今週の相場を一言で表すなら「中東発の地政学ニュースに振り回されながら、最終的には大幅なリスクオンで着地した1週間」でした。
週明け13日(月)は、週明けは重苦しいムードで始まりました。先週末にパキスタンで行われた1回目の米イラン直接交渉は合意に至らず、週明けのドル円は上窓を開けて159円台半ばでスタート。米国とイランの協議が決裂したことを受け、トランプ大統領はホルムズ海峡を封鎖すると発表しています。「これはまた大変なことになりそうだ」と皆さんも思ったことでしょう! 原油は供給停滞の長期化懸念から買われ、株はリスク回避的な動きになりつつありました。
しかし、翌日の14日(火)に早くも週のターニングポイントが到来。トランプ大統領が「2日以内に交渉再開の可能性がある」と報じられ市場の空気が一変し、WTI原油は一転急落しました。東京市場では日経平均が大幅反発し、1374円高で週最大の上昇幅を記録。一気に水準を切り上げました。
15日(水)以降も大きく戻すことなく、リスクオンの流れは止まりません。株価急回復の背景には、和平協議の進展期待があり、ハイテク株高が相場をけん引していると報じられています。和平協議の方は根本的な解決は何もできていませんが、マーケットはおかまいなしに上昇。日本市場も追随し、日経平均は最高値を更新し、終値5万9518円をつけました!

週末には、トランプ大統領がイランが核開発計画を無期限で停止することで合意したと述べました。イラン側がホルムズ海峡の開放を発表したこともあり、戦争終結に向けた両国の合意が視野に入りつつあるとの楽観が広がったと報じられ、WTI原油先物は10%以上急落、80ドルを下回り直近の安値を割り込みました。原油の急落は「インフレ懸念の後退」と直結し、株式市場にとってはさらなる追い風となるでしょう。


ドル円ですが、大きく戻すも上値は重く、ドル売りの流れがジワジワ継続しています。日銀が一気にタカ派に傾けば通貨強弱は、やや円高基調になりドル売りが強まってもおかしくありません。ただし、日経平均は大きく調整で落ち込みましたが、時間外では大きくプラスへと転じています。この流れは円安が強まる可能性も高く、難しい局面はまだまだ続きそうです。
4月も4週目となる4月20日(月)からの注目すべき材料・指標は次のとおりです。
■4月20日(月)
ゴト日
■4月21日(火)
21:30~米小売売上高
23:00~米中古住宅販売成約指数
■4月22日(水)
15:00~英消費者物価指数CPI・生産者物価指数PPI・小売物価指数RPI
■4月23日(木)
16:15~仏PMI速報値
16:30~独PMI速報値
17:00~ユーロPMI速報値
17:30~英PMI速報値
21:30~米新規失業保険申請件数
22:45~米PMI速報値
■4月24日(金)
8:30~日本消費者物価指数CPI
※4月アノマリー記事もご覧ください。



















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