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Yuki氏 インタビュー「『人の行く裏に道あり花の山』我が道を行く、ユーロズロチ攻略の核心」

Yuki氏 インタビュー「『人の行く裏に道あり花の山』我が道を行く、ユーロズロチ攻略の核心」

JFX株式会社

かつては超マイナー通貨ペアに過ぎなかったポーランドズロチ

ユーロとのペアが取引できるFX会社が登場、高いスワップポイントと特徴的な値動きに注目が集まり、にわかに投資をする人が増えています。

老舗FXブログ「為替研究所」を運営するYukiさんに、この特殊な通貨ペア運用の根底にあるものを聞きました。

独自のマイナー路線を突き進むからこそ得られる視点を、ぜひ読者の皆さんに共有したい!

聞き手◉鹿内武蔵/本文◉北原拓実

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高金利が人気を呼ぶポーランドズロチ

―私は何度かYukiさんとお会いしていますが、改めてYukiさんについてお聞きします。どのようにFXや投資に関わってきたのでしょうか。

「FXは10年以上やっていて、相場の見通しや運用に関するブログ『為替研究所』を開設したのは2010年です。投資遍歴としては、大学時代に友人がFXをやっていたのをきっかけに始めて、そこから現在まで続けているという形です。

 トレードスタイルは、最初はデイトレードやスキャルピングでやっていました。FXを始めて3年目くらいに年間トータルで勝てるようになりましたが、段々と短期売買の勝った負けたに疲れを感じるようになり、徐々に高金利通貨のスワップポイント狙いや、ゆったりとしたスイングトレードにシフトしていきました。2018年くらいからはループイフダントラリピトライオートFX等のリピート系自動売買でも取引するようになり、今は自動売買がメインになってきています。

 自動売買の運用ポジションはブログで公開していますが、一番運用が大きいのがループイフダンで、その次がグルトレですね。通貨ペアは豪ドルNZドルがメインで、ユーロポーランドズロチやユーロチェココルナも取引しています。昨年は豪ドルNZドルのポジションや資金も今より多かったのですが、1.15手前までの急上昇で半分くらい損切りし、それをきっかけに減らしました。ただ今も一番メインの通貨ではあり、そして最近は豪ドルNZドルも落ち着いているので、気持ちよくトレードができています」

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―Yukiさんが取引しているユーロポーランドズロチですが、今はいろいろな人が取引しているようで、かなり注目されていますよね。

「ポーランドズロチ自体は元々一部ではユーロ円の売り、ポーランドズロチ円の買いの組み合わせで密かに流行っていましたが、2021年後半からのポーランド利上げでもらえるスワップが伸びたことや、その中であっきんさんや鈴さんといった有名な方々が再開した影響もあってか、最近また人気が出てきたなあと私も感じてます」

―ポーランドズロチを発行しているのはポーランドですが、どんな特徴がある国なのでしょうか。

「ポーランドはウクライナとドイツに挟まれていて、中東欧エリアに属している国です。輸出産業は自動車が強く、輸出品は欧州、特にドイツ向けがほとんどです。欧州との関係の強さから、ポーランドズロチはユーロとの連動が見られる通貨です。

 2018年はEUがマイナス金利だったので、金利のあるポーランドズロチ円を買って、マイナス金利のユーロ円を売るとどちらからもスワップポイントがもらえて、為替リスクをユーロ売りでヘッジしながら年利益率10%程度のスワップを狙うというのが当時のコンセプトでした。

 その後、2020年のコロナショックでポーランドが政策金利を1.5%から0.1%まで利下げし、スワップポイントは一応プラスではあるものの、スワップポイントを目的に取引するような通貨ペアではなくなり、廃れかけた時代もありました。

 ただ私は、その時代も『ユーロポーランドズロチで見ると値動きに癖がある』という特徴に注目して、裁量で取引を続けていました。そして2021年くらいからポーランドが利上げを始め、再びスワップポイントがもらえる通貨になって人気が爆発したという感じです。

 2023年3月現在のポーランドの政策金利は6.75%で、EUの政策金利は3.5%です。ユーロを売って、ポーランドズロチを買うとスワップポイントがもらえます。ユーロポーランドズロチを売りで保有する取引ですね」

