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【FX為替見通し】主要国の政策金利発表に再び世界中が注目

【FX為替見通し】主要国の政策金利発表に再び世界中が注目

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先週の為替相場振り返り

まずは、先週の振り返りから。
7月に入ってすぐに始まった円買い・米ドル売りの流れはジワジワという感じでしたが「7月米雇用統計」を経てさらに強まりました。

度々、植田日銀総裁の発言などにより「YCC修正」の可能性が高まっていたからでしょう。

しかし、この7月3週目にその「YCC修正」が現時点では「緊急性に乏しい」などと真逆の報道が出始め、再び円は売りに転じることになりました。

コレによりサポートを段階的に割り始めていたドル円でしたが、一気に上昇を開始。
週末にはさらに上昇を強めて7月21日(金)、ドル円は「220pips」を超える上昇となり142円台目前の141.950付近まで円安を加速させました。

ユーロドルは「40pips」弱しか動いておらず、いかに円主体の相場となったかがわかります。

ドル円1時間足チャート

ドル円の日足を分析すると6本連続の陰線から6本連続の陽線となっています。

米ドル/円日足チャート
ドルと円の通貨強弱チャート
※橙色:米ドルUSD 水色:円JPY

直近1か月の通貨強弱を分析すると、流れは大きくドル買い・円売りでしたがジワジワと逆転。両通貨は交錯して真逆へ転じています。

交錯後は、激しく米ドル売りに、円はやや買われる程度に。
そこから7月第3週目に再び交錯し始めているのがわかります。特に今回は米ドルではなく円売りが急速に強まっていました。

7月最終週の注目ポイント

この流れから7月最後の週に「主要国の政策金利発表」が連日あります。

FRBもブラックアウト期間を無視したような内容を出してきたり、日銀はYCC修正をほのめかしたりと実際にどうなるのかは見えません。

米国政策金利FOMC/FRB発表と声明・欧州ECB政策金利発表と声明、そしてBOJ日銀政策金利発表と声明が全て終わって米ドルと円がどっちへ動くのか? しっかり見極めていきたいところです!

31日を残して7月最後の週「重要指標」「注目材料」はつぎの通り。

■7月24日(月)
16:15~フランス PMI速報値
16:30~ドイツ PMI速報値
17:00~EU PMI速報値
17:30~英国 PMI速報値
22:45~米国 PMI速報値

■7月25日(火)ゴト日
23:00~米国 コンファレンスボード消費者信頼感指数
23:00~米国 リッチモンド連銀製造業指数

■7月26日(水)
23:00~米国 新築住宅販売件数
27:00~FOMC/FRB米国政策金利&声明発表
27:30~パウエルFRB議長の定例記者会見

■7月27日(木)
21:15~ECB政策金利&声明発表
21:45~ラガルドECB総裁の定例記者会見
21:30~米国新規失業保険申請件数・GDP速報値などなど多数アリ

■7月28日(金)
時間未定~日銀政策金利&声明発表
15:30~植田日銀総裁の定例記者会見
21:30~米国個人所得・支出・PCEデフレーター

などなど連日「重要指標」ラッシュとなっています。ぜひ、参考にして下さい!

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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