2月相場も大きなレンジのまま終わると思われた「日経平均」でしたが、Nvidia決算も終えた月末に急激に下落し、一時37000円台まで割れてしまいました。ウクライナへの問題や関税問題が激化するような懸念材料が出たりと相変わらずの「トレンプ相場」といえる状況です。
日経平均はレンジの下限付近であるサポートラインを割り込み始めました。このまま3月相場も下落基調を強めることになるのか!? それとも再び絶好の押し目になるのか!?
為替はしっかり連動する場面があったものの、思ったほど動くことはありませんでした。コレは円と米ドルが一緒に買われたり、売られたりしている局面もあり、ドル円は特にトレンド方向を完全に変えるまでにはいたっていません。チャートを見ても今年の始まりから2月相場もダウントレンドは継続となっています。あれほど乱高下のある日々でも終わってみれば高値も安値も切り下げているのは驚きです。それでも148円台半ばまで落ちてもまだまだ150円台には回復する可能性はあるので、順張りで売っているトレーダーも気が気ではないボラです。
2月、1か月間の通貨強弱を分析すると日々の上下はもちろんありますが、2月も「円高ドル安」だったといえます。しかし、米ドル売りは円ほどハッキリしない強さもない感じです。もう少しハッキリなってくれると主要通貨の動きもトレンドが明確になってきそうに見えます。
トランプ米大統領が当選してからどんどん上昇し続けた暗号資産「ビットコイン」を例にあげれば、BTC/JPYは1000万円付近から1700万円台まで上昇し高値圏で大きく乱高下しながらレンジで揉みあっていました。しかし、2月後半に入って急激に下落を加速させ一気に下へ抜けてしまい、なんと1180万円台までの25％を超える大暴落に！
上がる前よりも落ちてしまうのか!? 1000万円を割れるのも時間の問題にも見えますが、はたして回復できるのでしょうか…？
既にココからの3月相場アノマリーどおり始まっているようにも見えます！
3月アノマリー記事も是非ご参照ください！
3月最初の週となる3月3日(月)からの注目すべき材料などは以下のとおりです。
■3月3日(月)
24:00～米ISM製造業景況指数
■3月5日(水)
ゴト日
22:15～米ADP雇用者数
24:00～米SIM非製造業景況指数
■3月6日(木)
22:15～ECB政策金利＆声明発表
22:30～米新規失業保険申請件数・貿易収支
■3月7日(金)
22:30～米雇用統計
ぜひ参考にしてください！
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