節目の少し手前を狙う指値注文が効果的

―ユーロポーランドズロチの値動きには特徴があるとのことですが、どのような値動きをするのか教えてください。

「日足チャートで見ると分かりやすいのですが、急上昇したあとにすぐ戻るという特徴があり、具体的には2022年9月から11月や、2023年2月から3月等を見てもらうと分かりやすいかと思います。タイムラグは少ないので、エントリーチャンスは短く、エントリーは早めの方が良いですね。

 値動きに関する自分の仮説ですが、ポーランドズロチは流動性がかなり低い新興国通貨で、相場変動が起きたときは、まず新興国通貨のポーランドズロチが売られ、それに対してユーロは世界2位の流動性を誇っているので、ある程度は持ちこたえ、それによってユーロポーランドズロチは上がります。そのあとでポーランドズロチはユーロ連動であることが市場参加者に思い出されて、徐々にポーランドズロチが買い戻されて下がってくるのかなと考えています。

 ただ、いつでも必ず戻ってくるかというとそうとも言い切れず、コロナショックでは、それ以前の4.2ズロチから右肩上がりで上昇を続け、2023年3月現在は4.6ズロチまで上昇し、以前の水準には戻っていません。また、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻でも4.5ズロチ前後から大きく上昇し、今もそこまでは戻っていません。基本的には行き過ぎたらすぐに戻りますが、大きなイベントがあると、元の水準まで帰ってこないことがあり、踏み上げられることもあります。

 ロシアのウクライナ侵攻については、ポーランドがウクライナのすぐ横なのでポーランドズロチは売られたのでしょう。2022年3月は4.5ズロチ台から一気に5.0ズロチ台まで上昇しました。私も『これはさすがにやばいか?』と思っていたので、上がり始めても4.8ズロチまでは手を出せなかったです。このときがユーロポーランドズロチを取引していた中で死を覚悟した一番の瞬間でした(笑)。

 コロナショックのときは『そんなものだろう』と思っていましたが、ウクライナはポーランドの真横なので、これはとんでもないことが起きたなという感じでした」

―今、振り返ってみれば、ユーロポーランドズロチは夏前には下がっていますよね。

「ロシアはウクライナ以西を攻める気はないし、NATO側もロシアに本気出されても困るという感じで、ある程度はなあなあになったので値動きが落ち着きました。ドル円などもロシアが侵攻した日には安値になったけど、すぐに上がってきましたよね。世界の反応は意外と冷静でした。本当にマズいときは継続的に上がり続けるので、深刻な状態ではなかったとホッとしています」

―ユーロポーランドズロチはどのように分析していますか? 月足で見て、最高値を意識する方法は効果的なのでしょうか。

「2000年代前半から現在にかけて3回高値をつけている5.0ズロチあたりが一番重要な節目です。2009年あたりの最高値とウクライナ侵攻時につけた高値が同じくらいだったので、短期的な戻りを狙う以外には、5.0ズロチをレジスタンスラインと考える発想もありですね。また、ユーロポーランドズロチは4.70や4.75みたいな0.05刻みの水平線に反応しやすいです」

―ラウンドナンバーが強いのですね。例えば、2023年3月現在は4.68ズロチで動いているので、4.70ズロチや4.75ズロチに達するところで売りを狙っていくと。

「ポーランドの状況はあまり良くなく、なんでこんなにユーロポーランドズロチが安いんだろうというのが正直な感想で、4.70ズロチは下値としても機能しているので、個人的には4.70ズロチではまだエントリーしたくないですね。ただ4.75ズロチに上がったら狙っていきたいし、4.80ズロチならそれなりに入りたいです。そしてエントリーの仕方ですが、例えば節目の4.80ズロチじゃなくて、4.79ズロチみたいに節目から0.01や0.02手前に指値注文を設定するのもありだと思います。取引していても、わずかに届かずに折り返すことも多いですし、それなりにオーバーシュートしてから戻るときもあるので、その辺りは注意した方が良いです」

―イメージ的には短期売買ですよね。

「1〜2か月くらいのスイングトレードのイメージです。スプレッドが広すぎるので、デイトレードやスキャルピングで利益を取るのはかなり難しいと思います。ユーロポーランドズロチなりの短期売買ですね」

