『投資で失敗する人 成功する人─あなたの人生を貧しくする投資のウラ側』『常勝FX 99%の人が実践していない勝ちパターンのつくり方』など、多数の投資関係の著書がある鹿子木健さんに聞きました。
FXをゲーム化しがちな人が多い問題、そして着実に成長している自社サービスについて語っていただきました。
聞き手・本文◉鹿内武蔵
鹿子木健(かなこぎ けん)氏プロフィール
お金を扱う能力を高めるための普遍的な知恵を伝えることがライフワーク。2004年から個人投資家。2013年より外国為替の投資助言業に従事、2017年に株式会社メデュを創業。
投資助言・代理業 近畿財務局長(金商)第409号
【著書】常勝FX 99%の人が実践していない価値パターンのつくり方(ぱる出版)【著書】FXで成功するための「勝ちパターン」理論(パンローリング)【著書】FXで勝つための資金管理の技術(パンローリング)
FX自体が目的になっていませんか?
鹿内 これまでたくさんの成功したトレーダーを取材をしてきましたが、多くの方が「FXで成功した後のイメージを持つべきだ」とおっしゃっていました。
鹿子木 私もそう思います。一定の割合で、ゲームのようにといいますか、FXそのものの攻略が目的になっている方がいらっしゃいます。テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析が目的になっています。FXが好きなら、そういったアプローチも良いと思いますが、ほとんどの投資家はFXで利益を得ることが目的のはずです。
鹿内 確かにそうですね。僕もそうですし。
鹿子木 語学に置き換えると、とても分かりやすいんです。外国語を話せるようになりたいと思ったことは、誰もが一度はあるものじゃないですか。でもそのとき、漠然と話せるようになりたいくらいの目的だと、その後の勉強はなかなかうまくいきません。
鹿内 経験あります。なぜなのでしょうか。
鹿子木 目的が具体的じゃないからです。例えば英語を話せるといっても、ビジネスがしたいのか、友達を作りたいのか、観光を楽しみたいのかで身につけなければいけない内容は全く違います。
これをトレードに置き換えると、成功後のイメージや投資資金、費やせる年数に基づいて、トレード戦略、身につけるべきスキルが決まってきます。漠然と始めるより、はるかに有利だと思います。
投資助言に基づいた選択型の自動売買
鹿子木 とはいえ、ご自身のビジネスなどにお忙しい方は、FXの勉強やトレーニングに、まとまった時間を投じることは難しいはずです。
鹿内 自分なりのフォームを身につけるまで、数年程度はかかるものですよね。
鹿子木 そういった方のためのサービスが「ローレバレッジ・フォレックス」です。
鹿内 どういったサービスなのでしょうか?
鹿子木 投資助言を利用した選択型自動売買で、助言者である私がお客様に対して投資助言を行います。EAのような自動売買とは異なるもので、助言通りに売買の自動実行もできますし、ご自身の判断による取引を選択することもできます。
鹿内 ローレバレッジとは?
鹿子木 1~2倍の低レバレッジ運用が基本です。最大3倍程度までを目安としています。2023年4月から2024年5月末まででお客様が獲得したリターンは約32%でした。現在は約5億円のお客様資産ですが、今年夏までに10億円、2025年3月までに30億円の残高を見込んでいます。ご興味がある方は、お問い合わせください。
・当社との投資顧問契約を締結する場合には、サービス毎に予め定められた投資顧問報酬等の手数料をお支払いいただきます。手数料の詳細については、当社HPや投資顧問契約前に当社より交付する「契約締結前交付書面」をよくお読みください。
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FX雑誌「外国為替」vol.13
発売:2024年10月22日(火)
定価:980円(本体891円)