その点はリスクだと思ってます。クロス円については、世界的なクラッシュが起きたりしないかぎりは、今くらいの水準か若干の円安方向と見ています。

トランプ大統領の動向によって大きく変わるというのは、Yukiさんと同じ意見です。私はYouTubeなどの発信でもアノマリーを重視していまして、米大統領の就任の年は米株が強いことが多いため、2025年の後半は株高になるのではと思っています。

たしかにトランプ氏の発言の影響はかなり大きいですが、彼のアメリカファーストという方針にブレはありません。なので、長期的には株高になると思っており、今年の安値はあとから見れば押し目かもしれません。またこの1年くらいを見れば、大きく上がるか、下がるかで、レンジ相場はあまり考えられないです。

「トランプ米大統領に振り回される相場が始まった」というのは、お三方ともに同意見。ただしハルさんは、「春から夏にかけて株式市場は上昇し、9月は弱いものの、年末にむけてもう一度上昇していく」というシナリオを立てているそうです。
WATさんも、今年の安値はあとから見れば押し目(買い場)である可能性があり、また乱高下する展開でもドルコスト平均法で株価指数を購入すれば、有利なタイミングで仕込めるケースがあるかもしれないと考えていました。
ただ、為替については株価とはまた違った考え方が必要です。Yukiさんの解説が次のページにありますが、狙いやすいもの、狙いにくいものどちらもあるとのことでした。
FX自動売買の優位性

今回の企画のご連絡をいただきまして、インヴァスト証券のトライオートについて、少し下調べをしたところ、私の投資への考え方ともけっこう親和性があると思って楽しみにしていました。投資戦略は自分で立てるけど、手が回らない個別の売買をお任せできるのなら有用だと思います。

インデックス積立はベース戦略としては最適ですが、その平均的な年率は7~10%程度で、FX自動売買だともっと高い利益率も狙えます。また、インデックス積立だと100万円が1年後107万円になってもそれはただの含み益で、その後下がれば消えますが、自動売買では利確が入れば確定利益で、上がったり下がったりのレンジ相場に強いです。こうした利益率や、レンジ相場への強さ、さらに言えば利確が入るという楽しさもFX自動売買の魅力だと思っています。

戦略性があるのは良いことだと思います。ただ、あえて意地悪な質問をさせていただきます。①FXの自動売買をやらずとも、安定した運用がしやすいインデックス投資で良いのではないか? それと、②自動売買は天災などのショック相場に弱いのではないか? の2点です。

ハルさんの二つの質問のうち、「①安定したインデックス投資ではなくFXを選ぶ理由」についてYukiさんは、「インデックス投資の想定される年率7~10%に対し、トライオートの自動売買なら、20%以上を狙えるものも色々とあります」と回答しています。このリターンを狙うためには、もちろん相場観や投資戦略は求められますが、それをアシストしてくれるのがシミュレーション機能です。最長で過去3年間、その戦略を過去の相場で稼働させた際のリスク、リターンを確認できます。
また、②ショック相場への耐性については、以下のような意見でした。「たしかにFXでは、スイスショックやフラッシュクラッシュなど、ときどき難しいショック相場が起きます。ただ、それも想定している値動きの範囲内であればむしろ利益のチャンスで、実際2016年のトランプさん当選以降の値動きや2019年のフラッシュクラッシュの時はFX自動売買の黄金時代だったように、ショック相場は耐えられさえすればむしろチャンスとなります。どのくらいのレンジを想定しどのくらいリスクを取るか、その時どのくらい利益が出そうかを含めて戦略を組めるのが、FX自動売買の醍醐味だと思います」
そしてそのリスクとリターンの関係も、シミュレーションにより数値で把握できます。さらに、売買の方向によっては、スワップポイントを得られることもFXの魅力です。キャピタルゲインを狙いつつ、年率5%程度のインカムゲインを狙う自動売買も十分に成立します。
方向感がない展開で生きるトライオートのストロングポイント

インデックス投資、個別株、投資信託、ETFなどを長期保有する場合、一定範囲で価格がもみ合っている間は、資産が増えることはありません。ですが、トライオートのようなFX自動売買の場合、設定によってはこういったレンジ相場でも利益確定が発生します。逆に、踊り場がなく一直線に進むような相場は、自動売買はあまり利益を出せません。
今年後半に狙いたい運用、銘柄

FXの自動売買でいうと、これまで人気だった豪ドルNZドル(AUDNZD)は個人的にはおすすめ度が下がっています。逆に、ドルフラン(USDCHF)、ノルウェースウェーデン(NOKSEK)は面白いと思っています。
Yukiさんは、トライオートで運用するにあたり、まずAUDNZDは要注意とのこと。理由として、現在は高値圏にあるため多くの投資家が売り運用をしているはずですが、豪NZ間で政策金利が逆転し、いつ上に行ってもおかしくなく、また現在は支払いスワップになっている点があげられます。ただその一方で上値も重く、豪州側もいつ弱気に転じるか読みづらいので、買いで入るべきとも言いづらく、とにかく今は不透明でやりづらい印象、とのことでした。
チャンスがあると考えるUSDCHFは、「スイスが0.25%まで政策金利を下げてデフレモードに入っています。あの国は自国通貨高を嫌がるため、底値はそれなりに堅いと思います。今はレンジ中央付近にあるものの、スワップがもらえる買い運用に妙味がありそうです」
また、NOKSEKについては、「新しい通貨ペアなのでまだ勉強中な面もありますが、隣国同士なので連動して動きやすくリピート系自動売買向きです。今の時点でレンジ下限付近にあり、スワップ受け取りとなる買い運用を狙いたいです」とのことでした。
なお、3通貨ペアそれぞれに戦略が用意されており、ワンボタンで運用が開始できます。

AUDNZDは、ずっと狭い範囲でのもみ合いが続いてきましたが、そろそろ違う展開への移行もありうるとのこと。

USDCHFはここから買いの自動売買を狙っていくことで、スワップ益を得つつ、売買益もしっかり狙えそうです。

NOKSEKのはレンジ下限付近なので、ここから買いを入れる戦略にチャンスあり。隣国同士なので、トレンドは発生しづらいと考えられます。

私はJ-REITに注目しています。基本的に金利が上がると売られやすいんですが、ここ最近は日銀の利上げの可能性を織り込んで、ずっと売り込まれてきたんです。ただ最近はREITが上昇傾向で、これは海外の投資家が円高へのシフトも見込んで参入しているのかなと。株式と相関性が低いので、分散投資の相手としても良いと思っています。

今年はこれまである程度円高になっていることと、NASDAQやFANG+といった新NISAでも人気の銘柄の価格が下落していることから、これらの買いを仕込むチャンスが来るんじゃないかと思っています。

[トライオートFX リスク費用などの重要事項について]
本取引は、店頭外国為替証拠金取引であり、元本および利益が保証された取引ではありません。価格や金利等の変動により損失が生ずるおそれがあります。また、ご投資には、所定の手数料等をご負担いただく場合があります。
トライオートFXのリスク・費用などについての重要事項の詳細は下記のQRコードのリンク先を確認をご確認ください。また、リスク・費用などについての重要事項記載の書面をご希望の場合は、当社サポートセンター(https://invast.jp)までお問合せください。
インヴァスト証券株式会社 https://invast.jp
第一種金融商品取引業 第二種金融商品取引業 登録番号 関東財務局長(金商)第26号
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