昨夜11月10日22:30に発表された米国消費者物価指数(CPI)。
【米国消費者物価指数(CPI)】
- 市場予想:8.0%
- 結果:7.7%(前月8.2%)
結果は前月よりも少し下回り、市場予想も下回った。
発表直後から非常に強いドル売りにて反応。
ドル円は「為替介入」をのぞけば、コロナショック時以来の大暴落となり、最終的には6円を超える「639pips」ほどの値幅となった。
この背景をみると市場はインフレ率の鈍化ピークアウトにより、FRBの利上げペースが落ちると判断。
コレにより株式市場は大きく上昇し、米長期債は暴落。ドル売りが激しく加速していった。
しっかりセオリーどおりの反応だった。
テクニカル的にもドル円は下145円のサポートを大きくブレイクして抜けて行き、ドルストレードは大きく上にブレイクしたかたちとなった。
ドル円を買ったまま保有し、ドルストレートを売っていたまま保有し、この毎回激しく大きく動いている「重要指標」に突っ込んだポジションは大量に損切りされた。
あらかじめわかっているような「重要指標」を避けるのは、資産を守り、年間収支に大きく影響するので参考にしてほしい。
大きな材料をきっかけにしっかりブレイクしたので、筆者も抜けた方へ順張りで様子見していきたいと思います。
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