編集後記［Editor’s Note］vol.15

▼Lost Records: Bloom & Rageというゲームにめちゃハマりました。前にここの編集後記で書いたことがある、Life is Strangeという鹿内ゲーム史に残る名作と同じスタッフが作ったゲームで、カンタンにいうと選択肢や操作がある映画です。
　 1995年の夏に起きたある事件を体験したアメリカ人女性4人組（当時17歳）は、二度と会わないことをお互いに誓います。でも、2022年にとある理由からもう一度集まり、当時を回想し、あのときに何が起きたのかを思い出していくというストーリー。ロストレコード、ブルーム、レイジというタイトルに含まれる単語からしてめちゃかっこいい。登場人物のキャラも立ってるし、放送禁止用語もバンバン出てきつつ、強烈な青春臭を放つ作品です。それとバンドものなんだよね。下手くそな女子高生バンドの荒削りだけど、精一杯背伸びしながら叫ぶあの感じがたまりません。
　すでに前編クリア済みで、この号が出るころには後編が配信されるはずです。校了後の楽しみが今から控えているしあわせ。
（鹿内武蔵）

▼昨年末に新橋駅で階段から転落し、人生で初めて骨折しました。折れたのが利き腕の肘ということでかなり不自由することになり、2月下旬まで帰省先の実家に世話になりながら仕事をしていました。左手で箸を持つのには意外とすぐ慣れて、年越しそばもそれで頂けたのですが、腕一本封じられただけでできなくなることが山のようにあって、回復した現在（3月28日）は五体満足であるありがたみを心底感じています。
（佐野雄二）

▼骨折の話が続いて恐縮ですが、先日、大阪ミナミの道頓堀で地面に落ちていた段ボールに滑って派手に転倒し、右足首を骨折してしまいました。今は松葉杖生活となっており、正式な診断によっては手術をするかもしれないとのこと。普段何気なくできていたことができず、自宅内のわずかな段差であっても松葉杖だと超えるのも難しいことを実感しております。また、猫が興味津々でギプスに顔を擦り付けてくるのも恐怖でしかありません（普段は喜んで迎え入れるのですが）。
　4４月中の復活を目指しますが、足の怪我なのでこの仕事ができることは本当に不幸中の幸いだと思います。皆さまも深夜の徘徊と地面に落ちている段ボールにはくれぐれもご注意ください。
（田中タスク）

▼昨年後半から企業取材の仕事を受けており、以前に比べると外出する機会が増えました。先日、夕方の大阪市内をバスで移動中に何となく外を見ていると、イスラム系の方々が大勢集まって立ち話をしている姿が見えました。何十人レベルでガヤガヤやっている感じであり、海外でバスに乗っているような感覚となりました。一体何なんだ？？？と思いネットで調べてみると、バスで通った大阪市西淀川区はイスラム系の方が多く住んでおり、モスクもあるようです。大阪生活も長いですが、全く知りませんでした。大阪は興味の尽きない街だな、と大阪の奥深さを再認識。やはり出歩くといろいろな発見があると実感しました。
（石井僚一）

▼最近息子のイヤイヤ度合いがうなぎのぼりです。これがピークと思いたいのですが、初めての育児なので、頂上が見えず……。しかし、自分が異国の地に2年住んで、言葉が通じなかったら、それはもうストレスが溜まるだろうな。息子も同じ感じなのかなと思って、一呼吸置くようにしています。まぁ、私が一呼吸置いたとて、イヤイヤは治っていないんですけどね。誰か対処法を教えてください。
（荻田里佳）

▼この春、二頭目のワンちゃんを我が家に迎え入れました。今いる子の散歩を夫婦のどちらがやるか押し付け合うのが日課なくらいなのに、どうして妻は唐突に「もう一頭欲しい」と言い出したのか。いまだに謎なのですが、普段全く犬の世話をしない息子と共に多頭飼いのメリットをプレゼンされ、いい具合に洗脳されました。犬慣れして先住犬の吠え癖がなくなるかもしれないってことなんですけど、これ本当なんですかね？
　迎え入れたのは白のロングコートチワワ（超かわいい）。すでにドライフードを食べ、トイレを所定の場所で済ませるという有能ぶりを発揮しています。一方先住犬はいつもと様子が違う点はあるものの、吠えたりせず見守っている感じ。これからどんな感じで犬同士が仲良くなっていくのか、温かく見守っていきたいと思う父なのでした。
（上岸誠太郎）