トランプ氏が「米大統領選2024年」を制して相場は過熱し、トランプトレードと呼ばれる流れは翌週からも継続したと言えます! その中でも驚いたのは暗号資産「ビットコイン」。BTC/JPYのチャート見ても凄まじい勢いで100万円単位、1万ドル単位で伸びていきました!
いったん下落を見せ1300万円台まで落ちてもスグに1400万円台に回復。このままいけば報道されているように「青天井」「10万ドル・1500万円超え」は年内にいつ来てもおかしくない状況です。
そんなトランプトレード過熱の中、唯一派手に崩れたのが「GOLD」金相場です。
アノマリー的にはココから買われやすい傾向にありますが、まさかの2600を割れる始末。割れてからも戻りは弱く、2550付近で推移していました。
いったん買い勢力を焼きにいくような動きで落ち着いた感じです。ドル買いとしっかり逆相関しており流れは強まっていました。
問題の為替ドル円も週明けからどんどんドル買いが続き上昇継続。156円台後半まで昇りつめ、157円台の手前で大きく折り返すと3円弱の下落と激しい落ちとなりました。
それでもまだまだ今までの流れでは買い狙いが安全な感じです。SNSなどでは「為替介入」「口先介入」がトレンド入りすることが多くなり、警戒感からの売りがあったのかもしれません。
1週間の通貨強弱を分析すると、ドル高が先週の一時的ではなくジリジリと継続しているのが他の通貨との乖離からも伺えます。
逆に米ドル以外は売られ気味となっており円だけが15日(木)から買戻しが強まったという感じです。それでも円安ドル高だったと言えるでしょう。翌週からも急激に売買が逆転するとは思えません。
11月3週目となる11月18日(月)からの注目すべき材料・指標は次のとおりです。
■11月20日(水)ゴト日
16:00~英消費者物価指数CPI・生産者物価指数PPI・小売物価指数RPI
■11月21日(木)
時間未定~SARB南ア中銀政策金利&声明発表
20:00~TCMBトルコ中銀政策金利&声明発表
22:30~米フィラデルフィア連銀景況指数・新規失業保険申請件数
24:00~米中古住宅販売件数
■11月22日(金)
8:30~日本消費者物価指数CPI
17:15~仏PMI速報値
17:30~独PMI速報値
18:00~EU PMI速報値
18:30~英PMI速報値
23:45~米PMI速報値
ご参考まで!
11月アノマリーも参考にしてください。
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定価:980円(本体891円)