川崎ドルえもん(かわさきどるえもん)氏プロフィール
金融天気予報士、FXトレーダー、仮想通貨、発明家。独自のFXトレード手法、グルトレ(グルグルトレイン)を開発、公開している。【著書】資金管理を徹底解説!「FXキャッシュマネジメント」:FXで儲からない理由は資金管理にあった!? (電子書籍)【著書】話題のFX新手法底辺高校卒業生と最強の為替サイト ザイFX!が作った【1日5分で稼ぐFX】グルトレ完全ガイド! (ダイヤモ ンド社)
※過去の1月・2月相場の陽線と陰線をカウントしたデータとなります。
※対象期間2004年~2023年。一部はデータ不足から20年未満のデータになっています。
外国為替の1月統計
1月はわずかに日本円買いとポンド買いのアノマリーがあり、ドル/円や南アフリカランド/円の陰線になった回数が多くなっています。また、ポンド関連ペアではユーロ/ポンドの陰線回数が多く、ポンド/NZドルとポンド/カナダドルは陽線回数が多くなっています。
株価指数の1月統計
1月の株価指数は日経平均の陽線回数が11回、NYダウは10回などとなっており、目立ったアノマリーは出ていません。年始のため、目立った動きが出にくいといえます。
日本株の1月統計
日本株で1月に上昇しやすいアノマリーがあるのが伊藤忠商事株で、過去20回中16回と多くの陽線が付いています。また、クボタ、三井物産、住友商事の株は75%の確率で陽線が付いています。
米国株の1月統計
米国株で1月にアノマリーが出ているのはDNPセレクト株で、80%の確率で上昇しています。また、Lenner、NVR、Alphabetの株は75%の確率で上昇していたことがわかります。
外国為替の2月統計
2月の為替は、トルコリラ/円の陰線回数が13回と多く、下落する確率が高くなっています。ユーロ/スイスフランは陰線回数が15回、ポンド/スイスフランは陰線回数が14回と多くなっています。
株価指数の2月統計
2月は上海総合指数の陽線回数が15回、カナダのS&Pトロント総合指数は15回となっていて、上昇した回数が多くなっています。
日本株の2月統計
日本株で2月に上昇しやすいアノマリーがあるのが、ザ・パックという株で、80%の確率で陽線が付いています。また、大和工業、岩谷産業の株は陽線回数が15回と多くなっています。
米国株の2月統計
2月の米国株は、Texas Pacific Landという株が上昇しやすくなっており、過去に80%の確率で陽線が付いていたという結果に。また、Booking Holdings、NVIDIA、Eatonの株は75%の確率で上昇していました。
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FX雑誌「外国為替」vol.14
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