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投資家スケーター氏インタビュー「王道のボリンジャーバンド順張り手法を武器に集団で戦う新世代のFXリーダー」

【本誌全文&ネット限定】投資家スケーター氏インタビュー「王道のボリンジャーバンド順張り手法を武器に集団で戦う新世代のFXリーダー」

JFX株式会社

「むずない」をキーワードに、再現性が高く判断のブレが極めて少ないFXトレード手法を公開しているスケーターさん。

同じ手法を使う投資家同士で連帯しながら全員で利益を目指すスタイルは、SNSが主軸となっている現代ならではです。

ここに至るまでの苦労の連続も含め、ロングインタビューで大いに語っていただきました。

聞き手◉鹿内武蔵/本文◉武田貴士

スケーターさんの「むずない」までの軌跡

スケボー技術だけを追い求める生活から、子どもができたことをきっかけに就職するも、多額の納税に追われてFXをスタート
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反転を狙う縦積みの手法を研究し、資金を1000万円近くにまで増やすも、雇用統計で大きく張りすぎてほとんど全額を失う
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長期足の優位性を追いかける、現在の手法に通じる横積みの手法を開発、ブラッシュアップし勝ち組トレーダーに
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むずない戦法をより広めるべく、全国行脚をスタート

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キャンプを通じて過去の損失と向き合う

─まずはこれまでの投資のキャリアを教えてください。

「FXのトレードをスタートしたのが2015年のチャイナ・ショックの2日前だったんです。直後にテレビで大暴落している様子を見て圧倒されました。当時ネットでの情報収集を中心に勉強した結果、損小利大のトレンドフォローを目指すと良いという結論になりました。それを初心者なりに7か月間実行して負け続けたあとに、ヤケクソになって大きく伸びそうな局面で大量のロットでポジションを積み増したんです。それが偶然にも功を奏して、初めてFXで10万円稼ぐことに成功しました。あのトレードをもう一度やりたいと強く思って、そこから徐々に光が差しました。それが2016年の春ごろです。

 それをきっかけに、反転する波に対して、隙間なくポジションを取るにはどうしたらいいのかを研究しました。その結果、トレンドが反転する第1波ならできそうだと判断して、そこに狙いを絞りました。2017年には『縦積み』と呼んでいるポジションを大量に並べる方法を確立しました。そのころにFXのブログもスタートしました。

 そこから3年くらい、ひたすら縦積みをしながらブログとメルマガを書きまくる時期を経たあとに、2020年に一撃で900万円やられる経験をしたんです。コツコツ勝ってお金を増やして、もうすぐ1000万円になりそうというときに、大量のポジションを持ったまま雇用統計に突入してしまいまして…。あと40万円くらいで1000万円に到達するな、という状況だったと思います」

─お~っと、危険ですね、それは。しかも、ゴール目前だったんですね。

「約300万通貨持ったまま、ギャンブルの誘惑に駆られて若干の含み損を抱えたまま雇用統計に突入してしまいました。一気に200pipsくらい負けて、いきなり損失が700万円になり、そこからロスカットまでの間は絶望して床と一体化しました。そのときは自分の中でショックが大きすぎて、失敗に向き合えずに忘れようとしていました。翌2021年の春にトレーダー3人でキャンプをしたんですけど…」

─アウトドアなんですね、そこは(笑)。

「そこで900万円負けたことを笑い話にしたことで、初めて自分でもその失敗にしっかりと向き合えました。『一撃で900万円負けられるってことは、逆に勝てることもあるんじゃないか?』と思って、積み増しスタイルで900万円を取り返すにはどうしたらいいか考えました。

 それまでは1時間足レベルでのブレイクが起これば利確するような、短期の一つの波を狙っていました。一撃で900万円狙うには値幅も必要ですし、ポジションも厚く張る必要があります。そこで月足・週足の優位性に乗って、日足・4時間の波を狙うことにして、1時間足・4時間足での動き出しの局面でポジションを溜めて、動き出したら利益になるという、今までやっていた積み増しを時間軸を上げて試しました。それを『横積み』って呼んだり、メルマガにも書いたりしながら練習して、その年の春に実際にトレードを開始しました。その結果、僕の誕生日にあたる2021年の7月29日に、初めて月次で1000万円を獲得しました」

─素晴らしい逆転劇ですね! メインの投資スタイルは、教科書的にいうとどういう区分になるんですか?