スワップポイントを狙う通貨ペアではない

―もっと長く持つ取引方法はいかがでしょう。

「そもそも『ユーロポーランドズロチは長めに持つ通貨なのか?』という疑問はあります。スワップポイントがもらえるので保有を続けても良いのですが、EUはまだまだ利上げモードですよね。2023年3月時点の市場予想だと、EUの政策金利は3.75~4%まで上がるとの予想が多いので、今後はスワップポイントが減る可能性は十分にあります」

―金利の上昇がユーロ買い要因となって、ユーロポーランドズロチは上昇すると。

「不思議なことにユーロポーランドズロチは金利差に反応しないんです。ポーランドは2021年10~11月に利上げしているので、ユーロポーランドズロチはそこでズロチ買いが起きて価格が下がってもおかしくなかったのですが、実際はジリ上げでした。

 2022~2023年にかけてはEUが利上げしているのに、ユーロポーランドズロチは上がるどころか下がっています。コロナショック時も一時的に大きく上昇して下落しましたが、ポーランドが1.5%から0.1%まで金利を下げたとはいえ、それが下落要因になったという感じでもなかったです。

 それを踏まえると、あまり金利差に反応しない通貨という印象です。ユーロが買われるときに自動売買的な感じでポーランドズロチを買っている層がいるのかもしれないですが、詳しい理由は分からないです。

 金利に反応しにくいユーロポーランドズロチでEUの金利を気にした理由は、EUの金利が大きくなるほど金利差が縮まってもらえるスワップポイントが減るからです。それを考えるとユーロポーランドズロチでスワップポイント狙いの長期投資は違う気がします。長期投資をするならチェココルナの方が良い気がします」

―チェココルナはどのような通貨なのでしょうか。

「チェココルナはポーランドズロチと似ていますが、ポーランドズロチよりも値動きが安定していて、対ユーロだとチェココルナの方が強いです。ユーロチェココルナのチャートを見ると、今は下がっているので、チェココルナ高です。

 また、東欧通貨はチェココルナ、ポーランドズロチ、ハンガリーフォリントが主にありますが、強い順だとチェココルナ、ポーランドズロチ、ハンガリーフォリントです。金利だと、ハンガリーが圧倒的に高く、その次にチェコで、ポーランドがチェコの少し下という感じです。レート的には、ユーロチェココルナだとチェココルナが割高になっています」

―ユーロやポンドじゃない欧州通貨は奥深い世界ですね。ユーロポーランドズロチは長期的な売買は微妙という感じですね。

「スワップポイントが高い=長期保有と思う人が多いですが、個人的には長期で持つ通貨ペアではないと思います」

―あくまでキャピタルゲインを狙っていき、スワップポイントは副産物と。

「そうはいっても、今のスワップポイントが続くと仮定して年利益率を計算すると、みんなのFXを使えば約30%、IG証券だと20%台です。月あたりで2~3%を狙えるので、全く無意味ではないですね。価格が上昇して含み損が出ても『スワップポイントの収益があるから』と思える点はメリットです」

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―仮に長期保有をするのであれば、レバレッジはどのくらいが安全でしょうか。

「レバレッジという概念ではあまり考えておらず、個人的には『20万円で1万通貨』くらいを目安にやっています。これだと4.75スタートでも5.15くらいまでは耐えられる想定になっており、史上最高値の5.00を多少オーバーシュートしても耐えられます。ただ、これであれば長期保有もできるかといわれるとそうともいえず、直近だとロシアのウクライナ侵攻のとき以外は越えていませんが、長期的に見れば価格は緩やかな右肩上がりを続けているので、5.00ズロチは史上最高値だから安心していいのかといわれると疑問です。先ほども述べたように、やはり私はこの通貨ペアは長期保有する通貨ペアではなく、スイングトレード向けの通貨ペアだと思っています。

