9月7日(日)の休日に石破総理が正式に辞任表明をしました。米国との関税措置をめぐる区切りがついたとして役目を終えた感じでしょうか…。次期総理次第ではまた波乱の展開が(一時的ではあると思いますが)起きる可能性が高いので注意したいところです。
総理退陣の結果を受けてドル円相場は週明け9月8日(月)から1円ほどの大きな上窓となり円安で始まりました。しかし、まったく円安ドル高の流れは続かずスグに失速となり、再び大きく下落をすると、翌日にはしっかり窓を閉め切り先週の安値を割り込んだ展開に。

その後は下落も上昇も続かず、高値切り下げも安値も切り上げのらりくらりとレンジを狭くし微妙な動きのままで終わった1週間でした。
米国インフレの重要指標であるCPIでもPPIでも、一時的にはしっかり反応したものの全てがこの狭いレンジ内に収まる始末です。

日経平均は史上最高値を更新。もはや45,000円台も射程圏内となり、非常に強い上昇トレンドを継続させています! このまま継続するのか!? FOMCや日銀金融政策決定会合、日本の次期総理が誰になるかで突破していくのでしょうか…。

米長期債はジワジワと下落基調でGOLDの強さもあり、米ドルは買われにくい地合いです。

1週間の通貨強弱を見ても最終的には円高ドル安な感じでも乱高下が目立ち、まだまだ方向性は微妙でハッキリしないといえます。

ポジションの比率でもユーロドルは売り側に大きく偏っています。ドル円はやや買い側に偏っている程度で何とも判断が難しい感じです。日米の政策金利がどうなるかで大きく景色が変わると期待したいところですが…。
9月3週目となる9月15日(月)からの注目の材料などは次のとおりです。これらのイベントに最大級の警戒をして臨みたいですね。
■9月15日(月)
日本休場
■9月17日(水)
27:00~FOMC/FRB米国政策金利&声明発表
■9月18日(木)
20:00~BOE英国中銀政策金利&声明発表
■9月19日(金)
時間未定~日銀金融政策決定会合BOJ声明発表
ぜひ参考にしてください!
※9月アノマリー記事も参考にしてください。