「デイトレードです。スキャルでは全然ないし、スイングというほど握らないです。月足・週足の優位性に沿って4時間足などを狙ってるときは2、3日かかり、決済までは長くても一週間以内です。大半がデイトレードで終わります」

─最近はオーバーナイト(日をまたいだ持ち越し)はしないんですか?

「僕はそれをあまり気にしてません。エントリーの際のチャートの形状でストップロスと利食いを設定して放っておきます。その結果として、日をまたぐこともあります。トレンドフォローを狙うようになってからは、ストップをタイトに置かないので、日またぎを気にしなくなりました」

─お話ししていて、かなり研究熱心な印象を持ちました。自分の中の解釈を突き詰めていくような、もともとそういうタイプなんですか?

「どうですかね。ズボラな性格なので、細かいデータの羅列などは見る気がしません。実戦で使ってみて手応えのあるものにしか興味がないです。幅広く何かを学んだというよりは、目線の使い方をじっくりやって、ボリンジャーバンドを煮詰めてみて、本当に叩き上げでここまで来ました」

スケーターから専業トレーダーへ

─普段はどんなライフスタイルなんですか? スケーターさんって名前からして普通じゃないとは思うんですが。

「今は2児のパパをやっています。小3と年長の子どもがいるんですけど、彼らの送り迎えが生活の中心ですね。というのも仕事はトレードと情報発信だけなので、結構自由にできるんです。送り迎えが朝夕にあるので、その合間に自分のことをしています」

─トレードされる以前はどんな生活だったんですか?

「トレードを始める前は完全にスケボーしかしていなくて、二十歳くらいまでは本当にスケボーを上達することだけを考えていました。スケボー最優先で生きていたので、大学も1年生を2回やって中退してしまいました。

 大学を辞めるタイミングで実家にも居づらくなったので、パチスロでお金を貯めて一人暮らしを始めました。フリーターになってからも、スケボーが楽しすぎてバイトもきちんと行けないような状態だったので、次第にお金もなくなって生活もかなり苦しくなりました。石川県には白山という山があるんですが、二十歳になる年に夏の2か月だけで100万円くらい貯まる山小屋のバイトを始めました」

─そんなアルバイトがあるんですね。

「そうなんです。そこで今の奥さんと出会いました。その後は4年間夏山バイトに通いました。夏は山に行って、バイトがないときはスケボーをするという生活を送っていました。4年目に結婚して子どもができて、スケボーだけではだめだというスイッチが入りました。

 一人目の子どもが2歳くらいのとき、つまり僕が27歳のときです。縁があってホテルにフロントとして就職しました。手取りは少ないけど正社員でボーナスもあるし、なんとかやっていけると思いました。子どもがいるので、ホテルで働きながら掛け持ちでバイトをさせてもらいました。

 ところで、住民税は収入の合算で計算しますよね。掛け持ちしていたバイト先が以前からメインで働いていた牛丼屋だったので、間違えてフルタイムで働いてたころの収入を提出してしまい、納税後の手取りが11万とか12万とかになってしまったんです。

 その請求は多分間違いなんだけど(笑)、体を使う以外の仕事をしないと自分でどれだけ働いても楽な生活ができない、と本気で思いました。根本的に今までとは違う働き方をしなきゃいけないと一念発起して、そこからネットでいろいろ調べた結果、FXにたどり着いたんです。勘違いから勝手に追い込まれてFXを始めたんです」

─当時は株などのFX以外の投資の選択肢はあったんですか?