 ただ、そうだとすると20万円で1万通貨というのは『慎重すぎる』という意見も聞きますし、それも確かに一理あるなと思いながら聞いています」

―もっと攻めなさいとのお声があるのですね。

「ノックアウトオプションを使って1単位10万円でやっている人もいて、私のTwitterなどに『ノックアウトオプションで儲かりました。ありがとうございます』や『1単位10万円で取引しようと思っているのですが、どうでしょうか』みたいな質問が来ます。個人的には1単位10万円は攻めすぎじゃないかなという気もしますが、ノックアウトオプション等を使ってしっかりと損切りも入れて、その上で戻ったときとのリスクリターンを考えてペイするなら、そういったやり方も全然ありだとは思います」

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―ユーロポーランドズロチも欧州とポーランドの金利が逆転する可能性はあるのでしょうか。

「EUとポーランドの金利が逆転するのはさすがにないと思います。そこまでインフレが強くなったら、ポーランドも利上げしないといけなくなるので。ただ、金利差が接近するのはあります。今のポーランドの金利は6.75%で据え置かれていますがEUも金利を上げていて、ピークは4%近くまで上昇すると予想されているので、追いつかれる範囲内だと思います」

―面白い話がたくさん聞けてうれしいです。ちなみに、ユーロポーランドズロチの取引では分割や積立みたいなエントリーは有効ですか?

「積立をするような通貨ペアではないと思っていますが、例えば直近の4.75ズロチで少しエントリーして、4.80ズロチや4.85ズロチに売りの指値を仕掛けるような方法は有効だと思います。イメージとしてはナンピンで、むしろそのような手法の方が良いのではないでしょうか」

損切りの一つの目安は5.00ズロチを上抜くか

―ここからはユーロポーランドズロチの利食いと損切りのタイミングについてお聞きします。出口のイメージはどのような感じが良いでしょうか。

「損切りの目安は5.00ズロチを明確に上回り、かつ5.0ズロチ台をずっと推移している場合が一つです。

 もう一つはイベントによる判断です。例えば、『ロシアがウクライナを越えてEUに侵攻した』『ロシアが核兵器を使った』『NATO軍がウクライナに派兵した』というクラスのイベントが起きたときは、レートがいきなりぶっ飛ぶリスクもあるので、FXでユーロポーランドズロチを取引するのはお勧めできず、その場合は指定したレートで必ず損切りされるノックアウトオプションを使うのが良いと思っています。そのときに5.00ズロチに近いならノックアウトオプションでエントリーすることに反対しないですし、むしろ私がエントリーしたいくらいです」

―そんな事態になればユーロポーランドズロチのような流動性が低い通貨ペアは狙ったところで損切りができないですよね。

「まさにその通りで、スイスショックのときの追証地獄みたいな事態を防ぐためにも、そういう『やばい状況』ではノックアウトオプションを使うのがリスク管理として必須だと思っています。私自身、ロシアのウクライナ侵攻時にFXの全てのポジションを決済してノックアウトオプションのベアでポジションを持ち直しました。IG証券だとスワップポイントはFXでもノックアウトオプションでも同じなので、その点もありがたかったですね」

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―損切りは価格だと5.00ズロチが目安、そしてポーランドや欧州に影響するようなイベントの発生で判断すると。利食いはどのようなイメージですか?

「利食いは明確で、節目から0.01ズロチくらい手前で利食いです。例えば、4.79ズロチで売りエントリーしたなら、4.70ズロチの少し手前の4.705ズロチや4.71ズロチで利確します。明確な数値は決まっていなくて、本人の気持ち次第です。4.71ズロチで半分を利確して、4.69ズロチで残りを利確するみたいな取引でも良いと思います」

―節目のラインが効いているユーロポーランドズロチならではですね。このやり方で利益は出ていますか?

「出ています。2022年は豪ドルNZドルで大損していましたが、ユーロポーランドズロチはプラスになりました」

正統派の取引で勝つよりも色物通貨で利益を取りたい

―YukiさんはIG証券とみんなのFXで取引されているようですが、ユーロポーランドズロチを取引するのはどの口座が良いのでしょうか。

「取引する人の好み次第ですね。IG証券の強みはユーロポーランドズロチを昔から取り扱っていて、条件が安定しています。IG証券のスワップポイントはカバー先から出たレートにマークアップを乗せて自動的に出していると聞いたこともあり、実際に使ってスワップ推移を見ていても、マーケットに準じているなという感覚があります。良くなれば良くなるし、悪くなれば悪くなる、という具合に相場に忠実です。それと英国の会社なので、欧州系の通貨に強い点も良いですね。

