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【FX為替相場見通し】FOMC/日銀どちらも予想通りだったがマーケットは激しい攻防に!

【FX為替相場見通し】FOMC/日銀どちらも予想通りだったがマーケットは激しい攻防に!

ゴールデンウェイ・ジャパン

先週開催されたFOMC(日本時間18日午前3時)で、FRBは予想通りの利下げを実施しました。

※前回のFOMC速報記事を参照してください

FOMC明けから日経平均は上昇を強め、史上最高値を更新し続けて46,000円台目前に到達しましたが、時間外では44,400円台まで下げるなど激しい動きとなっています。

こちらも注目されていた日銀金融政策決定会合ですが、コンセンサス通りの据え置きとなりましたが、発表まで非常に時間がかかったので「何かあるのか!?」と思わった投資家は少なくないでしょう。(どうやらETFなどの売却計画を発表するための話し合いが長引いていた模様です)

もう一つは、日銀委員の中には利上げを求める声も出始めていたようで、10月の利上げの可能性は50%を超えてきたとの報道が出ていました。そもそもETFやREITを売却する計画を計算すると100年以上かかるとされており、出口戦略を一体誰が見届けられるのでしょうか? 逆に言えば今までの後始末を「100年以上かけてやります」と宣言しているようなものです。相変わらず茶番にしか見えないのですが…。

日経225日足チャート

いずれにせよ日経平均は上昇し続けており、下げても下げてもスグに買い戻される勢いはいつまで続くのか!? 日米関税問題は落ち着いつきましたが、総裁選で新たな首相が決まっても勢いは継続できるのか!? 今後も目が離せません。

米ドル/円1時間足チャート

ドル円は、FOMC直後に大きくブレイクし始めると思わせる146円台を強く割れたものの、一瞬で戻されて、翌日には週の始値・高値を超える円安となり148円台に乗せました。

日銀金融政策決定会合では、円安バイアス予想が偏っていたせいなのか、事実では円高となり大きく下落しましたが、こちらもスグに戻し148円台前半まで戻しました。それでも急激にココから上も重いのか一気に失速して終わっています。結局のところ「レンジ相場は継続」という状況で何も変わっていません。

通貨強弱チャート

1週間の通貨強弱を振り返ると、米ドルと円は変わらず乱高下しているのが一目瞭然です。それでもユーロ円やポンド円は昨年の円安水準に来ており、対ユーロやポンドでは「かなり円は安い」と言えます。

来週からは材料も出尽くして9月後半戦に入ります。日本の総裁選関連の報道が出てきそうですが、日経平均は強さを維持できるのか!? 為替はレンジ相場が続くのか!?

9月も第4週目となり最終週にさしかかります。9月22日(月)からの注目すべき指標は次のとおりです。

■9月23日(火)
日本休場
16:15~仏PMI速報値
16:30~独PMI速報値
17:00~EUPMI速報値
17:30~英PMI速報値
22:45~米PMI速報値

■9月24日(水)
23:00~米新築住宅販売件数

■9月25日(木)
ゴト日
21:30~米新規失業保険申請件数
23:00~米中古住宅販売件数

■9月26日(金)
21:30~米個人所得・支出・PCEデフレーター

ぜひ参考にしてください!

※9月アノマリー記事も参考にしてください。

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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