「本当にお金がなかったので、少額から始められる前提がないと無理でした。選択肢はFXしかありませんでしたね」

─それが2015年の8月ですね?

「そうですね、当時から今に至るまで日々修行です」

「むずない戦法」は本当にむずない?

─最近はメインで使っている新しい手法があると聞きました。

「2022年5月までは積み増しをやっていたのですが、結構ハードな手法で万人向けとは言えないものでした。エントリーは反転の第1波を狙うので、極端な逆張りです。うまくいく波が来るときと、来ないときの判断がとても難しいんです。トレンドフォローは反転の第1波が出たあとの押しに対して仕掛けますが、逆張りはその前にポジションを持つので、個人の裁量判断による部分が大きすぎました。

 その余地をなくすために、現在の僕の戦い方は全てトレンドを判断する目線とボリバンだけで組み立てています。その二つを使って王道のトレンドフォローを狙う手法を、去年の5月から年末までかけて完成させました。これを『むずない戦法』と呼んでいます。現在では、大きく取れる横積みを月1回だけ狙うのと、むずない戦法でのトレンドフォローを日々狙っています」

─どんな通貨ペアを狙うんですか?

「トレンドフォローのむずない戦法は、どんな通貨ペアでも使えるんですが、僕自身はドル円、ポンドドル、ゴールドドルを中心に見ています。その三つだけでもトレードのチャンスは十分あります。僕は個人的に馴染みがある通貨ペアばかり触ってしまいますが、条件を満たす通貨ペアであればどれでも大丈夫です」

─むずない戦法は完全公開されてるんですか?

「むずないのやり方の詳細は『むずないセミナー』という有料講座でお伝えしていますが、セミナーに参加された人には、お伝えした戦い方を『#むずない』というタグをつけて、Twitterでツイートしてもらっています。各時間足のチャートの画像を載せて、『こういう狙いでエントリーしました!』ってツイートしてもらって、さらに結果まで載せることをセミナーの活動としてやっています。だからTwitterで調べれば、やり方は多分分かります(笑)」

─調べてみると今日もツイートしている人が何人もいます。こういう形でやってるわけですか。これは盛り上がりそうです。

「同じ戦い方をやろうとしている集団なので、通貨ペアごとに違うやり方を繰り出していたらおかしいですよね。皆で攻撃の打ち方をシンクロさせたいので、それを確認し合うのが目的です。自身のアウトプットとしても、『#むずない』とつけてツイートしていただきたいですね。むずないってなんだろうって人は、このタグで検索すると何となく雰囲気がつかめると思います」

─基本的な部分だけで構わないので、どんな手法か聞いても良いですか?

「もちろんです。ルールは二つあって、一つ目は勢いを見るためのルールです。具体的にはボリバンの±1σの外側に終値があるかどうかに注目します。外側に突き出ているなら、内側に潜るまでずっと外側に走ると考えます。外側にあるときは外側に伸び続ける、内側にあるときは外側にブレイクするまでは内側にとどまる、というのが基本のルールです」

─ここまではとても簡単ですね。

「そうなんです。この前提部分では勢いを見ています。外側にあるときは勢いがある、内側にあるときは勢いがないと考えます。これに加えて、±1σを突き抜けた回数でトレンドがどっちに出ているかという方向感を判断します。

 上昇トレンドが出る流れで説明すると、レンジから+1σを1回上に抜けたときに、第1波が出たと考えます。その後にミドルラインか-1σで押し目買いが入るだろうと予測します。これが2波です。そして+1σを下抜けてから、実体で-1σを割らずに2回目の+1σブレイクをしたら、トレンドが発生して第3波ステージに移行したと判断します。

 これ以降は、終値が-1σを実体で割り込むまで上昇トレンドです。次にミドルラインまで落ちてきたらガンガン買っていこう、-1σでもガンガン買っていこう、ただ-1σを実体で割ったら上昇トレンド終了と判断します。この二つのルールの組み合わせです。

