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【FX為替相場見通し】今年最後の米雇用統計、ドルはどっちへ動くのか!?

【FX為替相場見通し】今年最後の米雇用統計、ドルはどっちへ動くのか!?

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まずは先週の振り返りです。

前週は11月最後の週であり、12月の始まりの週でしたが、週明け11月27日(月)よりドル円はしっかり下を選んだ展開に。3円ほどの強い下落を見せ147円を大きく割れこむほど。

しかし、いったんの底打ちからは反発と乱高下が強まりながらも半値以上の戻しへ。

148円台まで戻してから急激に失速し再びドルは売り込まれていく。上値は重く、12月1日(金)NY時間からは下落を加速させ11月29日(水)につけた安値とほぼ同レートで大引けとなりました。

米ドル/円1時間足チャート

ドル円の注目はやはり昨年2022年と同じレートの152円。この目前で反発して現状は天井となっています。

昨年と同じことが起こり、ココから年末最後にかけて暴落していくのか!? それとも再び大きな上昇となるのか!?

いわゆる【円安ドル高】【円高ドル安】が明確に決まるのかというところでしょう。材料は沢山あるのでどちらにも大きく動けると見ています!

米ドル/円日足チャート
通貨強弱チャート
※橙色:米ドルUSD 水色:円JPY 赤色:ユーロEUR 緑色:ポンドGBP 青色:豪ドルAUD 桃色:NZドルNZD

今週の通貨強弱を分析するとNZドルのみ強く買われているのが分かります。

逆に米ドルとユーロが売り込まれており今後のユーロドルが微妙な状況か!? いずれにせよ乱高下はあるが【円高ドル安】でまだ弱めですがジワジワ続いています。

次週の目玉となる今年最後の【米国雇用統計】でどうなるかですね。

米ドル/円直近6か月間ボラティリティ
ユーロ/米ドル直近6か月間ボラティリティ
豪ドル/米ドル直近6か月間ボラティリティ
ポンド/米ドル直近6か月間ボラティリティ

直近6か月間のボラティリティを分析すると今年もいかにドル円が主役だったのかが分かります。とても初心者向けの通貨ぺアなんて一昔前の話ですね…。ポンド米ドルも「殺人通貨」なんて呼ばれていたとは思えないレベルです。

初心者さんに向いている通貨ペア? この年末に向けての相場も、ドルストレートでトレードされることをオススメします。

12月4日(月)からの注目すべき指標・材料は次のとおりです。

■12月5日(火)ゴト日
12:30~RBA豪州中銀政策金利&声明発表
24:00~米国JOLTS求人件数・ISM非製造業景気指数

■12月6日(水)
22:15~米国ADP雇用者数
22:30~米国貿易収支
24:00~BOCカナダ中銀政策金利&声明発表

■12月7日(木)
22:30~米国新規失業保険申請件数

■12月8日(金)
22:30~米国雇用統計・失業率・平均時給

などなどとなっています。
ぜひトレードの参考になさってください!

※前回記事、今年最後となるアノマリーシリーズ12月の記事もご覧ください!

ABOUT ME
FX「外国為替」編集部
FX「外国為替」編集部。たくさんの投資家の人生が、FXのおかげでほんの少し豊かになる—。そんな未来を目指して2022年8月に『外国為替』を創刊。雑誌は全国の書店およびAmazonで発売しています。
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