この業界における僕の活動目標の1つ、それは「損益結果だけでなく、資金、期間、想定されていたリスクが併記されるのが当たり前になること」です。特に資金と期間が分かれば、想定年間利回りが計算できます。
Xを筆頭とするSNSは、トレードの情報収集や上達のためにもはや必須のツールです。使わない手はないです。ですが、「金額のみの勝ち報告マウント」が蔓延しているという問題があります。100万円勝ったのはもちろん素晴らしいですが、資金と期間によって意味がまるで違ってきます。1億円持っていて10年かかったのなら年率0.1%だし、資金100万円で1年で達成したのなら年率100%です。まったく違う評価ですよね。
それではなぜ、金額だけをアピールする行為が後を絶たないのか。まず、自分の総資産を知られたくないという事情はありそうです。え、3億円も持っているの?って思われるのは怨嗟の的ですし、税金関係でも面倒なことになるかもしれません。
もっとイヤな見方をすると、そもそもトータルで勝っていなくて、たまたま大勝ちしたときに、金額だけ出している可能性もわずかにありそうです。
でも、一番大きな理由は、増加率、利回りを公表してもウケないからだと思います。これは残念ながら受け手側のリテラシーにも関わってきます。「昨日、100万円勝ちました!」は注目されるけど、「昨日、総資産の5%を増やしました!」は割と無視されるんですよね。FXの年間営業日は約250日ですから、1日で5%増は年に直せば1250%増という、とてつもない大勝ちのはずなのに。そもそも増加率がウケるなら、自分の総資産を出したくない人がなんの気兼ねもなく出せる情報のはずです。
ただ誤解なきよう伝えますが、資金がたくさんあることはトレードの世界において最強の武器です。入金力はあらゆる投資手法に有効な万能のアビリティなので、本業や副業を頑張って磨き続けるべきです。ただ、それと純粋なトレードの成績は分けて考えたいです。何%増やしたか、あるいは何pips獲得したか。この部分を隠さないことが当たり前になったらいいなと思います。
それと最初に書いた、想定リスクも大事です。裁量トレードなら取引1回あたりの最大損失額だったり、自動売買なら最大ドローダウンを一定割合にとどめるロット調整だったり。死と隣り合わせのリスクを取って成功する人もいますが、その裏側にはトレードから引退した人もたくさんいるはずです。リスクとリターンは連動しますから、滅多に退場しないくらいにリスクを抑えた上で、どれくらいリターンを得られたかでトレード成績を評価していきたいものです。

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