─これだけだったら迷う要素はないですね。

「単一のチャートの見方としては非常にシンプルです。ただし、この状況を作っている場所が時間足ごとに異なり、4時間足ではここ、日足ではここ、という具合に入り組んでくるので複雑になります。優先順位に関しては『日足が最優先』と決めてしまえば、日足のここしか触らないという風にルールが明確になります。1回目の突入は調整かもしれないから見送る、その後2回目の突入以降は、ひたすら4時間足や1時間足で買いを狙っていくというイメージです。

 これがむずない戦法で一番重視している、『ボリバンSTF』を使った環境認識の方法です。ここからさらに目線の見解も付け加えていきます。2回目の突入後の第3波ステージに入ってるころには、ダウ理論で考えても上昇トレンドになっていることが多いです。逆に第1波が出た段階では、ダウ理論では上昇トレンドになりづらいので、必然的にいったん押してくることが多くなります。

─ボリバンの±1σは分かるんですが、STFというのは何ですか?

「Sは僕の名前のスケーターのSで、TFはタイムフレームです。かなり適当に聞こえますが、必要に迫られてネーミングしちゃいました。MTF(マルチタイムフレーム)でやっているという意味を込めて、それに寄せています。

 このボリバン±1σの境界線に注目する方法は、トレンドフォローだけでなく逆張りでも使えます。トレンドの反転まで至らなくても、いったん反発して戻すポイントを見るのにも有用です。基本的な見方のルールは決まっていますが、それをどう利用するかは自由です。さまざまな手法と組み合わせやすいので便利ですよ」

─確かにベースになる考え方だけでもトレードのアイデアとしては非常に秀逸です。この環境認識が基本にあって、エントリーや決済は自分のやり方でもいいわけですね?

「そうですね、それも可能です。第1波が出たあとに日足が確定した時点で上を狙うか下を狙うべきなのかが決まっちゃうので、その日の買いと売りの目線は常に固定されます。今日は買いのチャンスしか拾わない、売りのチャンスしか拾わないという前提を踏まえた上で、同じ見方で上方向の第1波ステージ発生が見えたら、ミドルラインや-1σで買って、終値が-1σを割ったら損切りするだけです。第1波ステージ発生が短期で見えたら開戦の合図ですね。本当に隅から隅までこれを使い倒すだけで、僕の戦い方は出来上がっています」

─そう聞くと結構シンプルですね。

「むずない戦法は、手法としてはとても簡単です。その分勝率はさほど高くないですし、取れる値幅もそこまで多くはありません。ただ、一貫させやすく同じトレードを繰り返しやすいという点では、やり方の明確さは抜群です。ルール外のことさえしなければ、トータルで十分プラスにできる手法だと思います」

アドリブ=裁量というのは間違い

─一貫性とか繰り返しって、トレードにおいて非常に重要なキーワードですよね。

「とても大事だと思います。僕自身のトレードのスタートが、短期の波の中を積み増しするという、再現性が乏しい手法でしたから。短期で伸びるかどうかが肝なので、伸びる前に決め打ちでボタンを押すしかないんです。本当に危なっかしい戦い方をしていたと振り返って思います。今ではその対極の、ごくシンプルなやり方を実践しているので、まるでトレードをしていないかのごとく精神が楽です」

─トレードをしていないとはすごい表現です。

「以前のやり方に比べれば利益は物足りませんが、今ではその欠点をカバーできるだけの大きなロットを張れるという部分で満足しています。最初からトレンドフォローのやり方だけでは、僕の性格だとじれったくなって余計なことをしていたかもしれません」

─むずない戦法は、どちらかといえば初心者向けですよね?

「そうですね。シンプルで大勝は難しいものの、やりやすさがあります。利益を伸ばすことがそんなにできないというか、伸ばしたところでさほどメリットがない手法なんです。リスクリワードが1:1の勝ちを手堅く積み重ねていこうという考え方なので、本物の投資にかなり近いやり方です。投機として見ても、心に優しいやり方だと思います」

─アドリブ要素は極力排除すべきということですか?

