深夜4:30頃、パウエルFRB議長の会見が終わり、速報記事を書いています。
■2024年9月18日(水)27:00
【米国FRB/FOMC政策金利&声明発表】
CMEのFedWatchでは直前63%が50bpの2回分を利下げすると予想していました。
米国インフレ退治をすべく凄まじいスピードで利上げを実施してきたFRBも、2023年7月の政策金利5.50%に到達してからは8会合連続の据え置きとしてきました。主要国がどんどん利下げを実施する中でです。
慎重すぎたのか、今回は2回分の50bp利下げを実施してきました。
とはいえ予想通りの利下げなので織り込み済みで動かないかと思われましたが、思ったよりは円高ドル安で市場は強く反応。
ドル円レートは141.980付近から140.440付近まで暴落しましたが、パウエルFRB議長の会見が終わる頃には全て戻すどころか高値を更新する「いってこい」の動きとなってしまいました!
セオリーから考えると利下げにより、ドルの価値が低下する可能性が高まり、主要通貨ペアにおける動きに注意が必要です。
その通りにスグに動く場合もあれば、初動は真逆に動くのも相場です。決めつけは危険ですがファンダメンタルズ分析どおりに最終的には動く可能性は高いでしょう。
相変わらずドル円やクロス円のボラティリティは高いので乱高下も強く難しい動きが想定されます。
米国の利下げは実施されました!次はFOMC明け19日(木)20:00~「BOE英国中銀政策金利&声明発表」、20日(木)「BOJ日銀金融政策決定会合」に注目です!
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