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【FX為替相場見通し】ドル円160円台を突破!日本政府は実弾介入できるのか!?

【FX為替相場見通し】ドル円160円台を突破!日本政府は実弾介入できるのか!?

ゴールデンウェイ・ジャパン
トレイダーズ証券

160円突破「前夜」月曜から金曜の流れ

今週のドル円は、週を通じて一つのテーマに支配されていました。米国・イスラエルとイランとの軍事衝突の長期化懸念、そこから派生する「有事のドル買い」と「原油高→インフレ懸念→FRB利上げ観測」という流れからのドル高です。

週明け3月23日時点では159.39円前後と高値圏で推移していましたが、FRBの利上げ観測が浮上していたことも背景にあり、円が売られやすい地合いが続いていました。火曜・水曜は160円の節目を前に上値が重い展開が続いたものの、それでも下値は限定的。OANDA証券が公開しているオーダーブックを見ると、160円付近の売り注文が特に厚く積まれており、レジスタンスラインとして強く意識されていました。

イラン側と米国側の発言や表明の内容はいつも食い違っており、市場は振りまわされていましたが、木曜26日ぐらいから潮目が変化。NY時間に入ると、イランが米国の停戦案を正式に拒否したと伝わり、ドル円は159.85円前後まで急騰しました。

その後、トランプ米大統領が「イランのエネルギー施設への攻撃開始を4月6日午後8時まで延期する」と表明したことで159.30円台へと急落する場面も見られましたが、すぐに買い戻されていました。この時点でもはや市場参加者の多くが、160円突破は「いつか」ではなく「時間の問題だな」との認識に変わったと思われます。

3月27日(金)NY時間から160円突破の全経緯

27日のドル円はロンドン午前に159.98円まで上昇。節目の160円手前の売りが上値を抑えると、いったん調整の動きが入りましたが、159.70円台までの押し目にとどまり、ドル高基調が継続しました。この時点でNY原油先物は東京午前の92ドル近辺から97ドル台まで急騰しており、米10年債利回りも4.48%台まで上昇していました。

その後、イランの重水炉施設への攻撃報道が伝わるとコレが有事のドル買いを誘い、ドル円はついに160円超えとなりました。160.00円を超えるとブレイクアウトの特徴でもある動きへ。ストップロス注文を巻き込んで上昇し、160.30円前後まで一気の上昇でした。その後の押し目は160.07円までにとどまり、160円を維持しての推移が続くともう一段のドル買いが入って160.41円に。160円台をつけるのは、政府・日銀が円買い為替介入に踏み切った2024年7月11日以来、実に約2年ぶりのことです。

米ドル/円1週間足チャート
通貨強弱チャート
円安というよりもドル買いの強さが為替レートを支配している感じであった。

3月30日週の展望

有事のドル買い(地政学リスクの強弱)・原油高の高止まり・インフレ懸念などが解消されないまま、実弾介入で未曾有の円安ドル高を停めれるのかどうか。これが次の注目ポイントでしょう。

片山さつき財務相は27日の閣議後記者会見で、ドル円の動きについて「特に石油関係の事象に引きずられた投機的な動きもみられる」と言及し、「断固とした措置も含めしっかり対応する」として、状況次第での為替介入に踏み切るとの考えを改めて強調しました。

来週からは最上級に実弾介入を警戒せざるえないトレーダーは、この時期にわざわざドル円をトレードする必要性にいま一度、立ち止まって考える時ではないでしょうか? 3月最後と4月が始まる切り替わりの週となる3月30日(月)からの注目すべき材料・指標は次のとおりです。

■3月30日(月)
ゴト日

■3月31日(火)
18:00~ユーロ消費者物価指数HICP
23:00~米JOLTS求人件数

■4月1日(水)
8:50~第1四半期日銀短観
21:15~米ADP雇用者数
21:30~米小売売上高

■4月2日(木)
21:30~米貿易収支・新規失業保険申請件数

■4月3日(金)
日本以外のほぼすべてが休場
21:30~米雇用統計
23:00~米ISM製造業景況指数

※3月アノマリー記事もご覧ください。

ABOUT ME
FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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