「その通りです。アドリブ=裁量というのは間違いです。裁量を発揮する部分は、チャートに映ったローソク足の波形認識の部分だけです。その結果、どういう戦い方を仕掛けるかは仕組みに任せるべきです。さもないと思い通りにならなくて、フラストレーションがたまって絶対バカをやっちゃいますね」

─なるほど。環境認識に裁量の要素が入るのは仕方ないとしても、そこから先のもっとコアなお金の部分に裁量が入ると心が耐えられないということですか?

「やり方、戦い方、攻撃の打ち方の部分はあらかじめ決まった方法を忠実に実行するのが強いです。そこに自分の考えを挟むべきではありません」

─気分とか体調でも変わりますし、それがトレードに影響しますよね。

「影響はかなり出ます。積み増しという不確実な手法をメインで戦ってきたので、神頼みではないですが、目に見えない力すら味方につける必要があると本気で思っていました。トレードの際は、自分の心のあり方には常に神経を尖らせています」

むずない戦法の全国ツアーについて

─スケーターさんは以前から精力的に活動されていますが、最近Twitterで全国ツアーの話題がありました。詳しい話を聞いても良いですか?

「去年の後半から半年間かけて、むずない戦法をより細かく定義しました。先ほどの内容の続きで、1時間足・4時間足の狙い方や、短期で開戦の合図を確認するべきか、もしくは待たずに短期の底が見えてきたら押し目買いするのか、といった細かい条件を指定して、むずない戦法を学んでいる全員に同じ戦い方を習得してもらいました。1月の相場も日足の外側で動き続けていたので、勝利報告が多く届いています」

─ドル円は良かったでしょうね! 大体1σの外側で推移する明確なトレンド相場でした。

「ドル円とゴールドドルで良い結果を残せました。現実として本当に勝てる人が増えてきたのを肌で感じています。逆に言うと、同じ手法を学んでいるのに勝てない人がいるのはなぜだろうと思いました。そこで、物理的に同じ場所で学んでる人たちを会わせようと思い立ちました。実際に同じ空間で会話やセッションを通じて、なぜ同じことをしてるのにあの人は勝てて、私は勝てないのだろうということに気づいて、現実味を持って焦りを感じてほしいんです。FXで突き抜けられたらうれしい、じゃなくて突き抜けられていないとおかしいな、というところまで持っていきたいです」

─そうですよね。全く同じやり方で、もちろん多少差はあるにしても、大負けと大勝ちする人が混ざるのはおかしいと思います。

【以下、ネット限定記事】本誌の続きをお楽しみください

 そうなんですよ、その差を埋めたいです。トレードしているご本人の気持ち次第なところが大きいので、本当にやるんだという気持ちを強めないと変なポジションを持っておかしくなったり、セミナーを受ける前の状態に戻ってしまいます。それは絶対に防ぎたいです。自分自身に気合を入れてもらうために、そういう場を設けていきたいですね。ただ単にFXを頑張ろう、という状態を去年までに抜けることができたと思っているので。

 去年までは得意技を自分で見つけてください、という発信がメインだったんです。戦い方を半年間かけて作り上げたあとに、本当にそれで勝てるんだよというのを全国に知らしめていきたいです。

─実際に全国を回って、勉強会とかオフ会みたいなことを次々とやるというイメージですか?

 そうですね。勉強会はオンラインのむずないでそれぞれやってもらって、現地には本当に自分を高めるために来てもらうという趣旨です。単なるオフ会ですが、あえて「決起会」と呼んでいます。

─僕はFXの仕事をしてきて、トレーダー同士の話が噛み合わないことにいつも歯がゆさを感じていました。こういう風に同じツールで同じ考え方なら噛み合うから、その点は心配いらないですね。

 前提の共有ができているので、そこは安心感があります。しかも、結構コアな部分で話が噛み合います。「まさにそこですよね!」みたいな感じで盛り上がって、リアルなトレード友達を作れる場になったらうれしいです。各地で勝手に集まって勉強会するみたいな流れも生めれば理想的です。今年は本当に人と会う一年にしたいです。

─志が高いですね、素晴らしい! この活動をしてて良かったこと、辛かったことはありますか?

