ニュースサイトで「投資詐欺」と検索すると、たくさんのニュースが出てきますが、ほとんどの場合はSNSなどインターネット経由で知り合った相手に、お金を騙し取られています。いわゆるSNS型投資詐欺です。このタイプの詐欺は、多くのケースで、詐欺師と被害者は対面することはなく、ネットだけのやりとりで詐欺が完結します。詐欺師はあの手この手で信じ込ませようとするわけです。
とはいえ、対面していないわけですから、羽交い締めにされたり、長時間拘束されたりはしません。スマホやパソコンに対して、こちらがどう対応するかだけの世界です。
SNS型詐欺は、たったひとつのルールを守るだけで、100%回避できます。それは、「ライセンスを持つ証券会社、FXブローカーに入金する」です。これだけでOKです。
詐欺師たちが誘導するのは、個人、あるいは無認可の怪しい業者です。そういったところに入金してしまったら終わりです。そのお金を持ち去られてしまっても、どうにもできません。SNS型投資詐欺は対面しないのが普通なので、連絡を取る手段はいずれ途絶え、お金を取り返せる可能性はゼロになります。
逆に、金融庁の公式サイトに掲載されている、ちゃんとしたライセンスを持っている業者に入金されたお金が、詐欺師に奪われることはありません。当たり前ですよね。トレードで稼げるかどうかはやり方次第ですが、詐欺に遭うことはないんです。この当たり前のことをしっかり意識してほしいと思います。
それと、日本語のホームページがあるからといって、その業者がライセンスを持っているかどうかは別です。金融庁の公式サイトを見れば、ライセンスを持っているFX会社がちゃんと記載されています。何度も繰り返しますが、「入金していいのは、ライセンスを持っている会社だけ」です。まあ、百万歩譲って、ライセンスがないFX口座でもまともに活動しているところなら、絶対推奨はしないけどまだほんの少しだけマシです。最悪なのは個人にお金を預けることで、これはもう論外です。