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【大相場の月】「9月相場アノマリー」について徹底解説!

【大相場の月】「9月相場アノマリー」について徹底解説!

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夏枯れ相場も終わり、明日から9月相場になります。あながち馬鹿にできないアノマリーシリーズ、今回は9月相場について解説していきましょう!

今年もあっという間に残すところ4か月を切っています。ドル円は7月に7円以上(700pips以上)、8月にはさらにギアを上げ10円(1000pips)近く変動してきました。

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9月は「大相場の月」

9月は「大相場の月」とされています! その確率は過去23年間で65%ほどです。

米国祝日の「レイバーデー」9月2日(月)で世界中のサマーバケーションが終わり、投資家・トレーダー達が相場に帰ってくるので【夏枯れ相場】が完全に終わります。大相場になるのは相場が活性化し始めることがまずは要因でしょうか。

日本企業の中間決算でレパトリエーションが始まり、円を買い戻すので円高ドル安になる可能性が高まると言われています。

いよいよ円キャリーも巻き戻してレパトリエーションの動きはココ最近ではあまり見られなかったように思いますが、いよいよ出てくるかもですね!

「9月大相場」の始まりとなりトレンドが持続すれば、その流れは10月・11月まで続くこともあるとされていますので注目ですね!

9月米ドル/円、ユーロ/米ドルデータ

【過去12年間の9月ドル円データ】

平均変動率「397.991pipsほど」となっています。
毎月500pipsではおさまらない大きな反動をし続けているドル円は、平均データを軽く上回っています。9月も例外ではないと想定して、トレーダーは意識しておく必要でしょう。

【過去12年間の9月ユーロドルデータ】

平均変動率「415.975pipsほど」となっています。
ユーロドルのボラティリティ低下は8月から少しマシになりつつあり、1.10台を上にブレイクしてからは少しボラティリティが上がってきました。それでも平均データぐらいです。

9月政策金利の日程

日本は金利を上げる! それ以外の主要国は金利を下げる! そのような状況の中、いよいよアメリカが9月FOMCで政策金利を下げてきそうです。アノマリー通り大相場のきっかけになる可能性も非常に高いと思われます。各国の政策金利は押さえておきましょう!

【9月政策金利の日程】

  • 9月4日(水)23:00~BOCカナダ中銀政策金利
  • 9月12日(木)21:15~ECB欧州政策金利
  • 9月18日(水)27:00~FOMC/FRB米国政策金利
  • 9月18日(水)時間未定~SARB南アフリカ中銀政策金利
  • 9月19日(木)20:00~BOE英国中銀・TCMBトルコ中銀政策金利
  • 9月20日(金)時間未定~BOJ日銀政策金利
  • 9月24日(火)13:30~RBA豪州中銀政策金利
  • 9月26日(木)16:30~SNBスイス中銀政策金利
  • 9月26日(木)28:00~BOMメキシコ中銀政策金利

※アノマリー使用上のご注意

毎月できるだけ「アノマリーシリーズ」は解説していきたいと思っています。
あながちバカにできないとされるアノマリーは「儲ける」というよりも「危険意識」のほうを重点に置いてもらい、ご自身の大切な資産を守るために参考にしていただきたいです。

ABOUT ME
FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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