川崎ドルえもん(かわさきどるえもん)氏プロフィール
金融天気予報士、FXトレーダー、仮想通貨、発明家。独自のFXトレード手法、グルトレ(グルグルトレイン)を開発、公開している。【著書】資金管理を徹底解説!「FXキャッシュマネジメント」:FXで儲からない理由は資金管理にあった!? (電子書籍)【著書】話題のFX新手法底辺高校卒業生と最強の為替サイト ザイFX!が作った【1日5分で稼ぐFX】グルトレ完全ガイド! (ダイヤモ ンド社)
※過去の9月・10月相場の陽線と陰線をカウントしたデータとなります。
※対象期間2004年~2023年。一部はデータ不足から20年未満のデータになっています。
外国為替の9月統計
9月の外国為替市場のポイントは、ややスイスフランが売られやすい点です。ドル/スイスフランは陽線になった回数が過去20回中13回となっています。
株価指数の9月統計
9月の株式市場はスイスの株価指数であるSMIの陽線がついた回数が14回と多くなっていて、70%の確率で上昇しています。日経平均の陽線確率は55%となっています。
日本株の9月統計
株価指数の日経平均では目立ったアノマリーはありませんが、個別銘柄のキヤノンマーケティングと栗田工業の9月は過去20回中17回が上昇しています。
米国株の9月統計
米国株では、Chevron、Thermo Fisher S、Duke Energyが陽線確率70%となっています。
外国為替の10月統計
続いて10月の外国為替市場ですが、スワップ運用としても注目されている中国人民元/円の上昇確率が83%と高くなっています。また、メキシコペソ/円も72%の確率で上昇していて、少し円安のアノマリーがあるといえます。
株価指数の10月統計
10月の各国株価指数は米国のNYダウの陽線になった確率が60%となっています。香港ハンセン指数は65%の確率で陽線になっています。
日本株の10月統計
10月の日本株では、建築業の大和ハウス工業が過去20回中18回が陽線になっていて、実に90%の確率で上昇しています。ソニーグループ株も80%の確率で陽線になっていて、上昇しやすいアノマリーがあります。
米国株の10月統計
10月の米国株は金融業のMorgan Stanleyと公共事業のAmerican Electric Powerが上昇しやすくなっているようで、過去20回中16回が上昇しています。
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FX雑誌「外国為替」vol.13
発売:2024年10月22日(火)
定価:980円(本体891円)