コンボイ 巻頭特集、おつかれさまでした!
鹿内編集長(以下、鹿内) いやー、今回も難産だったね。とはいえ、三者三様の億トレーダーのストーリーは、聞いていて楽しかったし、大いに刺激を受けた。
コンボイ ですよね。実際にFXのトレードを通じて、1億円を超える資産を築いている人がいるわけですから、自分もそうなりたいと願うのは当然のことです。鹿内さんが特に刺激を受けたのはどなたですか?
鹿内 俺は鈴さんかな。めっちゃ稼いでいるFXのトレーダーといえば、裁量トレーダーのイメージじゃない?
コンボイ そうですね。確かに。
鹿内 トラリピみたいな自動売買でも、大きく稼ぐことは可能なんだなと。鈴さんは、過去に何度かお仕事をさせてもらっているんだけど、「相場は基本的に読めない」というスタンスなんだよね。その上で、自分の運用の設定や成績を包み隠さず公開しているから、再現性が圧倒的に高い。
コンボイ 資金さえあれば、同じことができて、同じ結果になりますよね。
鹿内 そうそう。コンボイさんが影響されたのは?
コンボイ やはりジュンさんです。スキャルはかっこいいですよ。いつか短期トレードで成功したいと思っています。
鹿内 大阪のセミナーで口座画面を公開していたけど、文字通りのケタ違いだった。
コンボイ それと、たくしあげさんの、「若いもんに負けてらんねえ」みたいなエピソードもかっこいいと思いました。
鹿内 いいよね。たくしあげさんが特にそうなんだけど、3人ともそこまで特殊なことをやっているわけじゃないんだよね。やり方は違うけど、それぞれのスタイルの王道を極めた結果、資産がそれについてきた、みたいな。
コンボイ そう思います。一子相伝の必殺技とか、秘密の情報を握っていなくても、トレードでは成功できるってことですよね。
鹿内 まさにその通りかと。あとは時間かな。優位性がある方法を身に付けたとしても、いきなり資産が爆増するわけじゃなくて、証拠金が増えるからロットも増え、ロットが増えたから勝ち額も増えるという、複利のサイクルを何回も回してようやくたどり着く境地が億。
コンボイ 一撃で成り上がろうとするのは、やはりよろしくない。
鹿内 我々は編集者であり、ライターであり、なおかつトレーダーでもあるので、そっちの世界でもがんばっていこうじゃありませんか。
コンボイ そうですね。お三方も最初はうまくいっていなかったわけだし、諦めずに喰らいつく精神で!
FX雑誌「外国為替」vol.13
発売:2024年10月22日(火)
定価:980円(本体891円)