トランプ米大統領の「関税問題」の話題ばかりでまだまだ激化する可能性があり、今後も要注意ではありますが、為替はジリジリと円高気味で継続しています。


日本10年債も遂に2009年頃の水準にまで急騰しており、急激に円高が加速してもおかしくありません。日経平均も上値が重くレンジ内ではありますが、再びやや下落していました。なお、2009年頃はドル円が90円台という円高ドル安で今とは比べ物になりません。
いずれにせよ日銀はコレを受け「例外的な長期金利の上昇に国債買い入れの増額をする」とし、150円台を割れ下落中のドル円を円安に戻し大きく反発させました。

その円安も一時的で、最終的に2か月前の安値149円台を割れる円高ドル安で終わっています。昨年7月からの大暴落でつけた140円台前半から140円台割れのゾーンへ今度こそ下へ抜けていくかが今後の注目です!そうでなければ激しい戻しの可能性も高いでしょう。

1週間の通貨強弱を分析しても円高は継続しており、他通貨との乖離率こそ大きくありませんが、強まればドル円とクロス円は大暴落がくる可能性を示唆しています。米ドルはハッキリしません。

GOLDは2020年コロナショック時の週足9週連続陽線の記録に迫る! コレだけ強いなかでも米ドルが激しく売られることは少なく、整合性は微妙に感じます。それでも米ドルが買われにくい地合いなのは間違いありません。トランプ米大統領はコレも織り込み済みなのか…。
2月最終週となる2月24日(月)からの注目すべき材料などは次のとおりです。
■2月24日(月)
日本休場
■2月25日(火)
ゴト日
■2月26日(水)
24:00~米新築住宅販売件数
■2月27日(木)
22:30~米新規失業保険申請件数
24:00~米中古住宅販売成約指数
■2月28日(金)
22:30~米個人所得/支出・PCEデフレーター
24:30~25:00月末週末ロンドンFIX
ぜひ参考にしてください!
※2月アノマリーも参考にしてください。