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【FX為替見通し】アメリカ雇用は強く利上げ停止か!?

【FX為替見通し】アメリカ雇用は強く利上げ停止か!?

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先週の為替相場振り返り 

ドル円15分足チャート

週明けの5月29日(月)からドル円は141円台の手前まで上昇。その後、140円割れまで下げるものの「押し安値」となり、再び141円台にトライする急上昇を開始。

しかし、トライに失敗すると今度は安値を更新すると大きくは戻せず、15分足では「安値」「高値」を更新し短期でダウントレンドとなってしまいました。

この背景には、5月30日(火)17:30~「財務省・金融庁・日銀」の緊急三者金融会合が開かれたことによる警戒感でしょう。

レートこそ違いますが、非常に早いスピードで進んでいた円安により、昨年もまったく同じことがありました。円安牽制での口先介入もそうですが、今後は注意したいところです!

■5月31日(月)月末23:00~ 雇用指標である「JOLTS求人」
市場予想:937.5万件
結果:1010.3万件

■6月1日(木)21:30~「ADP雇用者数」
市場予想:+17.0万人
結果:+27.8万人

■6月2日(金)21:30~「米雇用統計」
市場予想:+19.0万人
結果:+33.9万人

以上のようにアメリカの雇用指標は全てが、先月5月と同じで2か月連続で良い結果となりました。

「失業率」「平均時給」はやや鈍化・停滞といった数値でしたが、基本的には強い数値となっています。

これらを受けて上下に激しく動いた後、落ち着いてからのドル円は「ドル買い」「円売り」で大きく上に戻してNY大引けとなりました。

米ドル、円、ユーロの通貨強弱チャート
※橙色:米ドルUSD 水色:円JPY 赤色:ユーロEUR

1週間の通貨強弱で分析しても「米雇用統計」の後に米ドル買いが強まっているのが一目瞭然です。

しかし、「FedWatch」ではFRBがいったん利上げ停止の可能性を示唆しており、「それならばドル売りでは!?」と疑問となり、いわゆる整合性がないままとなっています。

来週の注目ポイント ドル円は下がれば強い買い場に

ドル円日足チャート

ドル円は日足で「三角保ち合い」を上にブレイクしたわけですが、そのブレイクポイントにも戻っていないので「レジサポ転換点」が機能したとは判断できません。

下がれば強い買い場となり、上げれば円安牽制を懸念した売り場となりそうです。再び高値圏でレンジの可能性も高まっているかもしれません。

来週の注目指標は…、

■6月5日(月)
ニュージーランド休場
23:00~「米国ISM非製造業景気指数」

■6月6日(火)
13:30~「RBA(豪州中央銀行)政策金利」

■6月7日(水)
23:00~「BOC(カナダ中央銀行)政策金利」

■6月8日(木)
21:30~「米国新規失業保険申請件数」

■6月9日(金)
21:30~「カナダ雇用統計」

となっております。ぜひ参考になさってください!

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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