まずは冒頭からタイトル通りGOLD価格が3000ドルを突破しました!

いったん少し上昇も落ち着き下げ始めていましたが、週足では8本連続陽線を記録し1週間だけ陰線で休憩となっただけで再び2週連続の陽線で、ついに大台を突破し史上最高値を更新しました。
地政学リスクや関税問題などなど様々な理由からリスクオフで買われたのが強い要因とは思われますが、2022年以降からずっと上昇を続けており、「世界で一番強いトレンド」と言っても過言ではないでしょう。
2000ドルを大きく超えた頃から言っていますが、いったいどこまでいくのか!? 今後も注目したいです。
今週の目玉となっていた3月12日(水)21:30発表の米国消費者物価指数CPIと、翌日(木)21:30発表の米国生産者物価指数PPI。
3月12日(水)21:30発表
【米国消費者物価指数CPI】
予想:+2.9%
結果:+2.8%
前回:+3.0%
3月13日(木)21:30発表
【米国生産者物価指数PPI】
予想:+3.3%
結果:+3.2%
前回:+3.5%
CPI、PPIのどちらも前回より予想よりも少し改善された結果となりました。コレを受け相場は激しい動きとなることはなく、一時的にドル売りが強まった程度でした。この結果でFRBが利下げ予定を早めるわけもなく、インフレ率は鈍化し停滞気味と言わざるを得ません。
今はトランプ米大統領の関税問題などが重要視され、注目度もインフレ率が少し薄れているような気がします。

前週までの日経や米株価指数の暴落から回復も弱く、まだまだ売り圧力が強いです。恐怖指数VIXも一気に急上昇し今週は30目前まで高騰していました。さすがに25を超えてくると危険シグナル点灯といえます。来週からも大きな指標があり、トランプ米大統領やEU、中国など報復関税についてもイレギュラーな材料が続きそうです。トレーダーさんは急変動には要警戒です!

1週間の通貨強弱ではユーロ買いとポンド買いは少し強いものの、米ドルはどちらでもない状況でした。円買いも一服で乱高下していた週となっています。ココから再び来週は円高ドル安ユーロ高が復活するのか注目です!?
3月第3週となる3月17日(月)からの注目すべき材料などは次のとおりです。
冬時間(通常時間)も終わりサマータイムが始まります! 全ての指標や主要国の開始時間が1時間早まるのでご注意ください!
■3月17日(月)
21:30~米小売売上高・NY連銀製造業景気指数
■3月19日(水)
時間未定~日銀金融政策決定会合&声明発表
15:30~植田日銀総裁の定例記者会見
27:00~FOMC/FRB米政策金利&声明発表
27:30~パウエルFRB議長の定例記者会見
■3月20日(木)日本休場
21:00~BOE英中銀政策金利&声明発表
21:30~米新規失業保険申請件数・フィラデルフィア連銀景況指数
23:00~米中古住宅販売件数
■3月21日(金)米メジャーSQ
8:30~日本消費者物価指数CPI
ぜひ参考にしてください!
※3月アノマリーも参考にしてください。