 みんなのFXとLIGHT FXはスペック面だとIG証券よりも上です。特に1000通貨単位で取引可能な点は圧倒的な強みです。一方で、この会社は売り買いスワップがほぼ同じことからも分かるように、スワップについて良くも悪くも販売促進的な面があります。今はユーロポーランドズロチを導入したばかりで、投資家の間でも盛り上がっていて、その割にレートも安定しているのでスプレッドやスワップポイントも良い水準ですが、経営方針で変わる可能性があるので、将来的にずっと続くかは不明です」

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―IG証券はノックアウトオプションでの取引が前提ですか?

「私は今のような落ち着いた相場環境ならIG証券のFXを使っています。ノックアウトオプションは資金効率の良さや確実な損切り等のメリットがある一方で、スプレッドがFXより若干高く、また指値注文でのエントリーができないといったデメリットもあり、今みたいな落ち着いた環境ではFXで良いかなと思っています。ただ、何かとんでもないことが起こったときは、またFXを損切りしてノックアウトオプションに持ち替えると思います」

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―最後に、今後の目標を教えてください。

「ドル円をスキャルピングでトレードするような正統派の取引で勝つよりも、あまり人気のない通貨ぺアのような隙間を見つけて勝ちたいと思っています。豪ドルNZドルも今ではメジャー通貨ペアですが、2018年くらいは色物扱いでしたし、ユーロポーランドズロチも色物ですよね。面白そうな通貨ペアで、短期取引でなくても取引できるような仕組み作りを考えたいです」

インタビュー日◎2023年3月14日

【Editor’s Note 1】欧州各国の政策金利を比較(単位:%)

ポーランド、チェコ、ハンガリーに日米欧を加えた政策金利の推移

ポーランド、チェコ、ハンガリーに日米欧を加えた政策金利の推移です。コロナショック以降は全ての国が1.00%を下回る低金利となりましたが、その後は各国ともに上昇傾向にあり、2023年1月には日本以外の国は大幅に金利を引き上げています。ポーランドは6.75%と高いですが、EUも2.50%に金利を上げており、金利差がだんだんと縮まってきています。

一方で、チェコとハンガリーの政策金利はポーランドよりも高いため、スワップポイント狙いの長期投資をするならYukiさんのいうとおり、ポーランドズロチよりもチェココルナの方が良いと思われます。

【Editor’s Note 2】ユーロズロチはレンジで動きやすい

ユーロズロチ 週足チャート
チャート提供:TradingView

ユーロズロチの2017年からの週足チャートです。基本的にレンジで動いている期間が長いことが分かります。2020年2月のコロナショックで大幅に上昇し、そこから右肩上がりに上昇を続け、2022年2月のロシアのウクライナ侵攻で再び大きく上昇していますが、その後はレンジ相場になっています。2023年1月から3月までは高値4.80ズロチ、安値4.65ズロチのレンジで推移しています。

【Editor’s Note 3】4.75ズロチや4.80ズロチが狙い目

ユーロズロチ 日足チャート
チャート提供:TradingView

2023年3月現在のユーロズロチは4.68ズロチ台で推移しています。Yukiさん的には、4.75ズロチや4.80ズロチになったら狙いたいとのことですが、実際の日足チャートで見ても、直近の高値が4.80ズロチなので、4.80ズロチまで上昇したら戻りを狙うのは効果的だと思われます。

【Editor’s Note 4】ユーロチェココルナのチャートも見てみよう

ユーロチェココルナ 週足チャート
チャート提供:TradingView

ユーロチェココルナの2018年からの週足チャートです。2020年のコロナショックで大幅に上昇していますが、コロナショック以降はそれ以前の最安値を割るほどの強い下落トレンドが2023年3月現在まで続いています。ユーロと比較すると、チェココルナの方が強い状態です。

ABOUT ME
Yuki
自営業の専門職として働く傍ら、2010年より老舗FXブログ「為替研究所」を運営する兼業トレーダー。ファンダメンタルズを軸にしながらスイングトレードやリピート系自動売買に取り組む。認定テクニカルアナリストの資格も保有。
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