自公惨敗と報じられた選挙結果を受け「石破総理退陣」と言われてましたが、石破総理の会見では続投の意向となりました。与党・野党から退陣に追い込まれそうな状況でどうなるのか!? といったタイミングでまさかの「日米関税合意」の報道が出てくると、株式市場はさらに勢いを増していきました!
為替に関しては株式市場ほどの動きはなく、連動している感じは薄い状況でした。関税問題が全ての項目において完全に合意され終わるのかどうかに今後も注目です!

日経平均もNYダウも史上最高値に迫る勢い。ナスダックとS&P500は史上最高値を更新し続け、逆張り売り勢力がまったく助けない動きへ。強気の相場はどこまで続くのでしょうか!?

ドル円レートは週明け下へ大きく窓を開けてスタート。146円をしっかり割り込んだ(月)~(木)まで円高ドル安の流れは続きました。週末に大きく反発するものの、148円台には届かず窓を埋めずに終わりました。このまま再び大きく下落を開始するかどうかに7月最終週は注目です!

1週間の通貨強弱を見ると、基本は円高ユーロ高、ドル安ポンド安が継続しており、週末で強く反発したのが分かります。米長期債やGOLDとの連動性も見ながらとなりますが、日経平均と比較すると株高円高となっているので、いつまでも両方が買われ続けるとも思えません。
月末最終日に「米国政策金利発表FOMC」と「日銀金融政策決定会合」があります(今年もほぼ同日)! 去年は歴史的なショックが起きたので、トレーダーはリスク管理として警戒すべきです。週末8月1日(金)は米国雇用統計もあり、相場は大きく動く週となるでしょう!
■2024年7月末の記事はこちら
ついに日銀利上げ!政策金利を0.25%へ
7月最終週の相場となる7月28日(月)からの注目の材料などは次のとおりです。
■7月29日(火)
23:00~米JOLTS求人件数
■7月30日(水)
21:15~米ADP雇用者数
22:45~BOCカナダ中銀の政策金利&声明発表
23:00~米中古販売成約指数
27:00~米FOMC/FRB政策金利&声明発表
27:30~パウエルFRB議長の定例記者会見
■7月31日(木)
時間未定~日銀金融政策決定会合
15:30~植田日銀総裁の定例記者会見
21:30~米個人所得・支出・PCEデフレーター・新規失業保険申請件数
■8月1日(金)
18:00~ユーロ消費者物価指数HICP
21:30~米雇用統計
23:00~米ISM製造業景況指数・建設支出
ぜひ参考にしてください!
※7月アノマリー記事と8月アノマリー記事(近日公開予定)も参考にしてください。