まずは2月4週目、先週の振り返りです。
株式市場の盛り上がりはおさまらず、ついに日経平均は史上最高値を更新。勢いを見ているとやっぱりといった感じが正直なところでした。バブル時代の最高値を抜けたわけですが、私たちの日本経済の体感とはまったく嚙み合わない感じがします。
日経平均は日本祝日でも先物で史上最高値を更新しており非常に強い! 週明け2月26日(月)からもこのままいけば上窓を開けて始まりそうです。どこまで続くのか!? 2月はこのまま最後まで株式市場が主役な感じです。
為替FXの方は株式市場のボラティリティに連動せず低下したままとなっています。よく動くドル円レートをみても今週は1円程度のみでした。
それでもドル円は上昇トレンドをジワジワキープし続けています。
1週間の通貨強弱を分析しても、ユーロ・ポンド・豪ドル・NZドルはやや買われていましたが、円安ドル安の流れとなっていました。円もドルも売られていた時間が長かった感じです。
この流れが続けばやがてはドル円だけが円売り・ドル売りどちらかの強さ次第で分かりにくくなりますが、他通貨クロス円もドルストレートも上昇することになります。このあたりにも注目です!
2月最後の週となる2月26日(月)からの注目指標や材料は以下のとおり。
■2月19日(月)
中国大型連休明け・米国休場・カナダ休場
■2月26日(月)
24:00~米国新築住宅販売件数
■2月27日(火)
8:30~日本消費者物価指数CPI
■2月28日(水)
10:00~RBNZニュージー中銀政策金利&声明発表
■2月29日(木)
22:30~米国個人所得・支出・PCEデフレーター・新規失業保険申請件数
23:45~米国シカゴ購買部協会景気指数
24:00~米国中古住宅販売成約指数
■3月1日(金)3月相場始まる
19:00~ユーロ消費者物価指数HICP
24:00~米国ISM製造業景況指数
などとなっております。是非参考にしてみてください!
FX雑誌「外国為替」vol.13
発売:2024年10月22日(火)
定価:980円(本体891円)