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【FX為替相場見通し】今週も荒れ相場となる!世界的な事件も勃発!

【FX為替相場見通し】今週も荒れ相場となる!世界的な事件も勃発!

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まずは先週の振り返りです。

大きく荒れた7月第2週。翌週はどうなるかと思われていたところに、14日(土)「トランプ前大統領の銃撃暗殺未遂事件」です。かろうじて耳だけの負傷で命には別状はありませんでしたが、米大統領選を控えた中、世界中に衝撃を与えた事件でした。

コレをきっかけに“奇跡のトランプ”とうたわれはじめ次期大統領を確実視され、相場が動き始めました。X(旧Twitter)もトランプ前大統領の発言が多くなり、久しぶりにトランプ相場が帰ってきた感じです。

同時にバイデン大統領の撤退がささやかれはじめ、それはもはや撤退要求運動にも見える状況となってきました。コレが明確に発表されれば相場はもっと大きく動くかもしれません。

週末となる19日(金)はマクドナルドのシステム障害とMicrosoftのシステム障害が朝からSNSなどから騒がれはじめた。筆者もOnedriveをクラウドで使っており朝から使えない状態で困惑しましたが、2時間後には復旧。しかし、米国セキュリティ最大手クラウドストライクのソフトが原因で起きた不具合はもっと深刻で、導入されていたWindows全てを機能不全に陥れてしまい、なんと飛行機2万便の遅延を出すレベルとなってしまったようです。

もちろんそれだけではなく世界中の企業が機能不全になり、地域によっては救急電話も不通になったと報道されています。同時に起きた世界中のシステム障害などが、どれだけの因果関係があるかはわかりかねますがマーケットにも多大な影響を与えはじめていることでしょう! 週明けからも注意です!

相場では、強かった日経平均が7月の強さを全て否定されてしまい急落となりました。ほぼ振り出しに戻された感じです。週明けからも下落が進めばまさかの月足で陰線となります。

日経平均日足チャート

コレが為替の円買いとしっかり連動し続けていました。

米国長期債日足チャート

米国長期債なども7月から下落気味となり直近2日はやや戻しましたが、米ドル売りと連動していました。GOLDは上昇し米ドル売りと逆相関しっかりで整合性のある状況へ。

米ドル/円1時間足チャート

ドル円は前の週からの下落がトレンドとなり、乱高下が強いものの安値をしっかり更新し、高値も切り下げはじめています。

今までのドル円はココから全て戻し年初来高値を更新するほどの円安が再加熱していました。今回もそうなってしまうのか!? それとも今度こそ長い長い上昇トレンドの終わりの分岐点となるかに注目ですね!

通貨強弱チャート
※橙色:米ドルUSD 水色:円JPY 赤色:ユーロEUR 緑色:ポンドGBP

1週間の通貨強弱を分析すると、この1週間も円買いがしっかり持続しています。米ドルも後半に戻した程度で売られ気味。円高ドル安が続く展開でした。ユーロとポンドに大きな変化、強弱がないのも分かります。ECB政策金利はコンセンサス通りの据え置きで2会合連続での利下げがなかったのも要因でしょう。

7月第4週目となる7月22日(月)からの注目すべき材料などは以下のとおりです。

■7月23日(火)
23:00~米国中古住宅販売件数

■7月24日(水)
16:15~仏PMI速報値
16:30~独PMI速報値
17:00~ユーロPMI速報値
17:30~英PMI速報値
22:45~米PMI速報値・BOCカナダ中銀政策金利&声明発表
23:00~米新築住宅販売件数

■7月25日(木)ゴト日
21:30~米新規失業保険申請件数・GDP

■7月26日(金)
21:30~米個人所得・支出・PCEデフレーター

などとなっています。

※7月アノマリーの記事も参考にしてください。

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FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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