今年ももう折り返し地点となる6月相場に入っていきます。6月アノマリーを早速チェックしていきましょう!
米長期債に注目
6月のアノマリーは「米長期債に注目せよ」と言われています。
アメリカの30年債・10年債が年間の「天井」「底」をつけやすい傾向があり、その流れから為替のドルストレートが反対へと動きやすいからです。
今年は「米関税問題」によりすでに「米長期債」が大きく揺さぶられているので、「米長期債」「米株価指数」「ドルインデックス(米ドル)」との相関性にいつも以上に注目しておくとよいでしょう!
現在はこのあたりの相関・逆相関はあまり連動しておらず、いよいよ整合性が出始めるかもしれませんね。
株式市場は需給中心の相場に
株式市場は企業の決算集中時期が終わり、マーケットは「需給中心」の相場になりやすいとされています。
コレは企業価値による株価の上下よりも投資家の需給が影響しやすく「売られやすい」傾向があるようです。しかし、6月後半になると好需給になりやすく、月末にかけて転じて「買われやすい」傾向になると言われています。
過去14年間の6月ドル円、ユーロドルデータ

過去14年間、6月のドル円の平均変動率は463.45pipsほどとなっています。ドル円は今年も例外なくボラティリティは非常に高い状況が続いており、6月も当たり前に5円前後は動く前提でトレードしていくべきでしょう!

過去14年間、6月のユーロドルの平均変動率は391.014pipsほどとなっています。今年の5月までのデータを見てきましたが、ユーロドルは3年ぶりにボラティリティが戻ってきています。平均値前後は動く想定で今後はやっていくべきでしょう!
6月も「トランプ関税」や「トランプ砲」に相場全体が振り回される可能性が非常に高いです! 最終的には「トランプ関税」により各国の影響が指標結果に出始め、それにどう相場が反応してくるかでしょう!
※アノマリー使用上のご注意
毎月できるだけ「アノマリーシリーズ」は解説していきたいと思っています。
あながちバカにできないとされるアノマリーは「儲ける」というよりも「危険意識」のほうを重点に置いてもらい、ご自身の大切な資産を守るために参考にしていただきたいです。



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