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【FX為替相場見通し】トランプ米大統領「関税問題」で投資家も動きにくい地合い!?

【FX為替相場見通し】トランプ米大統領「関税問題」で投資家も動きにくい地合い!?

ゴールデンウェイ・ジャパン

米国インフレ率を測る「消費者物価指数CPI」「生産者物価指数PPI」「小売売上高」にいたるまで、今週の重要な米国指標は軒並み悪い結果でした。

※前回の「米消費者物価指数CPI」速報記事をご参照ください。

コレにより一気に米ドル高で円安が再び強まった感がありますが、前の週の下落を全て否定することはなく失速し、今週の上昇こそ大きく打ち消された感じです。

米ドル/円1時間足チャート

ドル円1時間足で先週と今週を比較すると一目瞭然で、先週は155.880付近から151円台割れを2度も試すほど強い下落となり、前週も下落トレンドは恐らく強まってくるかと思われました。154.800付近まで上昇し強い戻りとなったものの、154円台すら維持できず週末には152円台を割れそうなレベルで大引けとなっています。高値を切り下げて終わっており、翌週から安値を切り下げるなら再び下落が強まる可能性は高く注目です!

ユーロ/米ドル1時間足チャート

ドル円は円とドルが一緒に動いており大きく影響は受けていませんが、ユーロドルなど特にドルストレートは2週連続で下窓を開けています。それでも窓をしっかり埋めており、下窓を開けて始まっているものの、安値は切り上げています。

日本のマーケットが閉まっている土日に「関税問題」などトランプ米大統領のニュースが大きな要因となっています。今後も注意し不用意なポジションの持ち越しはオススメできません!

通貨強弱チャート
※橙色:米ドルUSD 水色:円JPY 赤色:ユーロEUR 緑色:ポンドGBP 青色:豪ドルAUD

1週間の通貨強弱を分析すると先週とは真逆で円買いから円売りとなっています。米ドルも最終的には売られておりハッキリしない強弱となっています。ユーロとポンドは意味もなく円とドルに少し相反して買われていた程度です。来週は明確に方向感が出てくるかどうか…。

2月第3週目となる2月17日(月)からの注目すべき材料などは次のとおりです。

■2月17日(月)
米国・カナダ休場

■2月18日(火)
12:30~RBA豪州中銀政策金利&声明発表

■2月19日(水)
10:00~RBNZニュージー中銀政策金利&声明発表
16:00~英消費者物価指数CPI・生産者物価指数PPI・小売物価指数RPI
22:30~米住宅着工件数
28:00~FOMC議事要旨

■2月20日(木)
ゴト日
22:30~米新規失業保険申請件数

■2月21日(金)
8:30~日本消費者物価指数CPI
17:15~仏PMI速報値
17:30~独PMI速報値
18:00~EU PMI速報値
18:30~英PMI速報値
23:45~米PMI速報値
24:00~米中古住宅販売件数

ぜひ参考にしてください!

※2月アノマリーも参考にしてください。

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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