 良かったのは、今一緒に遊んだり活動してる人たちと出会えたことですね。今の自分があるのは、僕の発信に耳を傾けてくれた人たちのおかげだと思っています。本当に良いことしかありません。辛かったことは、FXのトレードでは山ほどありますが、発信に関しては一つもないです。

─そうなんですね。チンピラみたいな人に絡まれたりしないですか?

 僕は去年の夏にお酒をやめましたが、かつては夜に深酒してタイムラインに書かれていることに突っかかっていたので、よく人に絡まれたりしていました。お酒をやめてからはタイムラインを徘徊してキレ散らかすこともなくなりましたね。最近は犬のツイートばかりになっているので、誰も何も言わないです。

─むしろ自ら火種を作ってたってことですか?

 僕が噛みつきに行ってたって感じだったかな(笑)。今はとても平和です。

─今後、中長期で「これをやる!」という目標はあるんですか?

 夢みたいな話ですが、発信を聞いている人全員が勝つことです。そこに向かって走るのが、発信者の責務だと思っています。FXについて発信することで、他人の人生を大きく揺さぶっている自覚があります。とりわけ僕のもとに来るのは熱心な方が多いんです。そういう人に、「勝てませんでした」では絶対に終わってほしくありません。そういう気持ちが去年のむずない戦法誕生につながりました。本気で勉強してる人には一人残らず勝ってほしい。そのために僕ができることを一つずつクリアしたいです。

─格好良いですねぇ~! もちろん自分自身の向上心もあるんですよね。

 まだまだあります。自分はまだ全然大したことありません。プレイヤーとしても、今よりも強くなりたいです。より一層稼げるように進化していきたいですね。

─最後に読者に向けて熱いメッセージをお願いします!

 勝っても負けても別に構わないと思えるような、身を預けられる戦い方を一つでも手に入れてください。信頼できる武器がないと、値動きを追いかけ続けて延々と振り回されてしまいます。自分の得意技を一つ見つけることを第一目標にして突っ走れば、明るい未来が待ってます!

インタビュー日◎2023年1月19日

投資家スケーターさんのSTF理論を基にしたチャート分析アイデア

STF理論を基にしたチャート分析アイデア ドル円日足チャート
ドル円日足
STF理論を基にしたチャート分析アイデア ドル円1時間足チャート
ドル円1時間足
STF理論を基にしたチャート分析アイデア ユーロドル日足チャート
ユーロドル日足
STF理論を基にしたチャート分析アイデア ユーロドル1時間足チャート
ユーロドル1時間足

スケーター 裁量の心得まとめ

スケーター 裁量の心得まとめ

①月足・週足の優位性をベースに、日足・4時間足の波を狙う。短期足の動き出しがトレードのトリガー
②基本的にボリンジャーバンドだけで判断する
③どんな通貨ペアでもOK
④ボリンジャーバンドの±1σの外側に終値があればトレンド、内側にあればもみ合い
⑤±1σを最初に突き抜けたらトレンド開始
⑥一度±1σの内側に戻り、ミドルラインか逆側の±1σで反転、再度最初の±1σを突き抜けたら3波ステージで積極的に狙っていく
⑦3波ステージは、±1σを終値で内側に抜けるまではずっと続く
⑧トレンドの判断に裁量が入ることはあっても、売買のルールは一貫しているべき

ABOUT ME
投資家スケーター
中2からスケボーばかりしていたら極貧のドン底に。現状打破のためにFXを学ぶも失敗を繰り返して短期間で何度も退場。しかし研究を繰り返した結果、7か月目で自分のトレードスタイルをつかむ。資金4千円から這い上がった金沢在住1988年生まれのスケートボーダー。
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